新型コロナアプリのインストールと使い方

新型コロナに感染した人と1m以内、15分以上接触した場合に、アプリで通知して教えてくれる厚生労働省公式のアプリのインストールと使い方を紹介します。

最終更新日:2020-06-28 14:05

iPhoneやアンドロイドにインストールすると、新型コロナウィルスに陽性と判定された人との接触があった場合に通知してくれる、厚生労働省公式のアプリ「COCOA」のインストールと使い方を紹介します。
スマホの緊急地震速報のように、地震を防いだり対策が出来るわけではありませんが、インストールしておくと感染者と接触があったかどうかがわかるのでインストールしておくと対処が早くなるかもしれません。
ちなみに「COCOA」は、「COVID-19 Contact Confirming Application」の略。

インストール

インストールはとても簡単。
iPhoneなら App Storeで「コロナ」と検索するか、iPhone用アプリから行えます。

アンドロイドの場合も同じように「コロナ」で検索するか、Google Playのページからもインストールできます。

設定

使い方はとても簡単。インストールするだけ。

インストールが完了し、アプリを立ち上げると大きな文字でこのアプリで出来ることが紹介されます。
下にスクロールしてください。

一番下に「次へ」というボタンがあるのでタップ。

プライバシーについての説明が表示されます。
あとで紹介しますが、基本的にはGPSや連絡先、写真データなどにはアクセスしないので、それほど心配しなくても大丈夫だと思います。下にスクロールします。

一番下の「利用規約へ」をタップ。

「利用規約」が表示されるので、「規約に同意して次へ」をタップ。

「プライバシーポリシー」が表示されるので、目を通したら一番下の「同意する」をタップ。

接触検知はBluetoothを利用します。Bluetoothがオフになっていると使えません。「有効にする」をタップ。
なお、一部、Bluetoothをオンにするとバッテリーの減りが早くなるからオンにしたくないという人がいますが、私が過去行ってきたバッテリー残量の推移の検証では、Bluetoothをオンにする

接触検知は最新のiOSもしくはAndroidの機能を利用したアプリになります。iPhoneの場合もiOS13.5から搭載された「COVID-19接触ログ」という機能で実現します。
「有効にする」をタップ。

このアプリのメインの機能は、感染者の疑いのある人と接触したことを通知することです。なので通知を有効にしておきます。

XperiaなどAndroidの場合はこのような画面になります。

通知の許可が表示されるので「許可」をタップ。

これでアプリの設定は完了です。
なお、アプリを入れたからといって特別なことをするわけではありません。アプリをインストールし、通知などを許可しておけば指定した距離(1m)で指定した時間(15分以上)接したことがある人が、このアプリを使って陽性情報を登録した場合、過去にそうした人と接触があったことを通知してくれます。

使い方

新型コロナウィルスアプリの基本画面はこんな感じ。

陽性反応が出た場合

もし、仮に自分がPCR検査などで陽性が出た場合、このアプリで登録すると過去、自分と指定した距離・時間接触があった人に通知が行きます。登録方法は以下。

基本画面にある「陽性情報の登録」をタップ。

「陽性登録への同意」が表示されるので、目を通したら一番下の「同意して陽性登録をする」をタップ。

「HER-SYS」とは「新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム」。陽性反応が出た人を8桁の処理番号で管理するシステムです。
この「HER-SYS」の導入により、電話やFAXだけでなくスマホ等から報告できるようになりました。

陽性反応が出るとこの処理番号が発行されるので、入力します。
処理番号は、PCR陽性が出た時に、保健所等においてシステムに登録した携帯電話のSMSかメールアドレスに送付されるそうです。(保健所において、アプリの利用の有無を本人等に確認し、HER-SYSに登録)

②「登録する」をタップ。

「完了しました」と表示されます。
なお、初期のバージョンではアプリに不具合があって、処理番号が適切でない場合もこのように「完了しました」と表示されてしまうらしい。

接触があったか確認する

陽性者と接触があったか確認するには、「陽性者との接触があったか確認する(14日間)」の部分をタップ。

確認が無ければこのような画面に。

もし、陽性者と接触があった場合はこのような画面になるらしいです。

うまく動作させるには

iPhoneはiOS13.5以降

iPhoneの場合、iOS13.5以降でないと対応していません。
iOS13に対応していないiPhone6以前のiPhoneでは使えません。

Bluetoothの設定の確認

今回のアプリはBluetoothを利用します。なのでBlutoothがオンになっていないと使えません。オン・オフの確認は、 設定を開き、「Bluetooth」を開きます。

オン(緑色)になっていることを確認します。

COVID-19接触のログ記録

iPhoneに搭載されている機能の「COVID-19接触のログ記録」がオンになっていないと使えません。確認するには、 設定の「プライバシー」を開きます。

「ヘルスケア」をタップ。

「COVID-19接触のログ記録」をタップ。

「接触のログ記録」がオンになっているか確認してください。

プライバシーについて

このアプリを利用して登録すると、不具合や情報流出により陽性反応が他人にばれてしまうのでは?と思うかもしれませんが、もともと個人情報へのアクセスは許可されていないので心配する必要はありません。

例えば「+メッセージ」のアクセス許可を開くと「位置情報」「連絡先」「写真」へのアクセスが許可されていますが・・・

「接触確認アプリ」は「Siriと検索」「通知」「バックグラウンド更新」しか許可されていません。なのでこのアプリが原因で個人情報が流出する可能性は低いです。

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