Kobo ファームウエアのバージョンアップ

Kobo touchのファームウエアをバージョンアップしたら、ページをめくる速度やタップの感度がすごく良くなりました。バージョンアップの方法とWi-Fi接続の方法

最終更新日:2012-11-21 02:53

kobo Touch のファームウエアをバージョンアップしました。
ファームウエアとは、パソコンやスマートフォンのOSみたいなもので、バージョンアップ(更新)することによって不具合を修正したり、新しく機能を追加することができます。
Kobo touchは、購入した時からページをめくるのがいまいち鈍くてイライラしてたんですけれど、ファームウエアを更新したらめちゃめちゃ速くなりました。
感覚的に2~3倍ぐらい速くなったような・・・
それと、今までは画面に触れても反応しなかったりしたのですが、こちらも修正されたみたいで、90%以上の確率で反応するように(今までは60%ぐらい?)。
もし、Kobo touchの反応が鈍かったりバージョンを更新したことがない人は試してみてはいかがでしょう?

今回はKoboのファームウエアのバージョンを更新する方法を紹介します。

Koboのファームウエアを更新するには、パソコンとKoboをUSBでつなぎ、Kobo デスクトップアプリを立ち上げると自動的に更新されるらしいのですが、私の環境だといくらやってもバージョンアップする様子がないので、別の方法で更新してみました。
Koboはパソコンがなくてもバージョンアップできるらしい。
というわけでWi-FiでKoboのみでアップデートする方法を紹介。

まずはKoboをたちあげて、ディスプレイの下の中央あたりをタップします。

バージョンが古いKoboだとディスプレイの左上にダイアルのようなアイコンが表示されるので、この部分をタップします。
なお、バージョン2.2以降だとダイアルのアイコンが 三 のような横棒3本のアイコンに変更されました。
またアイコンの位置も左から右上に変更されました。

するとこのように日付やWi-Fiのオンオフ、設定へのボタンが表示されます。
Wi-Fiにチェックを入れ、「最終同期日時」の右にある更新ボタンをタップします。

Wi-Fiに接続していない状態だと、このように周辺のアクセスポイントが表示されるので、該当するアクセスポイントのSSIDをタップします。

パスワード入力欄が表示されるので、無線LANルーターの裏側に記載されている8桁のパスワードを入力します。

更新のお知らせの画面が表示されるので、「今すぐインストール」をタップします。
この画面が表示されない場合、すでにファームウエアは最新のものだと思われます。

しばらく待ちます。
だいたいBフレッツだと、15分から20分ぐらいかかるかもしれません。

このような使い方の説明画面になれば更新は完了した合図になります。

ディスプレイ右上の「 X 」をタップします。

リリースノートが表示されます。
2.2.0よりKoboに入りきら無い場合、MicroSDに保存されるようになったようです。

バージョン2.1.4で、ページのめくり速度が速くなり、Wi-Fiが安定するようになったようです。

今までKoboを使っていて一番不満だったのが、タップしても反応しないことが多く、反応自体が遅いのでタップして反応しなくて表示が変わらないのか、反応が遅くて表示が変わらないのかがよくわからず、何度もタップしてしまうことがあったのですが、更新してからは明らかに改良されました。

nexus 7を購入してからまったく使わなくなったKobo touchですが、このぐらいの反応速度だと結構使って見る価値はあるかも。
なんといっても軽いし。

Kobo touchは、ページをめくった時の白黒反転が6ページに1回まで変更できるのですが、このぐらいのページめくり速度だと1ページ毎に白黒反転させても殆ど変わらないレベルになった気がします。

Kobo touchは、後継機種として高解像度になったKobo gloが発売されました。
このぐらいの反応速度で、高解像度、そして低価格なら買ってみてもいいかも。なんて思う今日この頃です。
ただ、マンガは6インチは小さい!
6インチというか、e inkの電子ペーパーは、KoboだけでなくSONY ReaderやKindleもページの下にページ数が表示されて、その余白のせいで実質的に5インチぐらいの大きさに表示されてしまうんです。
全画面表示できれば随分読みやすくなるんだけれどなぁ。

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