App内課金アイテムの購入は許可されていませんとは?

LINEのスタンプなどを購入しようとしたら「App内課金アイテムの購入は許可されていません」と出て買えません。今回は、このような警告が出る意味と購入方法を紹介します。

最終更新日:2020-05-03 20:29

LINEの有料スタンプを購入しようとしたり、ゲームのアプリで課金しようとしたり、有料アプリを購入しようとしたら、「App内課金アイテムの購入は許可されていません」という表示が出て、「OK」しか選択肢がない場合に遭遇することがあります。
今回は、このような警告が表示される原因と解除方法を紹介します。

このとき「OK」をタップすると、「決済ができませんでした。もう一度お試しください」と表示され、ここでもOKをタップしないと先に進めません。

目次

有料アプリ・課金ができない原因

さて、「App内課金アイテムの購入は許可されていません」は、日本語の表現がわかりにくいので戸惑ってしまうかもしれませんが、簡単に説明すると、iPhoneの設定で有料コンテンツの購入をできない設定にしているので、購入はできませんよ、ということです。

そういえば以前、勝手に課金されていることがあって、自分で課金出来ないように設定しておいたのを忘れていました。(笑)
で、この設定の解除方法なんですけれど、結構ややこしい。。。。なので画像付きで分かりやすいように紹介しますね。

スクリーンタイム

誤って課金しないように設定を制限する場所は、「スクリーンタイム」という場所に移動してしまいました。スクリーンタイムとは、自分がどれくらいiPhoneを使っていたか(眺めていたか)をグラフで表示したり、ある一定以上の時間iPhoneを使っていると使えなくさせる制限ができる項目です。
ここに有料アプリなどの課金の制限が移動してしまいました。
iPhoneを子供用に制限させるには

iPhoneの設定を開いたら、「スクリーンタイム」(上の方にあります)を探し、タップします。

「コンテンツとプライバシーの制限」というなんだか難しそうな項目があるので、ここをタップします。

パスコードがわからない!?

設定によってはここでパスコードの入力画面になることがあります。このパスコードは、iPhoneのロック解除用のパスコードとは別のものです!同じパスコードにしていればいいのですが、万が一違うパスコードにしていて思い出せない場合は、iPhoneを初期化する必要があります。
また、iPhoneを初期化してもバックアップ(PC、iCloudどちらとも)から復元させると、再びパスコードがかかった状態で復元してしまいます!
つまりiPhoneをまっさらの状態から使わないと、スクリーンタイム・パスコードを忘れてしまった場合は設定を変えることが出来ません。

App内課金を許可させる

「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップします。

「App内課金」をタップします。

ここが「許可しない」になっていると、有料アプリなどの購入や、アプリ内での購入(LINEの有料スタンプなど)が出来なくなります。
「許可しない」になっている場合は、「許可」をタップします。

これで有料アプリが購入できるようになりました。

有料アプリ・課金ができるか試してみる

実際にLINEの有料スタンプが購入できるか確認してみます。

LINEのスタンプは、まずはLINEだけで使える「コイン」というものを購入し、もっているコインでスタンプを購入します。
100コイン(240円かかる)を購入してみます。

設定前はここで「App内課金アイテムの購入は許可されていません」と出てしまいましたが、今度は顔認証(Face ID)の画面になりました。

ポチ~~~ンという音がし、購入出来ました!

LINEに戻るとLINEのコインが購入出来ました。

LINEの有料スタンプは、このコインを使って購入します。

まとめ

私のように、昔有料アプリ・課金ができないように設定していたのを忘れて、「App内課金アイテムの購入は許可されていません」と出てあれ!?と慌てている人も多いのではないでしょうか?
以前はこの設定はもっとわかりやすい場所にあったのですが、最新のiOSではわかりにくくなりました。なので参考にしてください。

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