iPhoneでeSIMを使うには
iPhoneでeSIMを使う方法を紹介します。ただし、いくつか条件があるので誰でもすぐにできるというわけではないので注意。
最終更新日:2021-04-03 20:48
最新のiPhoneでは物理的なSIMだけでなく、eSIMと呼ばれる電子的なSIMも使えます。
物理的なSIMと組み合わせて2つの回線を1台のiPhoneで使うことも出来ます。
今回は「povo」や「楽天モバイル」のeSIMをiPhoneで使う方法を紹介します。
目次
iPhoneでeSIMを使うには
eSIMの場合、キャリアにもよりますが20時までにオンラインで申し込めば、即使えるようになります。が、iPhoneでeSIMを使うには以下の2つの条件があります。
Wi-Fiがあること
eSIM設定時にアクティベーション(認証)があるのですが、この時インターネット経由で認証を行うので、Wi-Fiに接続するか物理的なSIMを刺していてインターネットに接続している必要があります。
QRコードを表示させるスマホが必要
eSIMのプロファイルのダウンロードにQRコードの読み込む必要があるのですが、QRコードを表示させるためにもう1台のスマホかパソコンが必要です。
最悪、1台しかない場合は画面をプリントアウトしてQRコードを印刷する必要があります。
iPhoneからプリンターに直接印刷するには
povoのeSIMをiPhoneで使う
povoのeSIMをオンラインで申し込むと、このような画面になります。
すると登録したメールアドレスに・・・
このようなメールが届きます。
「eSIMプロファイルをダウンロード」に記載されているURLをタップします。
※ eSIMを設定するiPhone以外のスマホで操作を行ってください
するとau IDのログイン画面が表示されるので、申込時に登録したIDを入力し、
パスワードを入力して、②の「ログイン」をタップします。
するとQRコードが表示されます。
このQRコードは設定後使えなくなります。
eSIMを設定するiPhoneでの操作
ここからはeSIMを設定するiPhoneでの操作です。
設定を開き、「モバイル通信」をタップします。
「モバイル通信プランを追加」をタップ。
カメラが起動するので、先ほどのQRコードをファインダーに入るようにします。
QRコードを読み込むと画面が固まったようになるので、このまましばらく待ちます。
画面が切り替わって「"KDDI"からのモバイル通信プランをiPhoneに追加することができます。」と表示されます。
もう一度「モバイル通信プランを追加」をタップします。
アクティベート中と表示されるのでこのまま待ちます。
この時認証用にインターネットに接続する必要があるので、Wi-Fiか物理的なSIMを刺している必要があります。
「デフォルト設定が変更されました」と表示されます。
「OK」をタップします。
まれに「キャリア設定アップデート」というダイアログが表示される場合があります。この場合は、「アップデート」をタップしてください。
もう一度デフォルト設定が変更されましたと表示されました。
OKをタップします。
これで「povo」をeSIMで使うことが出来るようになりました。
ちゃんとauのアンテナが表示され、無事、電話もインターネットも出来るようになりました。
楽天モバイルのeSIMをiPhoneで使う
楽天モバイルにオンラインで申し込むと、このような小冊子が届きます。
裏を返すと「my楽天」にログインするためのQRコードが記載されていました。
ちなみにこのQRコードはeSIM設定用のQRコードではないようです。
まず、eSIMを設定するiPhone以外のスマホでこのQRコードを読み込みます。
パソコンから楽天モバイルにアクセスしても構いません。
QRコードを読み込むと楽天モバイルにログインするページが表示されます。
登録したID(メールアドレス)とパスワードを入力して「ログイン」をタップします。
「本人確認が完了しました」という表示になるので、「申し込み履歴を開く」をタップします。
「開通手続きをする」をタップします。
eSIM設定用のQRコードが表示されました。
eSIMを設定するiPhoneでの操作
ここまで完了したらeSIMを設定するiPhoneでの操作になります。
設定の「モバイル通信」をタップします。
「モバイル通信プランを追加」をタップします。
先ほどのQRコードを読み込みます。
うまく認識できると、このような画面になるので「モバイル通信プランを追加」をタップ。
私のように2回線を1台のiPhoneで使う場合は、このような画面になります。
「副回線」のままでもいいのですが、名前を変更することも出来ます。
いくつか用意されたものの中から選択してもいいし、自分で名称をつけることも出来ます。
今回は「楽天」とつけてみました。
電話をかける場合、どちらの回線を優先的に使うかを設定します。
iMessageとFacetimeに使用する電話番号を選択します。
2つの回線を使えるiPhoneの場合、電話回線とインターネットを別々のSIMで使い分けることが出来ます。
チェックしてどちらのSIMを使うか選択します。
なお、「モバイルデータ通信の切り替えを許可」とオンにすると、片方が圏外や繋がりにくい場合、別のSIMの方の回線に自動で切り替わります。
ここまでできたら「完了」をタップします。
楽天モバイルのeSIMが使えるようになりました。
はじめはしばらく圏外でしたが・・・
アンテナがマックスになりました。
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