ドコモ 24時間通話料無料！？

ドコモがいよいよドコモ同士の通話であれば、24時間通話料無料のサービスを700円で開始しました。ただし、オプションという形なので、別途基本料はかかります。

最終更新日:2011-10-21 06:45

ドコモからいよいよドコモ同士の通話が無料になるオプションが発表されました。
しかもauやソフトバンクのように1時から21時まで。というような制限はなく、24時間無料。
さらに！オプションとして用意され、料金は700円という安さ。
auの3件のみの指定通話380円に比べると、倍ぐらいの料金ですが、ドコモの方は相手がドコモであれば24時間無料と、かなり強力な内容になっています。

Xiトーク24

LTEとは

と、実は手放しでは喜べません（いや、手放しで喜べる人もいるかも）。
というのは、このドコモ同士24時間無料のオプション「Xiトーク24」は、現在ドコモの機種で使われている3G回線のFOMAではなく、LTE（Long Term Evolutionの略）の「Xi(クロッシィ)」での契約の場合だからです。
LTEとは、3Gの次の世代(4G）が登場するまでのつなぎ的な意味合いで登場した次世代通信網で、3.9Gなんて呼ばれているモバイル通信システムの一種。
ドコモの「Xi」やソフトバンクの「ULTRA SPEED」がそうですね。
auはUMBを採用しているみたいなんですけれど、LTEとそれほど変わりが無いみたいで、最終的にはLTEになるみたいです。

このXiのメリットは、なんといっても下り最大37.5Mbps、上り最大12.5Mbpsという通信速度。
ソフトバンクのiPhone4Sが最大14.4Mbpsなので、2倍以上のはやさが出る可能性があるってことですね。(auのiPhone4Sは、最大3.1Mbps）
ただ、理論値なので、そこまで速度が出るわけではありませんが、auの次世代通信網、WiMaxが下り最大40Mbpsで3～10Mbpsほどの実測が出ているみたいなので、期待できるかもしれませんね～。

さらに、FOMAが登場した時は、2Gと3Gでは電波に互換性が無く、「3Gはつながらない！！！」なんて言われていましたが（当時はソフトバンクの前の前のキャリア、J-Phoneが一番繋がりやすい。って言われてたっけ）、今回登場したXiは、3G回線も使用できるハイブリッド。
Xiの圏外では3G回線が使えるので、思い切って買い替えるとしたらXi対応携帯の方がいいかもしれません。

プランは？

ドコモ同士が24時間通話料金が無料の「Xiトーク24」。
これは、料金プラン「タイプXi にねんTM」（月額780円/月）という基本料金プランに加入し、「Xiカケ・ホーダイTM」（月額700円/月）に加入する事によって実現するようです。
合計で1,480円。
auとソフトバンクの、980円に比べると500円高いんですけれど、ドコモの話し放題は24時間！

ただ、先ほど書いたようにXiに対応した端末が必要になります。
2012年冬モデルで対応の端末が発売されるようですが、いずれもハイスペックなスマートフォン。
そのため、端末料金とパケホの料金はかかってしまうので、実際には1カ月当たりの料金が1,480円だけで済むわけではありませんが・・・。

パケット定額のプランはいくつか用意されているんですけれど、キャンペーン期間中はソフトバンクのiPhoneのパケット定額フラットなみの4,410円から！！
気になるパケットプランは以下。

2段階制のパケット定額プランも用意されていて、パケットを使わなかった場合の最低料金は、2,100円。
基本料+かけ放題の1,480円を加えると、3,580円で24時間ドコモ同士が通話料無料が実現できちゃうみたいですね～。
もちろん、実際には端末分割代とインターネット使用料（315円）なんかがかかってくるんでしょうけれど。

今回はスマートフォンのみでしたが、2012年当たりから通話に特化した端末も出てくるみたいなんで、メールと通話しかしない！なんていう人用に安価なん端末が出てくるかもしれませんね。

auとソフトバンクからのiPhone4Sの販売で影が薄くなっていたドコモですが、とんでもないサプライズを用意していましたね～。
でも、あんまり騒がれないのはやっぱりホワイトプランの衝撃からだいぶ時間が経ってしまったからでしょうか？
あとは、みんなXiが何か理解していないのかも。。。

Sponsored Link

関連ページ

2011-10-21 06:45