Apple Pencilの充電方法やバッテリー残量の確認方法

Apple Pencilの充電方法やバッテリー残量の確認方法、使用中どれくらいバッテリーが減るのか、などを検証してみました。意外と長持ちです。

最終更新日:2020-04-15 21:08

Apple PencilにはモニターやLEDなどが搭載されていないので、バッテリー残量が単体だとわかりません。また、充電はどのようにするのでしょう?
実際にApple Pencilを購入してしまえばすぐに分かるのですが、まだ購入をためらっている人にとっては、「どうやって充電するんだろう?」とか「バッテリー残量の確認方法は?」とか、「どれくらいもつの?」といった疑問があると思います。
今回はこの3つの疑問に答えてみようと思います。

Apple Pencilのバッテリ残量の確認方法

Apple Pencilには電源スイッチもボタンもディスプレイも、LEDも搭載されていません。なので、単体ではバッテリー残量がわかりません。
どうやってバッテリー残量を確認するかというと・・・

iPadの画面上端から下に指でなぞる(スワイプ)と、「通知センター」と呼ばれるメールなどの通知画面が表示されます。

続いて、左から右へ指をなぞると「ウィジェット」と呼ばれる画面が表示されます。
ここにiPadとApple Pencilのバッテリー残量が表示されているはずです。

「バッテリー」という項目にiPadのバッテリー残量と、Apple Pencilのバッテリーが表示されました。

バッテリーの項目がない場合

もし、バッテリーという項目自体がない場合は、ウィジェットの一番下にある「編集」をタップします。

「追加するウィジェット」の中から「バッテリー」を探し、左側にあるプラスのボタンをタップします。

バッテリーが上に追加されました。
あとは右上の「完了」をタップします。

ウィジェットで表示

iPadを横向きにするとウィジェットが表示されます。ここにもApple Pencilのバッテリー残量が表示されます。

Apple Pencilのバッテリー残量が表示されない場合

このように「iPad」のバッテリー残量が表示されているのに、「Apple Pencil」のバッテリーが表示されていない場合は、2つの原因が考えられます。

Apple Pencilのバッテリーが0の場合

Apple Pencilのバッテリーが0になるとiPadとの接続が解除されてしまうので、表示されなくなります。
5分ほどApple Pencilを充電してみて、もう一度確認してください。

一時的に接続が解除されている

通知センターに表示させるには、BluetoothでiPad Proと接続している状態でないといけません。ペアリングしていても、Apple Pencilを使わないでいると接続が一時的になくなった状態になるようで、この状態だと表示されないようです。なので、Apple Pencilで一度iPadのディスプレイをポンとタップしてやると、すぐに接続され通知センターにも表示されるようになります。

ペアリングが完全に解除されている

それでも表示されない場合は、ペアリングが解除されてしまっている可能性があります。
設定の「Bluetooth」を開き、Bluetoothがオンになっているか確認し、「自分のデバイス」に「Apple Pencil」があるか確認してください。

Apple Pencilの充電方法は?

Apple Pencilには、初期に発売された「第一世代」と2018年に発売された「第二世代」があります。が、充電方法が全く違うので注意が必要です。

Apple Pencil 第一世代の場合

Apple Pencilの充電方法はすごく簡単。
ペンの後ろがキャップになっていて、外すとLightning端子(オス)が出てきます。キャップは磁石でペンとくっついているようで、大抵は勝手に抜け落ちたりしません(意外と強力です)。

で、iPad本体のLightning端子(メス)に挿すと充電することが出来ます。
15秒の充電で30分使うことができるので、大抵はバッテリーをそれほど気にせず使用することができると思います。

もちろんiPhoneに挿して充電することも出来ます。

このように充電方法が奇抜すぎるので、あとで紹介するApple Pencil第二世代では充電方法が変わりました。

ライトニングケーブルで充電したい

また、Apple Pencilにはライトニングケーブル用の充電アダプターもついてくるので、この充電アダプターを使えば、Lightningケーブルを刺して充電することも出来ます。

よく、Apple Pencilのキャップが充電中になくしてしまいそう。という意見がありますが(コロコロ転がるし)、私の場合は常に充電アダプターをつけて、キャップの方はしまって無くさないようにしているので、あまり気になりません。充電もほとんどLightningケーブルを使うことが多いので、つけっぱなしのほうが楽です。

