iPhoneのSafariだと明朝体になる

iPhoneのSafariでサイトを表示させると、明朝体になってしまい見にくいので、対策を考えてみました。老眼にはスマホの文字はもともと見にくいです。

最終更新日:2021-06-13 13:37

iPhoneのSafariでサイトのページを表示させると、CSSで、何も指定していない場合「明朝体」で表示されます。
今回はSafariでもゴシック体や別のフォントで表示させるCSSを紹介します。

目次

Safariでサイトが明朝体で表示される

iPhoneの Safariでは、CSSなどでフォントを指定(font-famly)していないと、デフォルトで明朝体が表示されるようです。
なぜか、は不明。私がサイトを作成しだした1999年頃は、カッコつけるためにあえて明朝体にしていましたが、老眼になった今、よほどの理由がない限り明朝体なんて見たくもない。(笑)

アンドロイドだと?

ちなみにアンドロイドのChromeだと、CSSで何も指定されていない場合、このように日本語がゴシック体。数字や英字は明朝っぽいフォントになります。

ゴシック体で表示させるには

ゴシック体で表示させるには、CSSなどで以下のように指定します。

font-famly:sans-seif;

ページ全体をゴシック体にするには、

* {
  font-famly:sans-seif;
}

のような感じ。
「*」の部分は、「body」でもOK。

フォントは大きく

ただし、標準サイズのフォントだと40歳以上の老眼の人には非常に見にくいです。なので、個人的には110%の大きさに指定するとベター。

* {
  font-famly:sans-seif;
  font-size:110%;
}

こんな感じで表示されます。

デフォルト(左)のフォントの大きさと比べると、こんな感じ。

見やすいフォントのCSSの例。

別のフォントで表示させるには

Appleのサイト

Apple社のサイトを表示させると、パソコンでもiPhoneでも独特のゴシック体で表示されています。
今度はフリーフォントを利用した、独特のフォントでページを表現する方法を紹介します。

Google Fontsを使う

無料で公開されているウェブフォントのひとつ、Google Fontsを使った、フォントの指定方法を紹介します。
ただし、ページを表示させるときにフォントデータもユーザーにダウンロードすることになるので、少々パケット量が増えます。

Potta One

かなり変わった「Potta One」というフォントです。

@import url('//fonts.googleapis.com/css2?family=Potta+One&display=swap');
body {
  font-family: 'Potta One', cursive;
}
New Tegomin

こちらはかすれた風の明朝体の「New Tegomin」。

@import url('//fonts.googleapis.com/css2?family=New+Tegomin&display=swap');
* {
  font-family: 'New Tegomin', serif;
}
Kiwi Maru

古風なゴシック体の「Kiwi Maru」。

@import url('//fonts.googleapis.com/css2?family=Kiwi+Maru&display=swap');
* {
  font-family: 'Kiwi Maru', serif;
}

パソコンでもこんな感じで同じフォントで表示されます。

Google Fonts

他にも様々なフォントが用意されています。インポートしてCSSで指定するだけで自由にフォントを他のサイトと違う風に表現できるので、気にいったフォントがあれば試してみてください。
Google Fonts

フォントのデータ量

フォントのデータを丸まるダウンロードするため、パケット使用量が増えるのですが、どのくらいのデータ量になるか調べてみました。と、「Kiwi Maru」では、1.05MB。

手書き風の文字「Hachi Maru Pop」の場合は・・・

0.76MBでした。
ちょっと大きめの画像程度のデータ量になるようです。

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