マイナポイントの申込とエラー対策

iPhoneでマイナポイントの申込の仕方と何度もエラーになってしまう場合の対処法、電子マネーの登録などを紹介します。

最終更新日:2020-08-25 04:21

マイナポイントとは何なのかよくわからないまま予約・申込を行ったのですが、マイナンバーカードの読み込みでエラーが頻発、原因と対策や電子マネーなどの結びつける方法などを紹介します。

目次

マイナポイントとは?

テレビやラジオ、雑誌などで盛んに「マイナポイントで最大5,000円もらえる」的な話題でにぎわっているのですが、何のことかよくわからず今までスルーしていたのですが、実際に申し込んでみて何となくマイナポイントが何なのかわかってきたので、今回はマイナポイントとは?予約と申込方法は?などを解説してみたいと思います。

まず、マイナポイントとはマイナンバーカードを普及させるためのポイントって感じです。私はとっくの昔にマイナンバーカードを発行していたので当たり前のように使っていたのですが、世間的には全然普及していないっぽい。(2020年7月の時点で16%ほど)
そこでマイナンバーカードを取得してもらい、電子マネーやクレジットカードなどと結びつけると期間限定で、結び付けた電子マネー・クレジットカードを使った分の25%をポイントでバックしますよ。という感じ。

ポイント還元とは?

あとで紹介しますが、私の場合は電子マネーのSuicaと結びつけました。Suicaの場合は、有効期間(2020年9月~2021年3月末)に結び付けたSuicaをチャージもしくは決済すると、チャージ(もしくは使用した)金額の25%(最大5,000円)がSuicaにポイントとして還元されます。
Suicaの場合は、JRE POINTというポイントがあるのですが、このJRE POINTという形で最大5,000ポイントが還元されると。JRE POINTは、ポイントをSuicaにチャージできるので、最大5,000円がキャッシュバックされるようなイメージですね。

マイナポイントの予約

マイナポイントをややこしくしているのが、「マイナポイントの予約」と「マイナポイントの申込」です。この「予約」と「申し込み」が何なのかよくわからないという人が多いかと思います。
「予約」はマイナポイントを使えるように申請すること。
「申し込み」はマイナポイントを電子マネーやクレジットカードのポイントに交換できるように結び付けることです。
以下、実際の手順になります。

アプリのダウンロードとインストール

予約と申込にはアプリが必要です。アプリがなくても可能ですが、アプリ上から予約・申し込みが可能です。ただし、NFCに対応したスマートフォンが必要です。
iPhone7以降の機種かおサイフケータイに対応したアンドロイドで使用可能です。
Android版はこちら。
iPhone版はこちら。
対応機種はこちら。

アプリを立ち上げると、このような画面になります。「はじめての方はこちら」にある「マイナポイントの予約(マイキーIDの発行)」をタップします。

アプリを立ち上げた時点でもう、マイナンバーカードを読み込む手続き。
「次へ進む」をタップ。

スマホとカードの位置に注意!

イラストでこんな感じにマイナンバーカードの上にiPhoneを乗せてください、と表示されます。ちなみにアンドロイドの場合は、カードの位置がもう少し下になります。

アンドロイドのNFCセンサーの位置はもう少し下にあるので、カードとスマホの位置はこんな感じ。

うまくカードを読み込めない場合は位置に注意。
iPhoneはカードがiPhoneの上端から少しはみ出る感じ。
アンドロイドの場合はカードの位置はもっと下。

iPhoneの場合はこんな感じ。

マイナンバーカード取得時に設定した4桁の数字の暗証番号を入力し、「OK」をタップします。
なお、この4桁のパスワードを忘れて何度も入力し直すと、ロックがかかってしまいややこしいことになります。
そのため、パスワードを忘れてしまった場合は、市役所に行き、パスワードを初期化(再設定)する必要があります。
*ロックがかかってしまった場合も、市役所に行き初期化してもらいます。

スキャンの準備が出来ました。と表示されるのでこのままじっと待ちます。
*画面が切り替わるまで動かさないこと!