向きに注意

ライトニングケーブル用のアダプターはどちらもメスなのですが、実際には向きがあるので注意。
アダプターに小さな丸が記載されている方をApple Pencilに差し込みます。

丸が記載されている側。このように少しくぼみがあります。
こちら側にライトニングケーブルを差し込むと、ぶかぶかですぐに抜けてしまうので注意してください。こちらはApple Pencilを差し込む側です。

逆側にはありません。

Apple Pencil 第二世代の場合

Apple Pencil第二世代は、初代Apple Pencilと違い継ぎ目がありません。つまり充電用の端子自体がないんです。

ではどうやって充電するかというと、iPad Proの上端にある「磁気コネクタ」にApple Pencilをくっつけるだけ。ワイヤレス充電なのでくっつけるだけで充電できます。

こんな感じ。

Apple Pencilをくっつけると画面上に一定時間Apple Pencilのバッテリー残量が表示されます。

対応iPadに注意

Apple Pencil第二世代は、iPad Pro 第三世代(2018年発売)以降の製品でないと充電できません。普通のiPadやiPad mini、そして初代・第二世代のiPad Proでは使用・充電が出来ないので注意。

Apple Pencilのバッテリーはどれくらい持つのか

Apple Pencilのバッテリーについて検索していると、「すぐに無くなる」という意見と「なかなか減らない」という2つの感想があることに気が付きました。

  iPad Pro Apple Pencil
17時54分 83% 70%
19時14分 82% 66%
19時54分 82% 66%
20時54分 82% 66%
1時04分 81% 65%
2時04分 81% 64%
2時14分 80% 64%
2時24分 78% 63%
2時34分 77% 62%
2時44分 76% 61%
2時54分 76% 61%

   待機中      使用中

待機状態でどれくらい減るか

まずは使っていない状態でApple Pencilのバッテリーがどれくらい減るか調べてみました。

  経過時間 Apple Pencil
17時54分 測定開始 70%
19時14分 1時間20分 66%
19時54分 2時間 66%
20時54分 3時間 66%
1時04分 7時間10分 65%

7時間経過した時点で、5%減でした。この減り方だと、100%の満充電状態から0%になるまで、140時間かかる計算になります。待機だけだと、だいたい5日以上もつ計算になります。

使用中のバッテリー

  経過時間 Apple Pencil
2時04分 測定開始 64%
2時14分 10分経過 64%
2時24分 20分経過 63%
2時34分 30分経過 62%
2時44分 40分経過 61%

さすがに使用しているとバッテリーのヘリは加速しました。40分連続でApple Pencilを使用した場合、3%ほどのバッテリーを消費しました。
1時間で4%程度減少するようです。
ということは、100%の満充電の状態から空になるまでに、25時間かかりそうです。

というわけで、使用してもしなくてもそれほどバッテリーの消費を気にしなくても大丈夫そうです。

急に一気に減る時がある

ところがたまにバッテリーが急激に減る時があります。

3時48分。この時はバッテリー残量が100%でした。
この状態でApple Pencilを使って手書き入力していると・・・

約10分後には2%減りました。
先ほどの検証では30分で2%減る計算だったのですが、10分で2%も減りました。

そのまま使い続け使い始めてから20分が経過。すると、10%減少していました。
このようにたまに一気にバッテリーが減る問があります。原因はわかりませんが、ごくごくたまに起こる程度の頻度です。

ただ、このような状態になってもしばらくするとバッテリーの減り方が今までどおりに戻る場合がほとんど。
バッテリーがまだ充分あると思っていたら、急に0になった。というような症状は今のところ起こっていないので安心してください。

充電時間は

今度は充電時間を計測してみました。
ライトニングケーブルで繋いで充電してみます。

1時ちょうど、バッテリー残量は55%の状態で充電開始。

すると約20分後の1時21分には100%の状態になっていました。この時はこんなに早くフル充電になると思わなかったので、実際には15分ぐらいでフル充電担っていたかもしれません。
どちらにしろだいたい40分ぐらいあれば、0%の状態からもフル充電できるようです。

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