iPhoneでモバイルPASMOを使うには

iPhoneのApple PayでもようやくPASMOを使えるようになりました。今回はApple Payにパスモを登録する方法やWalletアプリから追加する方法を紹介します。

最終更新日:2020-10-11 07:09

iPhoneでもようやくモバイルPASMOが使えるようになりました。関東近郊の私鉄やバスで通勤、通学している人にとっては待ち遠しかったと思います。今回はiPhoneでPASMOをApple Payに登録して使う方法を紹介します。
もちろん定期券を購入して格安にバスや電車に乗ることも可能です。

目次

PASMOアプリをインストール

iPhoneのApple PayにPASMOを登録するには2通りの方法があります。その1つが「PASMO」アプリから新規発行する方法。

インストールして立ち上げると、「通知」を許可してくださいと出るので「許可」をタップ。

こちらがPASMOアプリの基本画面。Suicaアプリとそっくりですね。アンドロイド版PASMOと違い、複数のPASMOを登録できます。

新規にPASMOを発行する

新規にPASMOを発行するにはPASMOアプリの右上のプラスのアイコンをタップします。

混みあって新規発行が出来ない!?

ところが現在(2020年10月7日)、このプラスのアイコンをタップしても
「ただ今、大変込みあっております。お手数ですが、時間をおいてから再度実行してください」
と表示され、PASMOアプリ上からは新規発行ができません。

Walletアプリから新規発行

そこでWallet(ウォレット)アプリから発行してみます。

アプリを立ち上げたら右上のプラスのアイコンをタップします。

Apple Payについての説明が表示されるので、「続ける」をタップします。

「交通機関」のほうの「PASMO」をタップします。

いくらのPASMOを発行するか金額を選択します。
なお、1,000円未満は指定できないようです。

金額が決まったら右上の「追加」をタップします。

「PASMO取扱規則」が表示されるので、右下の「同意する」をタップします。

支払やチャージはApple Payから

支払いはApple Pay経由っぽい。Apple Payに登録してあるクレジットカードを選択して支払います。

複数のクレジットカードを登録している場合は、他のカードも選択できます。ただ、Suicaで支払うことはできない様子。

カード発行元に問い合わせ中と出るのでしばらくこのまま待ちます。

PASMOがApple Payに登録されました。

アクティベート(認証)が開始されるので、待ちます。

アクティベートが完了するとこのように通知でお知らせしてきます。これでiPhoneでPASMOが使えるようになりました。

なお、Walletアプリから発行すると「無記名PASMO」という名前になってしまいました。
*名前は変更できます

PASMOの会員登録する

iPhoneでPASMOを使えるようにしたら、まずは必ず会員登録をしてください。会員登録すると定期券や、万が一iPhoneを無くしたり、機種変した時の対応やチャージした金額の払い戻しなどが受けられるようになります。

「PASMO」アプリを立ち上げます。

「定期券・管理」をタップします。

会員登録を済ませていないと、このように「ようこそ」画面が表示されるので、「会員登録」をタップします。

「諸条件に同意します」と表示されるので、「同意する」をタップ。

「携帯メールアドレス」の入力と「パスワード」を設定します。
なお、「携帯メールアドレス」と表示されていますが、Gmailなどパソコンなどでも使うメールアドレスでもOK。

パスワードは必ず忘れないようにメモしておくか、1Passwordのようなアプリに登録しておいてください。Suicaと同じで、アプリにはFace IDや指紋認証でログインできるので、パスワードを忘れてしまう人が続出しそうです。

さらに「氏名」「生年月日」「性別」「郵便番号」などを入力します。
氏名は払い戻しを受ける際、銀行に登録してある氏名と同じでないと払い戻しできない可能性があるので、ちゃんと本名を入力してください。

パソコンで使っているメールアドレスを入力します。ここは任意なので入力しなくてもOKです。

また、PASMOからのお知らせを受信するか選択します。

「秘密の質問」は、パスワードなどを忘れた場合の再発行に必要になります。

タップすると質問が複数表示されるので、自分でないと答えられない質問を選択します。

答えを入力します。

「クレジットカードの設定方法」は、Walletアプリからではなく、PASMOアプリからチャージする場合に必要になります。
Suicaはデビットカードなどかなりいろいろなクレジットカードを登録できるのですが、PASMOはApple Payに登録しているクレジットカードか、3Dセキュア登録済みのVisa、マスターカード、AMEX、JCBなどApple Payには登録できないカードも使えるようです。

基本的には「Apple Payに設定」のほうでOK。

会員登録が完了しました。
*必ず登録したメールアドレスとパスワードをメモなどに残しておいてください

かざすだけで使えるようにする

iPhoneのPASMOは、Suicaと同じでかざすだけで(生体認証やパスコードの入力なしで)使うことが出来ます。
やり方は以下。

iPhoneの 設定を開き、「WalletとApple Pay」を開きます。

下にスクロールし、「エクスプレスカード」をタップします。

PASMOをオンにします。
エクスプレスカードは1つしか指定できないので、PASMOを指定するとそれまでのSuicaなどがオフになります。

警告が出るので「OK」をタップします。
これで私鉄やバスなどでApple Payを使う場合は、PASMOが使われるようになります。

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