SIMカードを抜いたiPhoneは使える?iPod touchとして使えるか
Last update 2019-08-27 17:40:55
私はiPhoneを5台ほど購入しましたが、大抵はヤフオクに出品したり、下取りに出してしまうのですが、それ以外にも予備として普通に使っています。解約後は、電話や携帯メールは使えなくなりますが、それ以外は普通に使うことが出来ます。
解約したり、SIMカードを抜いたiPhoneはiPod touchとして使えるのでしょうか?
実際にSIMを抜いて、色々なことを試してみました。
なお、iPhoneとiPod touchの比較は、iPhoneとiPod touchの違いを比較してみましたを参考にしてください。
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目次
解約後・SIMカードを抜いたiPhoneでも出来ること
Wi-Fiにつなげれば今までどおり使える
Wi-Fiに接続すれば「電話」「キャリアメール」意外のことは今までどおりに使えます。また、Wi-Fiを使用しないようなアプリやゲームであれば、Wi-Fiがなくてもそのまま使い続けることが出来ます。
例えば音楽を聴いたり、カメラで撮影したり、保存してある写真や動画を見たりすることはWi-Fiがなくても可能です。
LINEモバイルなどの格安SIMを使う
新しいiPhoneやスマホを購入し、残ったスマホはLINEモバイルのような格安SIMを差し込めば、普通に使えるようになります。
参照:解約したiPhoneをLINE Mobileで使う
MNPすれば今までの電話番号も使用できます。
月々の料金も3分の1ぐらいまで安く出来るので、この際、LINEモバイルなどに乗り換えるのも手です。
SIMカードを抜いてみる
iPhoneのSIMカードは、右側の側面にある小さな穴にクリップのような細くて固い針金を差し込み、強く押すと取り出すことができます。
SIMカードを抜くと、ディスプレイに「SIMカードが挿入されていません」と表示されました。
ただし、1回表示されただけで、あとは表示されませんでした。
SIMカードは基本的には貸与品扱いなので、返却しなければならないのですが、オンラインで購入した場合は、返却しろと言われませんでした。
では、SIMカードを抜いても使えるのでしょうか?
解約すると出来なくなること
解約とSIMカードを抜くとは違う
解約した場合(SIMカードはそのまま刺したまま)と、SIMカードを抜いた場合とでは状況が違ってきます。
解約した場合は、電話とSMSができなくなる、屋外でパケット通信ができなくなる。と、ほぼiPod touchのような状態ですが、SIMカードを抜いてしまうと以下のことができなくなります。
アクティベーション
万が一、SIMを抜いた状態でiPhoneを初期化した場合、アクティベーションと呼ばれる認証が必要なのですが、これが出来なくなります。
また、ヤフオクなどで売っているSIMカード無しのiPhoneは、やはりSIMを刺さないとアクティベーションができなくて使用できない可能性があります。
初期化(工場出荷状態に戻す)しなければ、アクティベーションする機会はほぼありませんが、以下のOSのバージョンアップを行ったり、初期化した場合は注意が必要。
ただし、アクティベーション時に友だち・家族などから一時的にSIMを借りたり、ネット上で数百円で売っているアクティベーション用SIMで代用できます。
※ アクティベーションが済んだら抜いてもOK
iOSのアップデート
iOSとは、iPhoneを動かすための基本ソフトウェアのことで、年に数回バージョンアップし、そのたびに新たに機能が追加されたりするのですが、アップデート途中に上記のアクティベーションが行われるので、アップデートが完了できない可能性があります。
この場合も、誰かからSIMを借りるかネット上で購入すれば代用できます。
参照:iOS10 アップデート
解決策
使えなくなったSIMを差し込めば再び使えるようになります。
なので、ショップで機種変をするときに店員に、契約が切れたSIMをそのまま使いたい。と申し出るか、Amazonなどで売っているアクティベーション用SIMを購入して差し込めば、再びこれらのことが出来るようになります。
解約した場合できなくなること
今度はSIMは刺さっているけれど、ドコモやau、SoftBankと契約を解約した場合、できなくなることをまとめました。
もちろん契約中でもSIMを抜いてしまうと、同じように以下のことができなくなります。
電話
当然のことながら電話は出来なくなります。ただし、050PlusやLINE、SkypeなどのIP電話は、Wi-Fiを使用すれば普通に使用できます。
携帯メール
