安いSIMで契約できる、MVNOでは老舗のIIJmioの、音声通話付きSIMのみおふぉんを申し込んでみました。インターネット上から申し込めます。
Last update 2016-12-30 1:16
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先日、ドコモやau、SoftBankのプランが一新し、音声通話は無料になったものの、通話をしない人には、実質値上げになった感があります。
参照:月々の料金比較 ドコモ・AU・ソフトバンク
そこで、音声通話は有料だけれど、月々の料金が格安な、音声通話付きMVNOの中でも最も安い部類の「IIJmioのみおふぉん」を申し込んでみました。
SIMが届くのに一週間ぐらいかかるそうですが、インターネット上から申し込むことができます。
このページでは、
の3つを紹介します。
先日、中古のGALAXY J SC-02Fを購入したので、Galaxy J+みおふぉんで2年間の維持費がどれくらいになるか、など申し込み方法やら計算などをしてみました。
まずは、音声通話ができるMVNOのSIMで、1ヶ月の料金が安い順に比較してみました。
価格は全て税抜きです。
また、一部、キャンペーン価格になります。
速度 | 制限 | 月額料金 | |
---|---|---|---|
b-mobile スマホ電話 SIMフリー |
0.2Mbps | なし | 1,560円 |
ケイ・オプティコム mineo |
75Mbps | 1GB | 1,590円 |
ビッグカメラ BIG SIM 音声通話パック |
150Mbps | 1GB | 1,600円 |
IIJmio みおふぉん |
150Mbps | 1GB | 1,600円 |
最終的に「IIJmio」が提供している、「みおふぉん」を選択しました。その理由として・・・
音声通話付きだと、最も安いのがb-mobileの1,560円(税抜き)なのですが、通信速度が200kbps(0.2Mbps)と、はじめから制限を受けた時の速度なので、ハナから度外視。
2番目の「ケイ・オプティコム」の「mineo」は、制限も1GBと問題はないのですが、回線にauを使用しているので、やはり計算外。私の場合は、最終的にドコモのiPhone6でも使用したかったので、mineoは選択しませんでした。
ただauの中古スマホは、価格が非常に安いので、月々の維持費+初期投資を安く控えたいのであれば、最有力候補になります。
3番目と4番目の「ビッグカメラ」とIIJmioの「みおふぉん」は、ほぼ同じサービス。ビッグカメラの方もIIJmioが提供しているものを、ビッグカメラで販売しているだけのようです。なので、ビッグカメラの「BIG SIM 音声通話パック」でも良かったのですが、近所にビックカメラがないので、これもパス。
で、結局、インターネットで申し込むことが出来る「 IIJmio みおふぉん」を選択した、というわけです。
なお、どのサービスも、月額料金以外に初期費用として3,000円(税抜き)がかかるので注意してください。
それと、MVNOはドコモの回線を一部借りてサービスを提供しているのですが、「一部」だけあって本家のドコモに比べてデータ通信が安定していないそうです。
なのでMVNO事業者として歴史がある程度長い、IIJmioやb-mobileを選択するのが正解らしい。
というわけで、価格も安く通信代わりと安定していると言われているIIJmioにしたわけです。
音声通話がついていないデータ通信専用のプランだと、月々1000円弱で所有できるので、「データ通信専用SIM」+「050Plus」などのIP電話アプリとの組み合わせでいいんじゃないか?という疑問があると思いますが、実際に私も050PlusやLINE、Skypeなどの無料音声通話アプリを使用してみましたが、「遅延」がひどいのと、音質がいい時と悪い時の差が大きいので、今はまったく使っていません。
私の周りでも、050PlusやLINE通話を使っていた人がいますが、今はだれも使っていないようです。
なので、電話をあまりしない。という人でも、2台持っている、という人以外、メインで使いたいという人は、やっぱり音声通話は必要だと思うんです。
参照:LINE Viber Skype 050Plus 音質が良いアプリを比較
