Skypeの料金の支払方法のSkypeプリペイドやSkypeクレジットについて手続き方法などをまとめてみました。
最終更新日:2020-01-27 18:16
このページでは、Skypeの通話料と基本料、それとSkypeクレジットの支払い方法について詳しく紹介したいと思います。
Skypeから電話する場合、「月額払い」と「プリベイド(前払い)」の2種類があり、月額に加入するとIP電話の中では1分あたりの料金が5.6円/分と、似たようなサービスの中では最安値になります。
ただし、プランによって通話料が違ってくるのでSkypeの通話料をまとめてみました。
Skypeの月額払いは、「1ヶ月のみ」と「12ヶ月まとめて」の2通りがあり、当然「12ヶ月まとめて」払うほうが1ヶ月あたりの料金が安くなり、1分あたりの料金も安くなります。
月額払いの方は基本料自体が通話料になっていて、決められた料金の範囲内で通話するという感じ。また、「携帯電話と固定電話」にかけられるプランと、「固定電話のみ」にかけられるプランの2種類があります。
1ヶ月120分通話ができる120分プランを12ヶ月一括で購入すると、1分5.6円になります。
プラン | 1分の通話料 | 月額料金 |
---|---|---|
60分/月 1ヶ月のみ |
6.67円/分 | 400円/月 |
120分/月 1ヶ月のみ |
6.58円/分 | 790円/月 |
60分/月 12ヶ月分 |
5.67円/分 | 340円/月 4,080円 |
120分/月 12ヶ月分 |
5.60円/分 | 671.5円/月 8,058円 |
固定電話宛にはもっと安くなります。ただし携帯電話にはかけられません。
プラン | 1分の通話料 | 月額料金 |
---|---|---|
60分/月 | 2.17円/分 | 130円/月 |
120分/月 | 1.96円/分 | 235円/月 |
400分/月 | 1.25円/分 | 500円/月 |
日本へ無制限 | 無料 | 690円/月 |
通話先 | 1分の通話料 | 接続料 | 合計 |
---|---|---|---|
携帯・PHS | 10.81円/分 | 8.75円/回 | 19.56円 |
固定電話 | 2.26円/分 | 4.82円/回 | 7.08円 |
前払いは、Skypeクレジットと呼ばれるクレジットカードやコンビニで販売されているプリペイドカード、それからiTunesストアでの支払い(600円)など様々な支払い方法が選択できる機能で料金をチャージします。
最も安いのは500円のコンビニのプリペイドカードによるもの。
以前は、ファミマのみでしたが、セブンイレブンやローソンも対応し、500円から選択できるようになりました。
クレジットカードやPayPal、銀行振込の場合、1,500円からになります。
非課税なのか消費税がかかりません。
Skypeクレジットにチャージした料金は、180日間一度も使用されないと無効になります(が、実は復元出来ました ※ 今は復元できないようです)。
180日に達する前に1度でも電話かSMS(携帯宛へのメール)を送信すれば、再びそこから180日先に延長されます。
LINEも料金体系がSkypeに似ていて720円で30日間有効のプリペイドプランだと、1分6円とSkypeに次ぐ安さです。
「050Plus」「SMARTalk」「楽天電話」は、1分あたりの料金が高いものの、相手に番号を通知させることが出来る(ほかは出来ない)ので、使い勝手としてははるかに上でしょう。
以下は、各IP電話アプリの1分あたりの料金の比較で、安い順から並べています。
※以下は、1ドル120円で計算
プラン | 1分の通話料 | 月額料金 |
---|---|---|
Skype 月額プラン |
5.60円/分 | 671.5円/月 (8,058円/年) |
LINE電話 30日プラン |
6円/分 | 720円 通話料込 |
Google Voice | 約10.80円/分 9セント |
0円 |
Viber out | 約11.76円/分 9.8セント |
0円 |
SMARTalk | 17.28円/分 8.64円/30秒 |
0円 |
050Plus | 17.28円/分 | 324円/月 |
楽天電話 | 21.6円/分 10.8円/30秒 |
0円 |
「Skype 月額プラン」や「LINE電話 30日プラン」などは、電話を使っても使わなくても料金がかかるので、1分間あたりの料金は安いもの、使わなければ逆に損をしてしまうので注意。
また「楽天でんわ」は、普通の音声通話を利用して発信するので、他のサービスと違い、音声通話ができるスマホ、そしてSIMが必要になってきます。
というわけで、使うかどうかわからない。という場合は、Google VoiceやViber outの方が得かもしれません。