電話と同じで、携帯メール( @docomo.ne.jp や @ezweb.ne.jp @i.softbank.jp @softbank.ne.jp )といったドコモなどが提供しているメールが使用できなくなります。
また、電話番号のみで送受信できるSMS(ショートメール)も使用できなくなります。
モバイル通信
3GやLTEを利用したモバイル通信ができなくなります。
屋外でインターネットを使おうとしても使えなくなります。
この場合、楽天SIMなどのMVNOを使用すれば再び使用することができます。
詳しくは、iPhoneでMVNOの格安SIMを使う設定を参考にしてください。
SIMなしでカーナビを使う
SIMを抜いたり、解約すると3GやLTEが使えなくなるので、屋外でカーナビなどが出来なくなります。が、せっかくGPSは使えるので、カーナビとして使いたいという人もいるでしょう。
その場合は、オフラインでも使用できるMapFan+(マップファンプラス) - INCREMENT P CORPORATIONがおすすめ。
MapFan+は、地図をダウンロードして保存しオフラインでも使用することが出来るんです。
ただし、地図のダウンロードには課金(1ヶ月400円)が必要になります。
一度ダウンロードした地図データはその後も使えるのではじめの1ヶ月だけ課金して、その後解約してカーナビとして使用することもできます。
iMessageが使えない?
iMessageは、iPod touchでも使用できますが、SIMを抜いたり解約すると送信に失敗する可能性があります。
これはもともとiPhoneでは、SMS(電話番号)をiMessageのアドレスとして使用しているためです。
つまり、SMSが使えなくなるとiMessageが使えなくなるわけです。
SIMなしでiMessageを使うには
①「SMSで送信」をオフにします。
②続いて、「送受信」の部分をタップ。
iMessageのアドレスを使用できるiCloud取得時に与えられたメールアドレス( @icloud.comや @me.com )やGmailやYahoo!メールなどを指定すれば再び使えるようになります。
詳しくは、iPadやiPod touchでiMessageを使うにはやiMessage 設定と使い方を参考にしてください。
Facetimeは使える
iPhoneやiPad同士で使用できるFacetimeは、Wi-Fi環境であればSIMを抜いても使用出来ました。
なので、友達や家族がiPhoneなどを使用していれば、Wi-Fi圏内であれば電話機としても使用できるわけです。
iPod touchとの比較
契約が切れたiPhoneもiPod touchとして使用することができます。しかもiPod touchはGPSが搭載されていませんが、iPhoneはGPSが搭載されているので、契約が切れてもカーナビなどとして使用することもできます。
ただし、Wi-Fiなど他の通信回線が必要なので、それをどうするか、が問題になってきます。
先日、iPod touchに新型が登場しました。
iPod touchは最も安い16GBの製品で、税別24,800円で販売されています。
SIMフリーの1つ前の世代のiPhone5sは、16GBだと72,800円もします。
iPod touchの3倍ぐらいの価格ですね。
ところがヤフオクなどで中古のiPhone5cなどを検索してみると、16GBモデルであれば25,000~30,000円程度で販売されているようです。
MVNOなどの格安SIMを挿せば、再びiPhoneとして使用できるので、iPod touchより中古のiPhoneのほうが魅力かもしれません。
ただしiPod touchは、88gと非常に軽いので、価格と重量の面で魅力的な製品だと思います。
iPod touchには指紋認証が使えない
iPod touchには指紋認証が搭載されていません。
GPSや指紋認証が搭載されていないので、中古のiPhoneを購入したほうが使い勝手はいいかもしれませんね。
契約解除したiPhoneをiPod touchとして使うには
契約が切れたiPhoneをiPod touchのように使うには、当サイトの以下のページを参考にしてください。
- iPhoneとiPod touchの違いを比較してみました
- 下取りより高く売れる?
- MVNOを使用して安く維持するには
- ドコモやSoftBankと契約している場合
- 解約してもメールを使うには
- 解約してもWi-Fiでネットに接続するには
最終更新日 2019-08-27 17:40:55
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投稿日:2011-12-14 | | |