子供が知らない間に携帯のゲームなどで課金してしまい、莫大な請求が来てしまったりと問題になっていますが、iPhoneは子供向けに機能を制限することができます。
最終更新日:2019-06-25 15:21
子供をもつ親と話していると、子供がスマホや携帯で勝手に課金してしまったり、大人向けのコンテンツを見たりしないかどうかが心配の種らしいです。
携帯など持たせなければいいのに。と思ってしまいますが、何かあった時を考えると最低限電話ぐらいは持っていてほしい。と願うのが親心らしいです。
さて、以下はiPhoneを子供に使わせる場合に設定できる「機能制限」です。最新のiOSでは、「コンテンツとプライバシーの制限」という名前に変更になりました。
例えば成人向けのサイトを表示させない。とか、有料アプリや課金をさせたくない。とか、GPSをオフにさせたくない。とか。
もし、「スクリーンタイム」が見つからない場合、そのiPhoneのiOSのバージョンが古い可能性があります。
その場合は、iOS11以前の場合に進んでください。
このパスコードはiPhoneのロック解除のパスコードとは違います。
また4桁なので推測されないような数字でなおかつ、忘れないものにしてください。
課金できないようにするには以下の設定をオンにします。
制限されたサイトを表示しようとすると、このような画面が標示されます。
「このWebサイトへのアクセスを許可」をタップすると、設定したパスコードを入力しないと見られません。
特定のサイトにしかアクセス出来ないようにするには以下の設定をします。
追加する場合は…
参照:友達を探すの使い方
参照:なくしたiPhoneを探す iCloud
最近、物騒な事件が多いですが、iPhoneを持たせていれば常にお子さんの居場所を把握したり、例えば学校から出たら知らせる。とか、自宅から出たら知らせる。ということも可能です。
このGPSやWi-Fiによる居場所の特定をオフに出来ないようにすることも出来ます。
なお、「自分の位置情報を共有」が「友達を探す」で、居場所を共有する設定になります。
あらかじめ②の「位置情報サービス」をオンにしてから、①をチェックします。
アカウントとは、アプリのダウンロードやiCloudに使う「Apple ID」のことで、これを変更されると、位置情報サービスなどがうまく働かない可能性があるので、ここも変更不可にしておきます。
これはスリープ解除用のパスコードと違い、機能制限設定時に設定したパスコードです。
1分後、再び入力できるようになりますが、今度は1回間違えただけで5分間、入力を受け付けなくなります。
その後は、15分、1時間とパスコードの受付が出来ない時間が伸びていきます。
なので、よほどのことがない限りパスコードの解除は不可能でしょう。
ただし、誕生日とか電話番号の下4桁のような子供にも推測可能な番号にしている場合は、この限りではありません。
パスコードを忘れてしまった場合は、iPhoneを初期化することで解決できるのですが、その場合、アプリのデータや写真、動画などすべて削除されてしまうので注意。
詳しいやり方は、iPhoneのパスコードを忘れた!パスコードのリセット方法を参考にしてください。
なお、初期化後、バックアップから復元すればデータも復元できますが、バックアップ時にパスコードを設定した場合は、パスコードも復元してしまうので注意。
今回の設定は、小さなお子さんだけでなく、年老いた両親などに持たせておく場合でも利用できると思います。
最近では、格安SIMで1000円/月以下で維持することもできるので、いらなくなったiPhoneを子どもやご両親に持たせて、居場所を確認するなどの機能を利用すると、かなり便利に使えると思います。
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