マイナンバーカードが読み取れないエラー

このように「エラー[MKCZ405E]マイナンバーカードが読み取れません。マイナンバーカードが正しくセットされているか確認してください」というようなエラーが表示されてしまう場合、スマホの位置と、読み取りが完了するまでにスマホを動かしてしまうのが原因です。
私も何度やってもこのようなエラーが表示されてしまうので、よくよく調べたら画面に完了の表示が出る前に動かしてしまうのが原因でした。
おサイフケータイの感覚で、すぐに終わるのかと思ったのですが、読み取りには3~5秒ほどかかるのでそれまでスマホを動かしてはいけません。

また、位置も注意してください。iPhoneのNFCセンサーはカメラのレンズの横あたりにあるので、そこがマイナンバーカードの中央あたりに来る必要があります。
iPhoneのApple Payが反応しない?FeliCaのアンテナの位置

カードの上にスマホを置いてこの画面が出るまで動かさないでください。この画面が出た後・・・

「パスワードの確認に成功しました」と表示されるので、「発行」をタップすると予約の完了(マイナポイントの申請)です。

もう一度確認してくるので、「OK」をタップします。

マイナポイントの申込

さて、ここまではマイナポイントをもらうための申請が完了しただけです。次はポイントをもらう方法を申請します。
マイナポイントはWAONやnanaco、Suicaなどのポイントとしてもらったり、QRコードやクレジットカードのポイントとして受け取ることが出来ます。受け取ったポイントはチャージして使うことが出来ます。
ただし、ポイントを受け取るには次に紹介する「マイナポイントの申込」と、紐づけした電子マネー(やQRコード、およびクレジットカード)を使う(もしくはチャージ)する必要があります。
ここでは「マイナポイントの申込」を紹介します。先ほどのアプリの続きから申し込めます。

マイナポイントの予約が完了すると、このような画面になるので「申込へ」をタップします。

紐づけしたい電子マネーを検索します。今回はSuicaを例に進めます。
私の場合は、iPhoneのApple Payに登録したSuicaになります。

「キーワード」に「Suica」と入力して検索。

「Suica x JRE POINT」がヒットしました。
JRE POINTは、ViewカードでSuicaにチャージすると貯まるポイントで、貯まったポイントはSuicaにチャージ可能です。
「付与タイミング」では「1か月分のチャージ額に応じて、翌月上句以降にまとめて付与」と記載されています。

「選択」をタップ。

確認画面が表示されるので、「次へ進む」をタップ。

「マイナポイント利用規約」及び「決済事業者利用規約」に同意しますにチェックを入れ、「申込へ進む」をタップ。

なんだかややこしい画面が表示されました。(笑)
これは以下のように入力すればOK。

まず、JRE POINTへログインします。

すると「JRE POINT交換番号(マイナポイント決済サービスID)」の横に数字が記載されています。この数字をコピーします。

マイナポイントのアプリに戻り、「決済サービスID」の部分に表示されていた数字(コピーしたもの)をペーストします。

「セキュリティコード1」は自分の名前をカタカナで入力。

「セキュリティコード2」は、生年月日を入力します。

「セキュリティコード3」と「セキュリティコード4」そして、「電話番号(下4桁)」は入力しなくても構いません。

「確認」をタップします。

入力した内容が表示されるので、下にスクロールし・・・

「申込」をタップ。

確認画面が表示されるので、「OK」をタップ。

ここでもう一度マイナンバーカードが必要になってきます。「読み取り開始」をタップ。

4桁の数字の暗号を入力。

スキャンの準備が出来たら・・・

スマホをマイナンバーカードにかざしじっとしています。

この画面が表示されればOK。

これで(一応)電子マネーのポイントとマイナポイントの紐づけが完了。

その後、「マイナポータル利用登録の申込」と「マイナンバーカード健康保険証利用の申込」も申請するか聞いてくるので、両方にチェックを入れて「一括利用申込」をタップ。

OKをタップします。

これで紐づけの申込が完了しました。

申込直後は「申込状況照会」はこのような感じでした。

あとは2020年9月になったら、Suicaにチャージすれば翌月にJRE POINTにポイントが還元されるはずです。

Sponsored Link

関連ページ