iCloud写真が同期されない場合の対処法

iPhoneで撮影した写真などがiCloud写真で同期されずに一時停止している場合の対処法と解決策を紹介します。

最終更新日:2024-01-14 18:50

「iCloud写真」をオンにすると、iPhoneで撮影した写真や動画を他のiPadやパソコンなど転送(同期)することが出来ます。
が、なんらかの原因で同期が一時停止してしまう問題がだいぶ以前から騒がれていました。
今回はiCloud写真が同期されない場合の対処法と、代替方法などを紹介します。

目次

iCloud写真が一時停止して同期できない

iPhoneで撮影した写真や動画をWindowsなどPCに転送しようと思い、エクスプローラー上の「iCloud写真」を開くと・・・、転送されていない・・・。
あれ?

iCloud写真が同期されない原因

バッテリー電源を最適化中

今のところ確認できているのは、「バッテリー電源を最適化中」によるもの。
ですが、充電中でもバッテリー残量が100%でも同期を一時停止が表示されることがあり、「低電力モード」のオン・オフに関わらずにこのメッセージが表示されるので、正確な原因はよくわかりません。

システムのパフォーマンスを最適化中

もうひとつが「システムのパフォーマンスを最適化中」が表示される場合。

バグ

iPhoneのこういった不具合は実は今日に始まったことではなく、だいぶ前からありました。もともとiCloud写真は「フォトストリーム」という名称のサービスだったのですが、「フォトストリーム」も2014年ぐらいにWindowsとうまく同期できなくなり、以後、修正されることはありませんでした。
なのでおそらく残念ながら、今後もiCloud写真の同期が一時停止してしまう問題は修正されることはないかもしれません。

iCloud写真を強制的に同期する

強制的に同期させるには、「今すぐ同期」をタップします。

警告が表示されるので、「同期を再開」をタップ。

これで1時間程度、同期の一時停止がストップします。
同期が開始されました。

Windows版iCloud写真にも転送されました。

iCloud写真がオンになっているか確認

iPhoneの 設定を開き、一番上の「Apple ID」の部分をタップします。

「iCloud」をタップします。

「写真」をタップします。

「このiPhoneを同期」がオン(緑色)になっているか確認します。

iCloudの容量の確認

このとき、iCloudの容量が残っているかも確認してください。

代替方法

Amazon Photosがベスト

私の場合は、iPhoneの写真や画像の転送は基本的にAmazon Photosを使っています。

使い勝手は「iCloud写真」とほぼ同じなのですが、厄介な点は、転送したいときにアプリを立ち上げないといけない点。
アプリを立ち上げると、このようにアップロードが開始されます。

そして問題点のもうひとつは、別のアプリを立ち上げてしまうと、アップロードがストップしてしまう点。
私の場合は、Amazon PhotosをiPhoneで表示させたら、そのままスリープして放置します。

詳しい、Amazon Photosによる画像の転送方法は、iPhoneでAmazon Photosを使ってWindowsに画像を同期・転送を参考にしてください。

アンドロイド

このようにiPhoneの場合は、バッテリー残量を伸ばすためか、バックグラウンドでの同期が苦手です。その点、アンドロイドはAmazon Photosを立ち上げなくても、別のアプリを使用中でもバックグラウンドできちんとクラウド上にアップしてくれます。
なので、頻繁に写真や動画を撮影し、パソコンに転送したい場合はアンドロイドに買い替えることも検討したほうがいいかもしれません。

ちなみにiPhoneからアンドロイドへの買い替えは、こんな感じ。

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