iPhone4のディスプレーは、Retina displayと呼ばれる従来比4倍の超高密度液晶画面です。どれくらいきれいなのか、普通の携帯と比べてみました。
最終更新日:2010-12-17 17:40
iPhone4を手にしてまず感じたのは、その高画質さです。
今まで持っていた普通の携帯、911SHとどれくらい画質が違うのか比べてみました。
Retina displayとは、人間が識別できる限界300ppiを超えた326ppiの超高密度液晶のことで、1インチ当たりのドットが326個にも達するiPhone4の最大の特徴の一つです。
このおかげで、スマートフォンの中でもトップクラスの960×640の高解像度を実現しています。
17インチの液晶画面が、1,280×1,024なので、いかに高密度かがわかります。
5年前ぐらいに、コンパクトデジタルカメラを買ったんですけれど、ピント合わせは液晶画面を見ながら合わせなければならず、当時の低密度の液晶では、ピントが合っているのか合っていないのかがわかりませんでした。
ところが、iPhone4のディスプレーは、カメラで撮影する時もきちんとピントが合っているかよくわかる。
あまり進化がないように感じた液晶も、年々高画質化しているようです。
でも、人間の網膜が識別できるのは、300ppiレベルなので、iPhone4より高画質のディスプレーが搭載した製品が出ても、もう区別がつかないでしょうね。
ドットの1つ1つが荒いです。
拡大しなくても、パッと見てドットが荒いのがわかるレベルでした。
購入した当時は、これでもびっくりするぐらい高画質だと思ったんですけれどねえ。
先ほどの911SHと同じぐらいの距離で撮影しました。
ここまで近づいてようやくドットがわかるレベルですね。
更に拡大してみました。
ドットがわかりますが、先ほどの911SHに比べて圧倒的にドット自体が小さいですね。
家に届いた時に撮影した写真です。
iPhone4は、カメラも高画質です。
画像は、ツイッターを表示させたところ。
iPhone4の液晶画面は、現在発売されているモバイル機器の中でもトップクラスの高画質です。
そのため、3.5インチと小さな画面であっても、PCサイトを表示させても十分拡大しなくても文字を認識できるレベルです。
ただ、弱点がないわけではありません。
まず、iPhoneではYouTubeをはじめ、動画を再生させることができますが、いくら液晶が高画質になっても、3.5インチの画面では映像の迫力はほとんどありません。
また、電子ブックが注目されていますが、いくら文字がくっきりで小さな文字でも読むことができても、長時間読むのは疲れてしまいます。
字を拡大させると、今度はページをめくる作業が増えてしまいます。
というわけで、ちょっとした文字を読む程度であれば現存する端末では最高の威力を発揮してくれるのがiPhoneですが、動画や電子ブックリーダーとしてはiPadのようなある程度大きな液晶端末の方が優れていると思います。
2世代のiPadは、液晶に「Retina display」が搭載されると言われています。
iPhone 4は、3.5インチで960×640の解像度。
iPadは、9.7インチ。
面積比で約4倍以上。
ということは、4000×2500の超高解像度!?
これだけ解像度が高いのであれば、7インチぐらいでもいい気がするなあ。
でも、Appleのスティーブジョブズは、7インチはないと宣言しているし。。。
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