みおふぉんには、パケット制限(速度制限を受けない月額使用出来るデータ通信量)の違いによって3つのプランがあります。
音声通話基本料は、現在キャンペーンで900円から700円に値下がりしているので、基本料と合わせて最安値で1,600円(税抜き)になります。
パケット制限を超えても、200kbpsでインターネットに接続できます。
ミニマム スタート プラン |
ライト スタート プラン |
ファミリー シェア プラン |
|
---|---|---|---|
月額料金 | 900円 | 1,520円 | 2,560円 |
音声通話 料金 |
700円 | 700円 | 700円/枚 |
合計料金 | 1,600円 | 2,220円 | 3,260円~ |
パケット制限 | 1GB | 2GB | 3GB |
SIMカード | 1枚 | 1枚 | 最大3枚 |
ドコモのiPhone5s 16GBと話し放題のプランの中で最も安い、2GBの「データSパック」を選択した時の2年間の総支払額と、中古でドコモのスマホを購入し、「みおふぉん 1GB」と「みおふぉん 2GB」を2年間使い続けた場合の総支払額の比較をしてみました。なお、事務手数料など細かい料金は抜かしています。
DoCoMo カケホーダイ データSパック |
IIJmio みおふぉん |
||
---|---|---|---|
機種 | iPhone5s 16GB | GALAXY J SC-02F | |
パケット制限 | 2GB | 1GB | 2GB |
月額料金 | 6,500円 | 1,600円 | 2,220円 |
2年間支払額 | 15万6000円 | 3万8400円 | 5万3280円 |
実質端末代 | 0円 | 3万3000円 | |
合計料金 | 15万6000円 | 7万1400円 | 8万6280円 |
iPhoneの16GBは、2年間の実質端末価格が0円。
比較に用いたGALAXY Jは、ヤフオクでだいたい3万円前後で販売されていますが、今回はアマゾンで販売されている価格(約3万3000円)を参考にしました。
参照:(docomo) GALAXY J SC-02F ホワイト
ちなみにiPhone5s 16GBのアマゾンでの中古価格は、約5万8000円になります。
また、GALAXY J SC-02Fの新品をドコモから購入した場合、月々の端末分割支払い額は、750円(税抜き)。2年間の実質端末価格は、1万8000円になります。
結果、ドコモのiPhone5s 16GB+カケホーダイ+データSパックと、中古GALAXY J SC-02F+みおふぉん 1GBとの差額は、8万4600円になってしまいました。
ドコモのデータSパックはパケット制限が2GBなので、みおふぉんの2GBとの比較でも、6万9720円になってしまいました。
もし、あまり電話は使わない。けど、電話番号は欲しい。さらに月々の料金を安くしたい。
なんて場合は、中古スマホ+みおふぉんのような組み合わせのほうがいいかもしれません。
安くなることがわかりましたが、中古スマホ+みおふぉんのデメリットはあるのでしょうか?
いくつか思い当たる点を列挙していきます。
みおふぉんは、SIM単体での販売なので、中古かなにかで端末を用意しなくてはなりません。一応、スマホとセット販売のSIMもありますが、先ほど書いたように、性能がいまいちだったり、端末価格が高かったりで、あまりお勧めできません。
私はヤフオクで、6台ほどのスマホを購入しましたが、今のところ壊れたり、支払いなどのトラブルは0。
心配であれば、Amazonなどの中古販売もしている店舗での購入をおすすめします。
また、SIMを差し込んでセットアップしたり、スマホの使い方、トラブル等は自分で解決しないといけません。
これに関しては、当サイトでも細かくセットアップ方法を紹介しているのと、今のところ6台でトラブル等は一切ないので、あまり心配する必要はないと思います。
3番目の携帯メールが使えないというデメリットが有りますが、最近はLINEやGmailでのやりとりが一般的になりつつあるのと、SMSは使えるので(有料)それほど不便になることはないと思います。
一番のデメリットは、4番目の通話料がかかるという点。なので、通話が多い人(1ヶ月に2時間以上)は、ドコモなどのカケホーダイなどを選択したほうが得です。
