Kobo touchは、ePub形式に対応しているので、自炊して作成したePub形式を表示させることができます。eTypingで作成することができます。
最終更新日:2012-07-23 18:09
楽天Kobo touchが対応しているファイル形式は、
になります。
自炊して作成したファイルは、PDFかEPUBにして保存しKoboにコピーすると電子書籍として表示することができます。
では、PDFとEPUBでどのように違いがあるかというと・・・
なのでどうしても紙よりは文字は見にくくなります。
Koboのような電子書籍リーダーは、自炊した書籍を表示させるには文字として取り込んだほうが読みやすいです。
が、紙のページから文字を拾うのは手で1文字1文字入力するか、OCRというソフトを使って画像から文字を認識させるか、しかありません。
今回はOCRソフトの中でもEPUBに対応していて結構使いやすいe.Typist NEO v.14.0
というソフトを使ったEPUBの作り方を紹介します。(バージョン14からEPUBに対応してました)
では、まずeTypistの使い方について紹介します。詳しい紹介は別のページで紹介したいと思います。
スキャナから直接データを送ることもできます。
上の「レイアウト」ボタンをクリックします。
緑色のラインは文字と認識された領域です。
イラストや表なども図や表として認識させることが可能です。
認識率はページの構成によって違ってきます。
ふり仮名(ルビ)にも対応していますが、ふり仮名のすき間によってはふり仮名と認識されず、おかしな文字として認識してしまうことがあります。
また、「!」「?」「ー」「-」などがご認識しやすい文字です。
それ以外の普通のひらがなや漢字は、余程のことがない限り認識率はほぼ100%。
とはいえ、結構手直しする必要があるので手間がかからないわけではありませんが、EPUBで保存するとKoboで非常に読みやすくなるし、iPhoneやiPadのようなEPUB対応のアプリでも読みやすくなるので、是非チャレンジしてみてください。
あとはKoboとPCをUSBでつなげてファイルをコピーすれば完了。
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