LINEの友だちのブロックと非表示、そして削除の違いを検証して比較してみました。基本的に相手の友達リストから自分を削除することは出来ないようです。
最終更新日:2020-09-21 17:51
では、ブロックや非表示とどう違うのだろう?そう思って実際に「ブロック」「非表示」「削除」をしてみてどう変わるのか試してみました。
表示 | 送信 | 解除 | |
---|---|---|---|
ブロック | 非表示 | 不可 | 可 |
非表示 | 非表示 | 可 | 可 |
削除 | 非表示 | 不可 | 不可 |
表にまとめてみました。まず、「ブロック」と「削除」はほぼ同じ。ただ、「ブロック」はあとから解除できるのに対して、「削除」は友達リストに再び表示させるには、友だち登録をしないと復活できません。(後述)
また、どれも相手側は全く変化ありません。例えば「削除」すると相手の友だちリストから自分が削除されるかというと、そんなことはなくて残ったままです。
ちなみに、「削除」には「非表示」してから「削除」と、「ブロック」してから「削除」の2つのパターンが有り、「非表示」から「削除」した場合は、相手がメッセージを送ってくると、ちゃんとこちらにメッセージが届きます。
なので、嫌な相手を削除するときは、「ブロック」してから「削除」するようにします。
なお、「ブロック」してから「削除」しても、トーク履歴が残っていれば、こちらから相手にメッセージを送ることは出来ます(返事はブロックしてしまっているので受け取れない)
残念ながら現状では、一旦登録されてしまった自分の名前を相手から削除する方法はありません。
もし、どうしても嫌な相手に友だち登録されて、相手側のLINEのリストから自分を削除したい!というのであれば、一旦LINEのアカウントを削除し、再びLINEに登録するしかありません。
参照:LINEのアカウントを削除するには
アカウントを削除し、再び新しくアカウントを作成すると、友達リストは一新されます。が、スマホに登録してある電話帳リストから、再び自動的に登録してしまうので、苦手な相手に登録されたくない場合は、スマホの連絡帳から苦手な相手を削除しておく(連絡帳から削除する方法は後で紹介します)か、LINEの「設定」の「友だち」の「アドレス帳」を開き、
これで、こちらの電話番号が相手の電話帳に登録されていても、こちらのLINEは自動で相手には登録されなくなります。
ただし、これだと登録してほしい友だちも、こちらのLINEが登録されなくなるので、注意してください。
さて、実際に「ブロック」「削除」「非表示」を試して、相手側にどう表示されるか実験してみました。
詳しくは以下の実験を参照。
ブロックとは、(自分のLINEの)友だちリスト上から相手の名前を見えなくし、相手からのメッセージや着信も出来なくします。
この方法だと複数の人を一気にブロックすることが出来ます。
そのため自分がブロックされたかどうかは、ほぼわかりません。
画像のように、今までどおりメッセージを送信することが出来ます。
ただし、相手には届かないので「既読」にはなりません。
また、メッセージだけでなく音声通話も発信することが出来ます。が、相手には着信しないので、ブロックされた側は呼び出し音が鳴り続けるだけです。
このようにブロックされても、された側にはばれることはありません。
ただ、ブロックされているたかどうかはばれる可能性があります。
今までとまったく同じ状態なので、基本的にはばれることはありません。
そのためブロック中に送ったメッセージは「既読」になりません。
ブロックを解除してもブロック中に送ったメッセージは送られないので、ブロックを解除された後でも既読にならないんです。
そのため、ブロックを解除した場合、相手にばれる可能性があります。
これを利用したブロックされているか確認する方法を紹介します。
調べたい相手の「プレゼント」をタップします。
いくつか別のスタンプも試してみて、同じような警告が表示される場合、ブロックされている確率が非常に高いでしょう。
これはブロックする前。
友だちリストから名前が消えています。
ブロックをしても登録自体は残ったままです。
そのため、ブロックをしてもブロックした相手と友だち登録をやめたわけではありません。
非表示している友達を見たい場合は、「非表示リスト」をタップします。
なお、ブロックされているか調べる方法でも書いたとおり、ブロック中に送信されたメッセージは、解除しても届くことはありません。つまり、解除した後メッセージを送られると相手には「既読」表示されていないメッセージがあることに気が付かれると、ばれる可能性があります。
また、「お気に入り」に登録している友達の場合、ブロックと同時にお気に入りからはずされてしまうので、注意してください。
「非表示」とは、単に友だちリストから見えなくするだけです。
必要性あるの?なんて思うかもしれませんが、友だち登録が増えすぎてしまって、あまり連絡を取らない人を非表示にさせたり、仕事でもスマホを使っている場合、私のように会社の同僚にはLINEを使いたくない場合でメッセージは送られてくるかもしれないけれど、リスト上から消していたいときや、奥さん(もしくは旦那さんに)見られたくない友達を非表示にしたり・・・、と、意外と頻繁に使う機会が多いかもしれません。
あとは画面右下の「非表示」をタップすればOK。
カッコの中の数字はチェックした人数になります。
この画面でブロックすることも可能です。
ブロックでもそうでしたが、非表示されてもされた側は何ら変わりありません。
普通にメッセージを送ることが出来ます。
もちろん相手にバレることはありません。
削除は「ブロック」に加え、友だち登録をやめてしまうことです。
ただし、何度も言いますが、ブロックや非表示と同じで相手の友だちリストに表示されている自分の名前は消すことが出来ません。あくまでこちら側のみの友だち登録削除でしかありません。
続いて、「設定」の「友だち」の「ブロックリスト」を開きます。
なお、「削除」をタップすると警告なしに削除されるので注意してください。
削除された相手は、ブロックや非表示と同じでまったく変化ありません。よって削除されても気が付かれることはありません。
削除した側はブロックした時とほぼ同じです。ただ、ブロックの場合は「ブロックリスト」に相手の名前が表示されますが、「削除」するとこのリストからも削除されてしまいます。
トークが残っている限りは、「削除」も「ブロック」もほぼ変わらないと思ってもらって構いません。
トーク履歴を削除するには、トークの左上にある「編集」をタップ。
ただし、連絡先同期による自動追加は出来ないっぽい。
残念ながら(?)LINEでは、一度お互いを登録してしまうと、お互いの友だちリストからお互いを消す。ということは出来ないようです。
上の「友だち自動追加」は、自分のLINEの友だちリストに連絡先に登録してある人を自動て追加する機能です。
登録したい人を選択して追加したい人は、ここを「オフ」にしておきます。
LINEの友だち自動追加機能は、LINEを爆発的に広めるのに役立ちましたが、その反面、別の問題もはらんでいる気がします。
基本的にスマホの連絡先に登録してある人は、電話番号を登録しているってことはLINEにも登録しても問題はないだろう。という感覚なのかもしれませんが、電話やメール以上に気軽に会話ができるLINEでは、「既読」問題に加え、いろいろな感情的な問題を引き起こす可能性があるので、気をつけたほうがいいかもしれませんね。
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