パソコンからURL・テキストを送るには

パソコンで見ているページをiPhoneで見たい時に、すぐにiPhoneにURLを送ったり、パソコンで長文を入力してiPhoneのメールで送信するアプリを紹介します。

最終更新日:2017-01-04 19:11

パソコンからスマートフォンへURLを送ったり、テキストを送ったり、ファイルなどを送る方法を紹介します。
何度か当サイトで、パソコンからスマホへURLやテキストを送る方法を紹介してきましたが、現在ほとんどがサービスを停止してしまい、ほぼ全滅状態。
現在でも使える2つの方法を紹介します。

PC版LINEから送信

おそらく今後も使える方法として、パソコン版LINEから送る方法。

まずは、パソコン版のLINE(スマートフォンのLINEでも構いませんが)の①の友だち追加の部分をタップします。
続いて②の「グループ作成」をタップします。

上の入力欄にわかりやすいグループ名を入力します(例えば「テキスト送信用」など)。
で、だれも追加せずに(チェックを入れずに)、下の「追加」をタップします。

①友だちリストをタップすると、②今作成したグループが表示されました。

あとはこの作成したグループに対して、他の友達のように普通に発言すると、1人だけの会話ができます。
例えばURLを送信したり・・・

画像を送信したり出来ます。(画像の送信は、画像を会話入力欄にドラッグ&ドロップすると送信できます)

iPhoneのLINEデコのグループを開くと、このようにURLや画像が表示されます。
URLをタップすると、そのページが表示されます。
画像は保存することも出来ます。

送られてきた画像を保存すると、「カメラロール」に保存されました。

逆にiPhoneやスマートフォンからも画像や動画を送信することが出来ます。
ただし、動画は圧縮されて画質が悪くなる可能性もあるので注意。

画像は複数の画像をまとめて送信できます。
フォトストリームでは、すべての写真が転送されてしまいますが、この方法だと選択した画像のみパソコンに転送することが出来ます。

スマートフォンでは長い文章を入力するのは大変ですが、このようにパソコンで文章を入力して、スマホに転送。
あとはスマホ側でコピペすれば、長いビジネス用のメールも簡単に入力することが出来ます。

Pushbulletを使う

Google Chromeのアドオンの1つ、「 Pushbullet 」を使うと、簡単にパソコンからスマホ、スマホからパソコンにURLやテキスト、ファイルなんかを送信することが出来ます。

上のリンク先を開いたら、右上にある「ADD TO CHROME 」をクリックします。

Chromeに追加していいか聞いてくるので、「追加」をクリックします。

するとChromeの右上に緑色のボタンが追加されました。
ここをクリックします。

「 Pushbullet.comにサインアップ」という部分をクリックします。

google+かFacebookのアカウントでログインするようです。
どちらか好きな方をクリックします。
私はFacebookを選択しました。

PushbulletがFacebookの一部の情報にアクセスしていいか確認してくるので、「OK」をクリックします。
「提供する情報を変更」をクリックすると、どんな情報がアクセスされるかがわかります。

これでログインは完了です。
「通知を受け取ったらサウンドを再生」にチェックを入れておくと、なにかテキスト等が送られた時に音で知らせてくれるようです。

Pushbulletは、スマホ側からもテキストやファイルなどを送信できるのですが、パソコンで受け取った時に音は鳴りませんでした。

「さあ始めましょう!」をクリックします。

iPhoneにPushbulletをインストール

iPhoneにもPushbulletをインストールします。
App Stroreを開きます。
もちろんアンドロイド版もあります。

「入手」をタップし、インストールします。

インストールされたPushbulletをタップして起動します。

パソコン版と同じ方(Facebookかgoogle+)でログインします。

Pushbulletを使うには通知を許可してください、というような警告が表示されるので、OKをタップします。

日本語で同じようなことを言ってくるので、「OK」をタップします。

これで準備が完了しました。

パソコンで見ているページをiPhoneやスマホに送信

パソコンで見ているページをスマホ(iPhoneを含む)に送信するには、送りたいページをChromeで表示させ、右上のPushbulletのボタンをクリックします。

URLとそのページのタイトルが表示されるので、「プッシュ!」をクリックします。

ポロロンという音とともにiPhoneのスリープ画面にページのタイトルが表示されました。
この部分を左から右にスワイプすると・・・

Pushbulletが起動して、送信したURLが表示されました。
ここをタップします。

Open Linkの部分をタップします。

Safariが起動して、送信したURLのページが表示されました。
ページを開くのに何度もタップをしなければならない点は、LINEでのURLの送信に比べると少しめんどくさいですね。

テキストを送信する

長い文章などは、iPhoneで入力するには骨が折れる作業です。
そこでパソコンで入力し、PushbulletでiPhoneに送信することも出来ます。

URLを送った時と同じように、Chromeの右上のPushbulletのボタンをクリックし、
①「メモ」の部分をクリックします。
②タイトルを入力します。
③本文を入力します。
④「プッシュ!」をクリックします。

通知画面にはタイトルが表示されるようです。

こんな感じでテキストを送ることが出来ました。

テキスト中にURLがあるとリンクとして認識されるっぽいです。

ファイルの送信

Pushbulletではファイルも送信することが出来ます。
ただし、iPhoneの場合「音楽」や「動画」は、再生アプリを選択できなかったので再生できませんでした。
「画像」や、私の場合は自炊したEPUBファイルを転送してiBooksで開くときに使用しています。

同じようにChromeからPushbulletを開き、①下の「ファイル」をクリック。
②その上の「プッシュパネルを開いてファイルをプッシュ」の部分をクリックします。

別のWindowが開きました。このスペースにスマホに転送したいファイルをドラッグ・アンド・ペーストします。

今回はEPUBファイルを送ってみます。右下の「プッシュ」をクリック。

iPhone側にすぐに通知されました。
開いてみると「Preview File」と書かれているボタンがあるので、ここをタップ。

ダウンロードが開始されました。

あれ?なにも起こらない・・・と思ったら、左上の部分をタップする必要があるようです。

するとどのアプリでファイルを開くか選択できるようになりました。
今回はEPUB形式のファイルだったので、「Open in iBooks」をタップ。

iBooksが開き、無事表示させることが出来ました。

EPUB形式のファイルはKoboでも開けるようです。

まとめ

パソコンで見ているページをスマホで表示させるには、パソコン版とスマホ版のChromeで実現できるのですが、どうも時間がかるんですよね。それにiPhone版のChromeってすぐに固まったりして使いにくい!
私はSafariオンリーなので、もっと違う方法がないかなぁ。と思っていましたが、以前紹介したPush meやChrome to Phone、Chromeモバイル転送などなど、ほぼサービスが停止してしまってなにかいい方法がないかなぁ。と思っていたのですが、LINEやPushbulletなどを使って簡単にパソコンで見ているページのURLやテキスト、ファイルなどをスマホ側に送れるようです。

Pushbulletの面白い機能として、友達や知り合いも、コンタクトリストとして登録してもらえば、テキストメッセージやURLなどを送信できる点。
また、複数の端末を持っている場合、特定の端末(iPadのみに、とか)にだけ送信することも出来ます。
さらに「Shift + Ctrl + X」キーを同時に押すと、すぐにそのページのURLがスマホに送信できたりします。

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