iPhoneの電源が入らない

iPhoneはたまに電源ボタンを押してもホームボタンを押しても、電源が入らない場合があります。そういった場合の対処法を紹介します。

最終更新日:2019-01-17 22:19

iPhoneは稀になんですけれど、電源ボタンを押してもホームボタンを押しても、うんともすんとも言わず、あれ?電源が落ちていたのかな?と思って電源ボタンを押し続けても、電源が入らず・・・。
なんてことがあります。
私の場合は、iPhoneで3回ほど有りました。
で、私の周りの知り合いも、以前同じような症状になって、私に助けを求めてきた時がありました。
今回は、iPhoneが急に電源が入らなくなった場合の対処法を紹介します。

目次

iPhoneが立ち上がらない場合の解決策

バッテリーは十分残っているのに

iPhoneはバッテリーの残りが少なくなると、自動で電源がOFFになります。
こういう場合は、充電用のケーブルを挿してしばし充電したあと、電源ボタンを数秒間押し続ければ、何事もなかったようにiPhoneの電源が入ります。
が、私や私の知人に起こった、この電源が入らないトラブルは、充電ケーブルを挿しても何もならないし、そもそもバッテリーはまだ十分にあるのに、電源が落ちて、以後、うんともすんとも言わなくなるのです。

ちなみにアンドロイドは頻繁にこうした症状になる(参照:Nexusが立ち上がらない!?)ので、もう慣れてしまっていたのですが、iPhoneでは2年間で3回程度、もしかしたら一度もなったことがないという人も多いぐらい稀な現象だと思います。

iPhone Xなど顔認証のiPhoneの場合

バッテリーが空になって、起動できない可能性もあるので、まずはiPhoneと充電ケーブルをつないでおきます。

左サイドにあるボリュームボタンの上のボタンを押します。
すぐに離し、今度はボリュームの下のボタンを押し、同じようにすぐに離します。

今度は右サイドにある電源ボタンを画面に変化が現れるまで押し続けます。
大体10~20秒ほど押し続けてください。

リンゴのマークが出たら、電源ボタンから手を離してください。(押し続けると、また電源が消える)
これで電源が入らなかったiPhoneが治りました。

ホームボタンがあるiPhoneの場合

電源が入らなくなったら、まずはiPhone上部にある電源ボタンと・・・
※iPhone 7とiPhone 8は、右サイドにあります

ディスプレイの下に付いているホームボタンを・・・

このように同時に10秒から15秒ほど押し続けます。

するとこのようにリンゴのマークが表示されます。
* リンゴマークが表示されたら電源ボタンから指を外してください
これで完了。
以後、普通どおりに使用出来ます。
ほんとかどうかわかりませんが、このホームボタンと電源ボタンとの長押しは、リセットがかかるらしく、何らかの原因でiPhoneが立ち上がらない場合に、強制的にリセットをかけて起動させる・・・らしい。

ただし、別の友人は、この方法でも起動しなかった、なんて場合もあるので、その場合は、Appleのサポートへ連絡した方がいいかもしれません。
私の友人の話によると、まずは工場出荷状態に戻してもらって、それでも起動しない場合やおかしい場合は、修理というより本体の交換となるらしいです。
1年以内で、1度目のハードトラブルであれば、無償で交換してくれるっぽい。

バッテリーがない場合

最近私のiPhone Xは、バッテリーが20%を下回ると勝手に電源が切れる症状になってしまいました。。。
原因は不明ですが、うっかりしていると目覚ましのアラームも鳴らなくなるし、電話もかかってこないので恐ろしい状況に。(笑)
なのでボタンを押してもiPhoneが起動しない場合は、まずバッテリーケーブルをつないでみてください。

単にバッテリーがないだけで起動しない場合は、このように充電ケーブルを差し込むと、バッテリーのアイコンが表示されます。
この場合は単にバッテリーがないだけなので、故障ではありません。
ただし、さっきまで十分あったバッテリーが急になくなった。というのであれば、
・アプリの暴走
・バッテリーの寿命
のどちらかが原因かもしれません。

アプリの暴走とは

アプリに何かしらのバグが有って、バックグラウンドで暴走する場合があります。
アプリが暴走しているかどうかを確認するには、 設定を開き、「バッテリー」をタップします。

すると、直近の48時間で最もバッテリーを消費しているアプリがリスト化されるので、使っても居ないのにここで表示されたら、アプリが裏で暴走している可能性があります。

もし、そうしたアプリが見つかったら、iPhoneを再起動するかアプリを強制終了すると、暴走はおさまります。
アプリの強制終了の仕方は、iPhone Xでアプリ一覧表示やアプリの強制終了のやり方を参考に。

それでも治らない時は初期化

以上の方法でも治らない場合は、まずはバックアップをとり、iPhoneを初期化してみてください。
iPhoneの初期化とは、工場出荷状態(つまり、買ったばかりの状態)に戻すことを言うのですが、iCloudにバックアップを取るか、パソコンにバックアップを取ってあると、ネットに繋げるかパソコンに繋げるだけで、今現在の状態に復元してくれます。
このへんの容易さは、アンドロイドにはないんですよね(参照:アンドロイドでバックアップを取る

サポートに電話をすると、修理に出す前に初期化するように勧められます。また、iPhoneは基本的には修理ではなく、「交換」になるので、必ず日頃からバックアップを自動でとるよう設定しておいてくださいね。

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