iPhoneを家電のリモコンにするアプリ

IRKitを使うと、エアコンやテレビ、レコーダーや照明など、リモコンで操作できる家電をiPhoneのアプリで操作できるようになります。

iPhoneを家電のリモコンにするアプリ

 

Last update 2015-10-12 08:13

 

IRkit本体iPhoneを家電のリモコンにしちゃうIRKitという商品を購入しました。
これ、なにがすごいって、部屋にあるリモコン操作できる家電をiPhoneで操作できるようになっちゃうんです。
「あ!エアコン消し忘れた!」なんてときでも、外出先からオン・オフできるし、1度にテレビとレコーダーをオンにして、チャンネルをNHKにする。とかもできるし、ちょっとテクが必要ですが、パソコンからもリモコン操作ができちゃいます。

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IRKitのすごい点

向き(方向)は関係なし

ただ単に複数のリモコンをiPhone1つで操作出来るだけじゃないんです。
基本的にリモコンで操作するときは、リモコンを操作したい家電に向けないとうまく動作できなかったりしますが、このIRKitとiPhoneはWi-Fiで接続しているので、向きは関係なし

外出先からも操作可能

しかも!
(これが私が購入した一番の理由ですが)外出先からもリモコン操作できちゃう!

私は夜勤のせいか、意外とエアコンの暖房をつけたまま会社に出勤しちゃう時があるんです。設定温度を低くしているので、つけていることを忘れちゃうんですよね。
会社で気がついて、「あ!つけっぱなしだ」ということがままあるんです(月に1~2回)。

また冬の朝帰宅すると、部屋の温度が5度とかの世界なので、会社から出発するときに暖房をセットしておきたい。とか、真っ暗の中部屋の照明スイッチを手探りで探す代わりに、家についたらiPhoneで電気をつける。なんてこともできちゃう。
とにかく一度使うと手放せないのが、今回紹介する「IRKit」と「リモコンNK」というアプリ。

GPSと連動して・・・

GPSと連動して、自宅に近づいたら照明、エアコン、テレビのスイッチを入れる。とか、逆に全てオフ。とかもできちゃう。

パソコンでも操作可能

IRKitは、手のひらに乗る小さな箱型の商品ですが、iPhoneだけでなく、パソコンからも操作可能。
ちょっとテクニックが必要ですが、ブラウザ上からマウスでリモコンを操作できます。

複数のスイッチの組み合わせも可能

これも気に入っている機能。
1つのボタンをタップすると、複数のリモコンを操作することもできます。
例えば、「エアコンを付けてタイマーセットを送信」とか、「テレビを付けて、チャンネルをNHKにする」とか、「照明を点灯後、10秒したら消灯」など、1回タップしたら、これらの複雑な操作を実行させることも可能です。

IRKit - iPhone,iPadを使って外出先からエアコン等の家電を操作できる学習リモコン

IRKitとは?

iPhoneがリモコンになるiPhoneの左側にあるのが、IRKit。
非常にコンパクト。似たような製品はたくさんありますが、最も安く、最もコンパクト。
そして安定性も抜群。
アマゾンで7700円で売っていました。

電源はMicroUSB電源はマイクロUSBで供給します。(コードは付属してきません)

IRkitの正面正面には「モードお知らせ用LED」とリモコンの代わりに赤外線を照射する部分が2つついています。
この赤外線照射部、すごく広範囲に届くので、ほぼどこにおいておいても、部屋中の家電の赤外線受信部に届いてくれるんです。

接続用のパスワード箱を開けると、入っているのは紙切れ2枚。
説明書といったたぐいはありません(それぐらい簡単ですが)。
そこで今回は、IRKitとアプリをだれでも使えるように、すごく細かく解説したいと思います。
というのも、このIRKit、大人気らしく、いろいろな人がブログ等で公開しているんですけれど、初心者向けに解説しているとこは殆ど無いんですよね。
こんなめちゃめちゃ使えるガジェットを埋もれさせておくのもなんなので、徹底的に使い方を紹介したいと思います。

iPhoneをリモコン化するアプリ

IRKit リモコンIRKitを操作するには、「IRKitシンプルリモコン」という公式アプリが必要です。が、このシンプルリモコンは、登録できるリモコン操作の数に制限があることと、複数のリモコン操作の組み合わせには対応していないので、わたし的には、

リモコンNKリモコンNK」というアプリをおすすめします。
無料ですが、100円で広告をなくしたり、ページ切り替えができたりと使いやすくなるので、アプリ内課金(100円)したほうがグッと使いやすくなります。

設定・登録をしよう!

