iOS15でiCloudがパワーアップしました。加わった機能の1つが、メールを非公開。これを利用すると匿名のメールアドレスが取得できます。
最終更新日:2021-09-29 20:50
iOS15からiCloudがパワーアップし、いくつか便利な機能が追加されました。今回はそのひとつである「メールを非公開」という機能を紹介します。
これを利用すると、匿名メールが作成できます。
iCloud+とは、iCloudの有料の容量を契約(サブスクリプション)している場合のiCloudの名称です。
私は50GB(130円)の容量を契約しているので、iOS15にアップデートしたときに上の画像のような表示が出てきたんですね。
ちょっと変な日本語ですが、簡単に言ってしまうと匿名メールアドレスを作成することができます。
外国の怪しいサイトなどに自分のメールアドレスを登録することに抵抗を感じている人もいるかもしれませんが、この「メールを非公開」の機能を使ってランダムな文字列のメールアドレスを作成すると、そのメールアドレスに届くメールがApple IDのメールアドレスに届きます。
つまり、本来のメールアドレスを隠したまま、別のメールアドレスを作ることができるんです。
不要になったら消すのも簡単。
以下、匿名メールの作成方法。
このメールアドレスを使う場合は、②の「続ける」をタップします。
もし気に入らなければ③の「別のアドレスを使用する」をタップします。
キャンセルする場合は、④の「今はしない」をタップします。
それと自分の好きなアドレスを作ることも出来ないっぽい。
①にわかりやすい名前(ラベル)を付けます。
②にアドレスの説明(メモ)を入力します。
右上の「次へ」をタップします。
新しく作ったメールアドレスが追加されていました。
必要がなくなったら「メールアドレスを無効化する」をタップすればOK。
先ほどの詳細画面のメールアドレスをタップすると、「コピー」という吹き出しが表示されるので、タップします。
このように「メールを非公開」を使用すると、本当のメールアドレスを隠したまま、作成したメールアドレスを使うことができます。
Apple IDをはじめ、ネット上のサービスにはメールアドレスをログイン用IDとして登録する場合が多いのですが、このような匿名メールアドレスをサービスごとに作成して登録すれば、セキュリティレベルは高くなるわけです。
「メールを非公開」を開き、「転送先」をタップします。
「完了」をタップします。
これはFaceTimeやiMessageに使うことができるアドレスです。
転送先のメールアドレスを追加することも出来ます。
「メールを非公開」の転送先リストにも追加されました。
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