iPhoneのTouch ID(指紋認証)の設定とロック解除

iPhoneの指紋認証、Touch IDの設定方法と、使い方。そして簡単にロック解除する方法を紹介します。

iPhoneのTouch ID(指紋認証)の設定とロック解除

 

Last update 2016-12-30 1:14

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iPhone5からiPhone6に買い替えた時に、一番衝撃的だったのが、「指紋認証」(Touch ID)でした。
今までアンドロイドやパソコンの指紋認証を使ったことはありましたが、iPhoneの指紋認証はもっと使いやすく便利になっています。

Touch IDとは

iPhoneの指紋認証は、「Touch ID」と呼ばれ、「ロック解除」やアプリのダウンロードの認証時、対応したアプリで使用することが出来るのですが、Touch IDを搭載したiPhoneを購入した人がみんな揃って便利だ、便利だと言ってたのが、この指紋認証です。

Touch ID

指紋認証は、iPhoneの最初の設定時に設定することになっているのですが、意外に多くの人がオフにしていたり、使い方がわからなかったりしているようなので、設定方法と使い方を紹介します。

使い方

iPhoneのロック解除

普通のロック解除方法iPhoneのロック解除は、ホームボタンかスリープボタン(電源ボタン)を押して、スリープ解除時に画面を左から右へなぞる(スワイプ)しなければロック解除できませんでした。

ところがTouch IDをオンにしておくと、ホームボタンを押したあと、そのままホームボタンから手を離さないでいると、指紋が認証され、自動的にパスコードとロック解除が行われます。

パスコードを設定してある場合今まではパスコードを設定しておくと、ロック解除+パスコードの入力、という手間がありました。

ホームボタンをタッチしたままTouch IDによるロック解除をオンにしておくと、ホームボタンを押し・・・

自動でロックが解除そのまま指をボタンの上に乗せておくと、一瞬で認証が行われ、登録した指であればパスコードとロック解除が同時に行われます。
これはすごい便利。
ただ癖で、つい、画面をスワイプしてロック解除してしまおうとしまうんですけどね・・・。

設定

設定をタップまずは「設定」を立ち上げます。

Touch IDとパスコートをタップ「Touch IDとパスコード」をタップします。

iPhoneのロックを解除をオンにする「iPhoneのロックを解除」をオン(緑色)にします。

パスコードを設定する万が一、指紋認証に失敗した時にパスコードを使ってログイン出来るように、パスコードを設定する画面になるので、4桁の数字で設定します。
なお、複雑なパスコードにすることもできます。

もう一度入力もう一度設定したパスコードを聞いてくるので、同じパスコードを入力します。

Touch ID設定画面このような画面が表示されるので、ホームボタンを押す指をホームボタン上に載せます(押さないでください)。
なお、指は複数(5本)登録することができます。なので、基本的には左右の親指、そして聞き手の人差し指を登録しておくといいでしょう。

指紋をホームボタンにつける指紋の解析が始まります。このまま指を乗せておきます。

指を離す「指を離す」という表示になったら、いったん指を離します。
「指でタッチ」という表示になったら、再び指を乗せます。

指紋が認識されるまで繰り返す何度か繰り返して指紋の模様が赤いラインでうめつくされるまで続けます。

指紋の境界部このような画面になったら、今度はもっと広範囲の指紋を登録します。
「続ける」をタップ。

より広範囲をタッチ同じように指を乗せて指紋認証を続けます。

Touch IDの完了このような表示になれば、指紋の登録が完了です。
「続ける」をタップします。

指紋を追加「指紋を追加」をタップすると、複数の指の指紋を登録することができます。
指紋は最大5本の指まで登録可能です。

足の指でもできるちなみに足の指紋でも登録可能でした。が、鼻の頭では登録できませんでした。

データを消去パスコードを解除しなくても表示させることが出来る機能を選択することも可能です。
ここで表示してある機能をオンにしておくと、パスコードを解除しなくても使用できます。
ただし、「Siri」で「音楽を再生」と頼むと、パスコードを解除しないと再生できません。みたいなことを言われてしまいます。

指紋認証に失敗した時登録されていない指で認証しようとしたり、登録した指でも指の乗せ方が悪かったり、指が濡れていたりするとこのように失敗することもあります。が、たいていは0.3秒ほどで認識してくれます。

Touch IDの使い方

iTunes ストアへのサインイン

iTunes StoreのサインインTouch IDは、ロック解除+パスコード解除を指紋認証で行える、というだけではなくて、いろいろなことにも使えます。
例えばアプリや曲のダウンロードや購入には、Apple IDのパスワードの入力の必要がありました。

Touch IDを設定している時それがこのような表示が現れ、指をホームボタンに載せれば、パスワードの入力なしにダウンロードすることができます。

ただし、再起動をしたあとの始めてのサインインは、Apple IDのパスワードの入力が必要です。また、一度でもパスワードの入力を選択した場合も、次のサインインはパスワードの入力が必要。

1Password

2014年9月に登場したiOS8から、「Touch ID」は、アプリ上から使えるようになりました。今はまだ対応したアプリが揃っていませんが、真っ先に「1Password」が対応しました。

1Passwordパスワード管理アプリの1Password。
起動するとパスワードを求められるのですが、

Touch IDを使用するこのような表示中、ホームボタンに指を乗せるとパスワードが解除されます。
ただし、iTunesストアと同じように、再起動後のログインはマスターパスワードが必要です。

友達を探す

友達を探す友達をさがすは、パスコードを登録していないと、いちいちApple IDのパスワードを入力する必要がありました。が、指紋認証を登録しておけば、パスワードの入力が必要ありません。

まとめ

iPhoneの指紋認証(Touch ID)は、ほんとに便利です。
「アンドロイドでもパスワード認証が付いている機種はあるよ」という人もいるかもしれませんが、アンドロイド版はメーカーが独自につけている機能で、互換性もアプリでの使用も非常に限られています。
それに対してiPhone版の指紋認証は、今後発売されるであろうiPhoneにはすべて搭載済みなので、互換性もアプリでの使用もばっちり。

iPhone5までしか使ったことがない人は、ぜひとも体験してもらいたいと思います。
多分、今後はメールやLINEなどもTouch IDに対応して、勝手に覗き見されないような仕様になるんじゃないかと思います。

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最終更新日 2016-12-30 1:14

 

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