USBケーブルをつなぐIRKitにマイクロUSBケーブル(スマホを充電するケーブルと同じです)を差し込み、左側のLEDが、青色になるまで待ちます。

左上をタップ「リモコンNK」をインストールしたら、アプリを起動、左上の部分をタップします。

新しいIRKitを探す「デバイス」にある「+新しいIRKitを探す」をタップします。
複数のIRKitを登録できるので、自宅や会社、リビングなどに設置したIRKitをアプリ1つで操作することができます。

IRKitの電源を入れるIRKitの電源を入れましょう。という表示になるので、右上の「次へ」をタップ。

自宅のWi-Fiの設定まずは、部屋のWi-Fiの名前(SSID)とパスワードを入力します。

SSIDとパスワードSSIDとパスワードは、Wi-Fiルーターの裏側に記載されています。
iPhoneが使用しているWi-Fiのパスワードを入力するってことですね。

IRKitのWi-Fiに接続SSIDとパスワードが正しいと、このような画面になります。

設定を開くホームボタンを押して、今度は「設定」を開きます。

Wi-FiをタップWi-Fiをタップします。

IRKit9394をタップするWi-Fiがオン(緑色)になっていることを確認します。

続いて「ネットワークを選択...」の部分に「IRKit0000」のような名前のネットワークがあるので、ここをタップします。

パスワードを入力するパスワード入力画面になるので、IRKitと一緒に届いた紙に記載されたパスワードを入力します。

パスワードが記載された紙パスワードはIRKitと一緒に入っていたこの紙に記載されています。

チェックマークが付けばOKIRKitに接続できると、このようにレ点のチェックマークが入ります。

IRKitを発見しました再び「リモコンNK」を立ち上げると、「IRKitを発見しました!」という表示が出ていればOKです。
OKをタップします。

完了をタップIRKitに名前をつけてください。と出てくるので、もし、複数のIRKitを操作したい場合は、わかり易い名前をつけてください。
1つしか使わなければ、このまま右上の「完了」をタップ。

OKをタップこれでIRKitを操作する準備が整いました。
続いて今まで通り、部屋のWi-Fiに接続し直します。

設定を開くホームボタンを押し、再び「設定」をタップ。

Wi-FiをタップWi-Fiをタップし・・・

自宅のWi-Fiに接続し直す今まで使っていたWi-Fiに接続し直します。

設定が完了したこれで設定は完了しました。
右上の「完了」をタップします。

リモコンを登録しよう

さて、あとはリモコンを登録していくだけです。
え?どうやって?
リモコンの登録は超簡単。

編集をタップ設定が完了すると、このように何もない真っ白の画面になるので、右上の「編集」をタップします。

プラスボタンをタップうす~い灰色で書かれているプラスのボタンをタップします。

アイコンの設定

アイコンと名前を設定まずはアイコンの設定です。
「未設定」という部分をタップします。

用意されたアイコン色々なアイコンが表示されるので、リモコン操作したい家電にあったアイコンを選択します。

ボタンの設定をしたところ例えば照明のリモコンにはこれ。
で、アイコンだけだと「オン」なのか「オフ」なのかわからないので、「照明オン」というようなボタンに名前をつけます。

信号の登録

信号を追加をタップアイコン設定の下に信号を登録する項目があるので、「+信号を追加」をタップします。

新しい信号を追加をタップ「+新しい信号を追加」をタップします。

リモコン信号の学習このような画面になったら・・・

IRKitに向かってボタンを押すIRKitとリモコンの赤外線照射部を接近させ、登録したいボタンを押します。(短く押す)

赤外線電波の名前をつけるうまく受信できると、「ボタンに名前をつけてください」という表示になるので、今押したボタンがなんなのか、名前をつけます。
右上の「完了」をタップします。

