スマホのタッチパネル対応の手袋

寒い冬、手袋をしたままでもスマホの画面を操作できるタッチパネル対応の毛糸の手袋を購入してみました。

最終更新日:2017-02-08 13:22

寒い冬、バス停や駅で待っている間など、スマホをいじりたいのだけれど手が冷たくて手ぶくろをしたまま操作しようとしたい時ってありますよね。
でも、普通の布や革の手袋だと反応してくれない。
そこで色々な手ぶくろでスマホを操作してみました。また、アンドロイドの手袋モードで使えるか、なども確認してみました。

スマホの画面の仕組み

iPhoneや最近のスマホで採用されているタッチパネルの方式は「静電容量方式」と呼ばれ、ディスプレイに指で触る(タッチ)すると発生する微弱な電流の変化をセンサーで検知。タッチした位置を把握する方式です。
以前は「抵抗膜方式」とよばれるカーナビなどで採用されている方式がメインだったんですけれど、先がとがったものや固いものでないとうまく反応しなくて使いづらい反面、手ぶくろをしていても(一応は)反応していました。

iPhoneなどのタッチパネルは指を近づけたときに発生する電流の変化を最適化しているため、手ぶくろなどをつけているとうまく動作しないんだと思います。が、iPhoneでは搭載されていませんが、アンドロイドではタッチパネルの感度を高くして手ぶくろをしていても反応する機能が搭載されているものも有ります。

アンドロイドで手袋モードをオンにするには

メーカーによって呼び名は違うのですが、日本のキャリアで発売されている大手メーカーのスマホであれば手袋モードをオンにすることによって手ぶくろでも操作が出来ます。

Xperiaの場合

「設定」を開いたら、「画面設定」を開きます。

「手ぶくろモード」をオンにします。
これで手袋をした状態でもスマホの画面を操作できるようになります。

ただし、多少感度が良くなるので手ぶくろで操作しないときは、オフにしておくことをおすすめします。

AQUOS PHONE

AQUOS PHONEの場合は、「設定」を開き、「壁紙とディスプレイ」を開きます。

「グローブモード」をオンにします。

注意書きが表示されるので、「OK」をタップします。

タッチパネル対応手ぶくろ

最近ではスマホのタッチパネルに対応した手ぶくろも販売されています。
その中でも分厚い毛糸の手ぶくろを購入し見ました。

指先部。
伝導体の糸が使われているそうです。

Apple Watchのパスコードのようにかなり小さなボタンでも、うまく入力することが出来ました。(まぁ間違えることも多々有りますが・・・)

もっと薄手のものも購入してみたのですが、自転車だと手が冷たくなるので分厚いスマホ対応手袋の方がいいでしょう。

指紋認証

手ぶくろをしてしまうと指紋認証が出来ません。iPhoneの場合は、ホームボタンを2回押すとパスコードの入力画面になるので、

指紋認証の代わりにパスコードを使います。

こんな分厚い手袋でもタップやスワイプなどの操作ができました。

文字入力も可能です。が、打ちにくいですけれど・・・

すべり止め手袋なら打てる?

続いて色々な作業用手袋でスマホを操作してみました。

すべり止め作業手袋

まずは肉体労働時に使用する薄手のすべり止め作業手袋で操作してみました。と、iPhoneでもアンドロイドでもどちらでも操作ができました。

ただし、iPhone7で採用された感知式ホームボタンは、押しても全く反応しません。
おした時のカチッと言う振動自体がありません。

キッチン用手ぶくろ

キッチンや風呂場掃除に使われる手ぶくろは、写真用な「塩化ビニール」と「天然ゴム」の2種類があります。
一般的に使用されているものは、塩化ビニール製で、こちらだとiPhoneでも操作ができます。

このように操作ができました。
お皿を洗っている最中に電話がかかってきても、一応は手ぶくろを脱がないままで操作ができるようです。

ゴム付き軍手

ゴム付き軍手はiPhoneでは操作できませんでした。
が、アンドロイドの手袋モードをオンにすると操作できました。
軍手で作業する人はアンドロイドがいいかもしれない。

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