有料アプリの勝手に・知らないうちに課金されるを防ぐ
iPhoneなどのスマホで勝手に課金されていた。とか知らないうちに課金されていたという相談が多いので、確認方法や解約方法、課金しない方法を紹介します。
最終更新日:2020-04-21 20:01
ツイッターやSNSで、iPhoneの有料アプリが勝手に課金されていた。とか知らないうちに課金されていたと言う日という発言や相談が多いので、原因や対策を紹介したいと思います。
目次
勝手に課金されることはありえない?
基本的にiPhoneでもアンドロイドの有料アプリでも、勝手に課金されることは仕組み上ありません。
有料・課金アプリの種類
有料アプリには、以下の3種類があります。
アプリインストール時だけにお金がかかるもの
1.ダウンロード時にお金がかかるもの。つまりアプリ自体に料金がかかり、一度支払うとあとは無料で使えるもの。
アプリ内でアイテムなどを購入するときにお金がかかるもの
2.アプリ内でなにかアイテムなどを購入するときにだけ支払が発生するもの(ポケモンGoのアイテム購入用の「ポケコイン」の購入や、LINEのスタンプ購入用のコインの購入など)。
アプリを使うにあたって継続的にお金がかかるもの
3.そして継続して使用するには毎月料金がかかるものの3つに別れます。
このうち勝手に課金されていると勘違いしてしまうのが、3番目の継続して使用するには料金が発生するアプリ内課金のものです。
この継続してお金がかかるシステムを「サブスクリプション」と言います。
無料期間に注意!
継続して使用するには料金が発生するアプリは、たいてい、無料試用期間があります。が、実はこの無料期間内に解約しないと、仕組み上自動的に有料プランに移行してしまうのです。
実際に無料試用期間がある有料アプリで確認してみます。
このアプリは、アプリ自体は無料です。
ところがアプリをインストールすると、このような注意書きが表示されました。
「7日間無料でお試し」出来るものの、「無料期間終了後は、自動的に有料のウィークリープランに更新されます」と書かれています。
また、解約するには「現在の有料期間が終了する24時間前までに自動更新機能が解除されない限り自動的に更新されます」となっています。
LINE Muisicの場合は、このような警告が表示されました。
継続時に確認が必要
また、このような無料期間終了後に有料プランに移行するアプリでは、ダウンロード時にこのように「価格」のところに「無料試用期間」と「有料プランの料金」が必ず記載されているので、アプリをインストールする場合は必ずここをチェックしてください。
このまま顔認証(もしくは指紋認証)を行うと、購入が完了してしまいます。
必ずこのように「購入手続きが完了しました」と表示されるので、「勝手に課金」されることはありません。
課金されているか確認するには
現在、継続して使用する有料コンテンツを契約しているか確認するには以下。
設定を開き、「iTunes StoreとApp Store」をタップします。
「Apple ID」の部分をタップします。
「Apple IDを表示」をタップします。
最新(iOS13以降)のiPhoneの場合
最新のiPhoneの場合は、「サブスクリプション」という項目があります。ここをタップします。
「サブスクリプション」がない場合は、古いiOSの可能性があります。古いiOSの場合に進んでください。
課金し続けているアプリがある場合はここに表示されます。「サブスクリプションをキャンセルする」という項目がある場合は、継続して料金がかかっている状態です。解約する場合は、ここをタップします。
解約後も使用期限が来るまでは使えますという警告が表示されるので、「確認」をタップすると解約できます。
「サブスクリプションをキャンセルする」というボタンがない場合は、すでに解約済みです。一応解約後も使用期限が来るまでは使用できます。
古いiOSの場合
下にスクロールしていき、「登録」をタップします。
*「登録」が無い場合は、課金しているアプリはありません
課金し続けているアプリがある場合、「有効」の部分にアプリが表示されています。
購入履歴を確認する
「登録」の下にある「購入履歴」をタップすると・・・
このように履歴が表示されます。
なお、無料のアプリもここには表示されて、その場合は「0円」になっています。
メールが届く
また、料金が発生すると毎月(もしくは毎週)、このようなAppleから明細が届きます。
有料アプリの登録がない!?
iOS12以前の古いiPhoneの場合、有料アプリが継続して料金がかかっている場合、「登録」と言う項目がありました。が、最新のiPhoneではこの「登録」はなくなりました。
その代わり「サブスクリプション」という項目が追加されました。
「サブスクリプション」とは、「購読」とか「加入」「申し込み」という意味で、課金し続けているアプリはここにあります。
古いiPhoneなのに登録がない
iOS12以前のiPhoneなのに「登録」がない場合は、すでに解約済みになります。
それでも課金し続けている場合は、別のApple IDで登録している可能性があります。一度「サインアウト」し、以前使っていたApple IDでサインインしてみてください。
なお、Apple IDのパスワードを忘れてい待った場合は、Apple IDのパスワードを忘れた場合の復元を参考にしてください。
課金を解約するには
先程の登録をタップし、
解約したいアプリをタップします。
「登録をキャンセルする」をタップします。
解約しても無料期間中は使用することが出来る旨が書かれています。
「確認」をタップします。
解約しても指定された期限が来るまでは、「有効」に表示されたままです。
使用期限がすぎると、このように「有効期間終了」の方に移動します。
課金できないようにするには
課金しないようにするには以下のようにします。
設定を開き、「スクリーンタイム」をタップします。
一度もスクリーンタイムを使用していない場合は、このような画面になります。「続ける」をタップします。
「これは自分用のiPhoneです」をタップします。
「スクリーンタイムをオンにする」をタップします。
「コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。
「スクリーンタイム・パスコード」を設定している場合は、パスコードを入力します。
* ロック解除用のパスコードとは違います
「コンテンツとプライバシーの制限」をオン(黄緑色)にします。
「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップします。
「App内課金」をタップします。
「許可しない」にチェックを入れます。
本当に課金できないかチェックする
App内課金を許可しない設定にしていると、このように継続して料金がかかるようなアプリの場合は警告が出て契約できなくなります。
YouTube Premiumの場合はこのように警告が表示されます。
注意!課金できる場合もある!
ただし、App内課金を禁止していても過去に一度でも継続使用したことがあるアプリは・・・
このように課金できてしまいました。
なので一度でも無料期間もしくは有料で使用したことのアプリの場合は注意してください。
このように「App内課金を禁止」にしても課金できてしまいました・・・。
支払い方法をなしにする
また、「支払い方法」を「なし」にすることで、課金できなくすることも出来ます。
詳しい設定は、有料アプリのインストールとクレジットカードの登録は?を参考にしてください。
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