ディレイ「デレイ」は、待機時間ってことらしい。

複数を組み合わせることができるこんなかんじで複数のリモコン操作を追加していくことができます。
この場合、

エアコンの暖房オンのスイッチを入れ、1秒経過したら、時間指定の切りタイマーをセット

って感じですね。

切タイマーの設定富士通のエアコンは、こんなかんじで「切タイマー」ボタンがあるのですが、こちらも1秒後に送信するという設定にしちゃうわけです。
これならiPhoneのリモコンアプリでエアコンをオンにすれば、自動でタイマーもセットされるというわけ。

セットしたところこんなかんじで色々登録してみました。
矢印関連はブルーレイレコーダーの操作ですね。
録画した番組を選択したり、CMカットをしたり、ブルーレイにダビングしたりするときに使います。
うちのブルーレイレコーダーは、リモコンが調子悪くて、なかなか反応してくれないし、パソコンでレーベルを印刷するときに、いちいちブルーレイレコーダーの方を向かずに操作できるのは超便利。

編集・削除したい

編集をタップ登録したい設定を削除したり、編集するには、右上の「編集」という部分をタップします。

編集画面赤いバツじるしが表示されるので、不要な設定は、この赤いバツじるしをタップすると消すことができます。
修正する場合は、修正したいアイコンをタップします。

アイコンが足りない

フォルダアイコンをタップ登録されているアイコンはそれほど種類が多くないので、自作することもできます。もしくは、写真からアイコンにすることができます。
アイコン選択画面で、左上のフォルダのようなアイコンをタップします。

写真を選択カメラロールが開くので、好きな写真をタップします。

写真をアイコンにしたところこのように写真をアイコンにすることが出来ました。

バックアップしたい

設定した内容はアプリをアンインストールすると、削除されてしまいます。なので、バックアップしておくといいでしょう。
または、iPadでも操作したい。なんて場合も、バックアップからデータを移行することができます。

左上のメニューをタップ画面左上のメニューボタンをタップします。

エクスポートをタップ「エクスポート」をタップします。

メールで送信をタップ共有画面が表示されるので、「メールで送信」をタップします。

バックアップデータを送信するZIPファイルを添付されるので、自分宛てに送信します。(iPhoneで受信できるメール宛に送ってください)

データのインポート

バックアップしたデータのインポート(復元)は、課金しないとできません。100円でできるようになります。

ZIPファイルをタップバックアップして送信したメールを開きます。
「20XXXXX-XXXXXXX.zip」という添付ファイルがあるので、これをタップ。

共有ボタンをタップ右上に矢印が表示されるので、ここをタップします。

リモコンNKで開くをタップ「リモコンNKで開く」というボタンがあるので、ここをタップ。

インポート完了バックアップしたデータが復元されました。

どこでも届く!?

向きが違っていても届くIRKitは、赤外線のリモコンに対応しているのですが、すごく赤外線の届く範囲が広いらしくて、このように向きがぜんぜん違う方向を向いていても、届いちゃうんです。すげー。
私の部屋は割と散らかっているし、家電もあっちこっちに散らばっているので、どこに設置したらいいんだろう?と思っていたのですが、どこに設置しても、ほぼどの家電にも赤外線が届くっぽいので、設置場所に悩む必要はほぼなし。
ただし、電源がUSB経由なので、USBケーブルが届く範囲で。

通知センターからも操作可能

通知センターから操作「リモコンNK」は通知センターに未対応なのですが、公式アプリの「シンプルリモコン」で設定すると、通知センターにもボタンを設置できます。
いちいちiPhoneのロック解除して、アプリを立ち上げないといけないなんて、めんどくさい!なんて思う人もいるかもしれませんが、このようにロック解除しなくても通知センターに配置されたボタンで操作できます。

まとめ

一人暮らしの男性にはぜひ、おすすめしたいのがIRKit。
似たような製品は意外とたくさんあるのですが、他の製品は結構高いんですよね。
IRKitも7700円と、それなりの値段がするんですけれど、凄くコンパクトだし、あと私が気に入ってるのが、iPhoneだけでなく、パソコンからもそうだが出来るってとこ。
これにはちょっと高度な知識が必要なんですけれど、パソコンでリモコンを操作する方法もチャレンジしたいと思います。

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最終更新日 2015-10-12 08:13

 

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投稿日:2014-12-19 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理