私は1ヶ月に・・・というか、1回で30分~1時間ほど通話するので、圧倒的にドコモのカケホーダイのほうが得なわけですが、当サイトなどを公開していると、なんとか安くスマホを持てないか、という相談が多いので、自腹を切って今回、みおふぉんを申し込みました。
もし、屋外でインターネットを頻繁に利用する場合、1GBの制限では心もとないと思います。そこで、3GB程度まで制限なしで使えるプランで比較してみました。
ドコモなどの携帯電話の料金を高いと感じ、通話はほとんどしない。という人は、こちらのMVNOにすることで、一ヶ月の料金をかなり安く抑えることが出来ると思います。最安は、なんと3GBまで制限なしで1,980円/月。
速度 | 制限 | 月額料金 | |
---|---|---|---|
U-mobile スタンダードプラン (音声機能付き) |
150Mbps | 3GB | 1,980円/月 |
U-mobile ダブルフィックス (音声機能付き) |
150Mbps | 0~3GB | 1,660円/月 (1GB以下) ~ 2,960円/月 (1GB超) |
IIJmio みおふぉん ファミリーシェアプラン |
150Mbps | 3GB | 3,260円/月* |
IIJmio みおふぉん |
150Mbps | 1GB | 1,600円 |
*キャンペーン期間の価格
みおふぉんは、インターネット上だけでなく、イオンやビッグカメラで、そしてアマゾンでも購入できるのですが、思い立ったのが深夜だったということもあり、インターネットで申し込んでみました。
以前、私は、IIJmioやb-mobileと言ったMVNOを使っていたのですが、当時のMVNOのSIMは128kbpsと非常に速度が遅かったので、はっきり言ってほとんど使っていなかったんです。
128kbpsという速度でも、050PlusやViberの音声通話はできるので、価格重視というのであれば、データ通信のみのSIM契約でもいいのですが、050PlusのようなIP電話は遅延がひどかったり、着信できない場合などがあり、安定性が悪いです。
参照:無料電話アプリを比較
なので、大事な電話がかかってくる可能性がある場合は、音声通話付きのMVNOのSIMのほうが絶対お勧めです。
で、IIJmioから発売されている音声通話付きのSIMが、「みおふぉん」になります。
キャンペーンで、通常価格なら1,900円/月なのですが、期間限定で1,600円/月なので、今申し込めばお得かもしれない。
みおふぉんは、イオンやビックカメラ、そしてアマゾンでも申し込みが可能です。1日でも早く手にしたい、というのであれば、イオンやビックカメラで購入するといいかも。
音声通話の場合は、身分を証明するものが必要になるので、免許証か保険証を持って行くこと。
また、クレジットカード払いなので、クレジットカード契約がない人は注意が必要。
インターネットで申し込む場合は、公式サイトから申し込めます。
「お申込みページヘ」をクリックします。
いろいろな注意事項が書いてあるので、目を通したら、一番下の「お申込みスタート」をクリック。
アマゾンなどで購入した場合は、パスコードやエントリーコードなどが記載されたものが届くので、それを入力します。
私のように直接、IIJmioのサイトから購入する場合は、一番下の「パッケージ巫女にゅうのお客様」の「申し込み」をクリックします。
申し込むプランを選択します。
私は現在、iPhoneをメインに使っているのですが、1ヶ月の使用パケット量が0.3~1.0GBだったので、1GB/月まで速度制限なしで使える、「ミニマムスタートプラン」で充分。
各プランには、「データ通信のみ」「データ通信+SMS」「データ通信+SMS+音声通話」が選べるようです。
SMSとは、ショート・メッセージ・サービスのことで、いわゆるショートメールやCメールと呼ばれる、電話番号だけで送れる70文字まで送れるメールのこと。
LINEやFacebookなどの認証用に、SMSの受信が必要な場合があるので、最近SMS付きのサービスが増えてきました。
私は、音声通話もつけて、完全にドコモやau、SoftBankの代わりとして使えるか実験してみたいので、「音声通話付き」を選択しました。
MNPとして電話番号を変えずにみおふぉんにすることも出来るようです。
私は新規申し込みを選択しました。
