iPhone パソコンのブックマークと同期するには

パソコンのChromeのブックマークとiPhoneのSafariのブックマークを同期する方法を紹介します。iTunesでブックマークが同期できない状態の人は以下のやり方で

最終更新日:2020-02-29 22:02

私のようにスマホよりパソコンをメインに使用している人にとっては、パソコンのブックマークのほうが充実しているかと思います。そこで今回は、WindowsやMacなどのパソコンで使用しているブラウザのブックマークをiPhoneのSafariなどで同期する方法を2つ紹介します。
iTunesでブックマークの同期のチェックが出来ないという人は参考にしてください。

目次

iCloud経由でブックマークを同期する

最も手軽なのはiCloud経由でブックマークの同期方法です。ただし、この方法を使うとiTunes経由でのブックマークの同期が出来なくなります。
iTunesで連絡先・ブックマークが出来ない!? OTA(Over The Air)とは?
iCloud経由でのブックマークの同期のメリットは、いちいちパソコンにつながなくてもパソコンのブラウザのブックマークと同期できる点です。
逆にデメリットは膨大なパソコン側のブックマークを同期してしまうと、削除がめんどくさい点です。(一度同期するとiCloud上に残ってしまうので1つずつ消さないといけない)
iPhoneのブックマークを削除・整理するには

iPhoneのiCloudの確認

以下は、パソコンのブラウザのブックマークをiCloud経由でiPhoneと同期する方法です。
まずはiPhone側でiCloudがオンになっているか確認します。

iPhoneの設定を開き、一番上の名前の部分をタップします。

「iCloud」をタップします。

下にスクロールし、 Safariの部分がオン(黄緑色)になっているか確認します。

iPhone側はこれでOKです。

Windows版iCloudを入手

あらかじめiCloud for Windwosをインストールしておきます。iCloud for Windwosのインストール方法や設定は、リンク先で詳しく解説しています。

インストールが完了すると、自動で起動しているので、タスクバーにあるiCloudのアイコン(画像の②参照)をクリックします。

画面下にこのような表示が現れるので、「iCloud 設定を開く」をクリックします。

「ブックマーク」にチェックを入れます。

Windowsで使っているブラウザにチェックを入れます。
*注意 すべてがiCloudとiPhoneにコピーされるので注意

「OK」をクリックします。

Chrome拡張機能をインストール

ChromeやFirefoxのブックマークを同期する場合は、拡張機能が必要になってきます。
「ダウンロード」を開くかChromeの「icloud ブックマーク」の拡張機能のページを開きます。

「Chromeに追加」をクリックします。

「拡張機能を追加」をクリック。

iCloud for Windowsの「適用」をクリックします。

しばらく待ってiPhoneの Safariのブックマークを表示させてみると、Windowsのブックマークが同期されていました。

膨大なブックマーク

私は1998年ごろからWindowsを使っているのですが、Internet Explorerから使っているブックマークを含めると、数千のブックマークがコピーされてしまいました。
私のように無数のブックマークをパソコンで管理している人は、すべて同期してしまうと非常に使いづらくなってしまうので注意。

パソコンと直接繋げて同期する

個人的にはブックマークが大量にある場合は、こちらのやり方のほうがお勧め。iPhoneで増えすぎてしまったブックマークを削除するのもこちらのやり方なら簡単です。
あらかじめiTunesをインストールしておいてください。

iCloudのブックマークの同期をオフにする

パソコンと直接つないでブラウザのブックマークを同期する場合、iCloudのSafariがオンになっていると出来ません。以下のやり方でオフにします。

設定を開き、一番上の名前をタップします。

「iCloud」をタップします。

Safariを探し、オフ(灰色)にします。

iPhoneにあるブックマークを保存しておくか聞いてくるので、好きなほうを選択してください。
*削除してもiCloud上に保存されるので、削除してしまって構いません

上の選択で「削除」を選択すると、 Safariのブックマークを開いてみると、最初からあるキャリア用のブックマークのみになりました。

iPhoneとパソコンを接続

iPhoneとパソコンをUSBケーブルで接続します。

iTunesを起動し、iPhoneのアイコンをクリックします。
なお、iPhoneのアイコンが表示されない場合は、iTunesやエクスプローラーでiPhoneが認識されない場合の対処法を参考にしてください。

左側の「情報」をクリックします。

「その他」にある「ブックマークの同期先」にチェックを入れます。

ところが「Internet Exporer」しか選択できません。
そこでChromeに以下の拡張機能を追加します。

Chromeの拡張機能を追加する

そこでChromeの「iCloudブックマーク」という拡張機能を追加します。

「拡張機能を追加」をクリックします。

iPhoneと同期する

iTunesに戻り、右下の「適用」をクリックします。

iTunesとiPhoneの同期が開始されるのでこのまましばらく待ちます。

iPhoneの Safariのブックマークを開くと、パソコンのブックマークと同期されていました。

同期したブックマークを削除するには

iCloud経由で同期したブックマークを削除する

iCloud経由で同期したブックマークを削除するには、 設定の名前の部分をタップし、

「iCloud」をタップします。

「Safari」をオフ(灰色)にします。

iCloud経由で同期したブックマークを残しておくか削除するか聞いてくるので、「削除」を選択します。

ブックマークが削除されました。

iCloudをオンにすると復活

ただし、iCloud経由でブックマークを同期してしまうとネット上にいつまでもパソコンのブックマークが保存された状態になり、「Safari」のiCloudをオンにすると再び復活してしまいます。

そのため、iCloud上のブックマークを削除するには、iPhone側で1つ1つ削除していくしかないようです。

パソコンと直接繋げて同期したブックマークを削除する

パソコンと直接繋げて同期したブックマークを削除する場合は、iTunesの「その他」の「ブックマークの同期先」のチェックを外して

削除していいか聞いてくるので、「ブックマークを削除」をクリックします。

「適用」をクリックするだけです。

ブックマークが削除され、最初から登録されていたURLのみになりました。ちなみにこのブックマークも削除できます。

Chromeアプリで同期

パソコンでChromeを使っているなら、iPhoneでもChromeアプリを使うとブックマークだけでなく、履歴やパソコンで見ているタブも復活させることが出来ます。

iPhoneのChromeアプリで、パソコンで見ているタブを表示させているところ。

アプリをインストールすると、「Chromeにログイン」という画面が表示されるので、パソコンで使用しているGoogleアカウントでログインします。

メールアドレスとパスワードを入力してログインしてください。

Chromeアプリのブックマークは、①のメニューボタンの中の②にあります。

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