月額プランの支払にSkypeクレジットも使えるので、Skypeクレジットを購入しておけば、好きなときに月額プランに変更できます。
iPhoneのSkypeの場合、アプリ内課金で支払うことが出来ます。最も簡単で手軽です。
なお、おそらく購入できる金額は5ドルだと思うので、1ドル120円から大幅に変わった場合は、金額が変わるかもしれません。
ファミマはコンビニの中で最も早くからSkypeクレジットに対応していました。そのため、ファミマのみプリペイドカードが販売されています。
これをレジに持って行き、カードに記載された金額を払えばOK。
他の商品と一緒に購入した場合は、プリペイドカード分のみ現金で支払います。
消費税はかかりませんでした。
Windows8を持っている人は、Windowsのアカウントでログインできます。
違う金額を入力すると、エラーに成ってしまうので注意。
「Skypeの使用条件に同意します」にチェックを入れたら、「有効化」をタップします。
セブンイレブンではファミマのようなプリペイドカードは置いていませんが、コピー機から購入できます。
右下のOKをタッチします。
ファミマと違い、nanacoが使えます(ポイントはつかないようです)。
「プリペイド番号」という部分が入力する番号になります。
クレジットカードやPayPal、銀行振込でSkypeクレジットを購入する方法は以下。
「クレジットが残り少なくなったら場合、自動リチャージを有効にする」にチェックを入れておくと、クレジットカードの場合は自動的にチャージしてくれます。
「続行」をタップ。
ただし、銀行振込の場合、振り込んでから数日しないと反映されないようです。
このまま進むと・・・
三井住友銀行に振り込むようです。
振り込まない場合は、この注文は数日後、キャンセル扱いになる模様。
そんな中でSkypeの魅力ですが、単に1分あたりの料金が最安値、というだけでなく、以下のポイントが有ります。
電話番号宛に送信できるショートメールが送れるのは、今のところSkypeだけです。ただし、1メッセージあたり7.59円とちょっと高め。また使用できるのは、アメリカの番号を取得した場合のみ。
詳しくは、Skype で SMS テキストメッセージを受信する方法を教えてください。 | Skype サポートを参考にしてください。
050PlusやSMARTalkなどのIP電話の最大の弱点は、遅延がひどいという点。
もしもし、と言ってから相手の受話器に聞こえるまで、普通の携帯電話は0秒20ぐらいしかかかりません。
ところが050PlusなどのIP電話は、0秒40ほどかかります。たった0秒40でも、ニューヨークとの中継か!?と思うぐらい、しゃべりにくいです。
私や私の周りの人が、050Plusを使わなくなったのは、これが理由です。
ところが、Skypeはこの遅延がびっくりするほど少ない!
なんと、0秒23と携帯電話同士の通話並。
音質はそうでもないのですが、この遅延が少ないというのはかなり魅力的です。
とくに、Wi-FiでSkype同士での通話は、Facetimeに引けをとらないぐらいの高音質・低遅延です。
050Plusも出来ますが、Skypeもパソコンから電話の発信ができます。
注意点もあります。
050PlusやSMARTalkなどは、アプリを起動していなくても着信が出来ますが、Skypeはそれが出来ません。
Skypeでは、別料金で050で始まる番号を持つことが出来ます。が、日本では相手にかけた時は、非通知として表示されます。
050PlusやSMARTalk、楽天電話はちゃんと表示されるのでこのへんはがっかり・・・。
というように、IP電話は一長一短。知名度的にはSkypeは高いのですが、LINEの登場で魅力も薄れてきました。
世界的にはLINEよりずっと知名度が高いのですが、日本では魅力は下がる一方です。ただ、遅延が少なく支払い方法が多彩で、クレカがなくても使うことが出来るのは魅力。
また、Wi-Fiであれば恐ろしいほど音質が良く、家のそばを通過したバイクや車の音もはっきりと聞こえるほどです。
頻繁に電話をかける人であれば、月額プランで。
普段はかけないけれど、データ通信専用のMVNOの電話機能として使いたい場合は、Skypeクレジットで。といった使い分けができるのも、Skypeの魅力かもしれません。
24時間無料通話が普及した今、あまり電話代を気にすることはなくなりましたが、私のように無料通話に加入していない人も多いかと思います。
Skype電話は「非通知」という欠点がありますが、特定の相手にかける、固定電話に掛ける(一般家庭ではまだナンバーディスプレイに加入している人は少ない(有料のため))場合は、Skype電話は選択肢の一つかもしれません。
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