SIMの大きさも3つ用意されています。
最近のアンドロイドは、microSIM。
iPhoneはnanoSIMになります。
iPhone6が発売されたら、中古のiPhone6でみおふぉんを使ってみたいので、nanoSIMを申し込みました。
なお、nanoSIMで契約すれば、アマゾンなどで売られているSIMアダプターでいろいろなスマホにも対応できます。
続いて住所や生年月日、電話番号などを記入します。
電話は、自宅と昼間連絡がつく連絡先の2箇所、入力する必要があるようです。
契約ページヘのログイン用のパスワードを決めます。
英数字と記号を混ぜた6~8桁のパスワードを設定できるようです。
クレジットカード情報を入力し、「以下に記載する弊社の~」の部分にチェックを入れ、「申込内容確認へ」をクリックします。
申し込みが完了しました。
すぐにメールで確認コードが記載されたものが届くので、メールを確認して下さい。
先ほどの申込み後のページに、認証コード入力欄があるので、メールに記載されているものを入力します。
なお、有効期限が30分なので、注意してください。
注意事項が表示されるので、1つひとつ目を通し、チェックを入れます。
最後に「この内容で申し込む」をクリック。
音声通話付きのSIMの場合は、本人確認用の書類を送信が必要です。
私の場合は、運転免許証をiPhoneで撮影し、パソコンに転送して、それを送りました。
運転免許証以外にも、健康保険証などでもいいみたいです。
再びメールが届くので、中身を確認。
本人確認システムへのログインの下に記載されているURLをクリックし、URLの下に記載されている「ログインID」と「パスワード」を入力します。
このログインIDとパスワードは、申込時に設定したものではないので注意。
免許証や保険証を写真で撮影したものやスキャナーで取り込んだものを指定します。
「個人情報の取扱規約」という部分をクリックし、「個人情報の取扱規約」を表示させないと、アップロード出来ないようです。
リンクをクリックしたら、その下の「個人情報の取扱規約に同意する」にチェックを入れ、「アップロード」をクリックします。
アップロードされた画像が表示されるので、確認書類の種類を選択します。
しばらく待っていると、本人確認手続きが完了した。というメールが届きました。
あとは、SIMが届くのを待つだけです。
SIMは、1週間ぐらいかかるそうなので、もしすぐにでも必要であれば、イオンやビックカメラで購入したほうが早いかも。
今回私が購入したIIJmioのSIMは、SIMのみの購入でスマホ自体はついてきません。
が、ドコモのスマホに刺して使うことができるので、ヤフオクやアマゾンで中古の本体を購入すれば、使うことができます。
個人的におすすめなのが、私が購入したGALAXY Jや最新のGALAXY S5(上の画像をクリックすると、詳細情報を見ることができます)がおすすめ。
特にGALAXY Jは、中古価格が3万円台で売られているので、安い価格でドコモの最新のスマホをもつことができます。
中古はやだ!
という場合は、U mobileなどから、スマホ+SIMガセットになったものも販売されているので、そちらを購入するといいかも。
ただ、スマホ付きのSIMは、価格が安いものだとスマホの性能がいまいちだったり、スマホの性能が良いものだと、端末価格が7万円(分割有り)もする場合があるので、注意が必要。
私のように電話をする機会が多く、インターネットはWi-Fiで使う人は、ドコモやau、SoftBankの新しいプランはまさに待ち望んでいたプランなのですが、中には「電話はしない」とか「LINEの音声通話で充分」という人にとっては、不満が多いようです。
また、世界中から比べると日本の携帯電話の月々の料金は、非常に安いのですが、まだまだ高い。と感じている人も多いようです。
10年ぐらい前、スマホなど影も形もなかった頃、私は1ヶ月の携帯電話に2万円近く支払っていたので、7000~9000円程度でインターネットも出来る、通話料も無料なんてすごく安いと感じますが、今回は最新のスマホでなるべく月々の料金を安くする方法について、計算・比較してみました。
最終更新日 2016-12-30 1:16
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