iPhoneとパソコンでファイルを同期することができる、OneDriveを紹介。iPhoneからパソコンに写真や動画を転送できます。
Last update 2015-05-08 04:24
Windows8.1から、最初からインターネット上にファイルを保存できる、OneDriveという機能が追加されました。
このOneDrive上にファイルを保存すると、自動的にマイクロソフトのサーバー上にもアップロードされます。
パソコンにトラブルがあっても、インターネット上にも保存されているので、すぐに復元することができるんです。
で、このOneDriveは、iPhoneにもアプリとして提供されていて、iPhoneとパソコンとで自動でファイルを同期してくれるんです。
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これを利用して、iPhoneで撮影した写真をパソコンにワイヤレスで送信したり、逆にパソコンの写真をiPhoneにワイヤレスで転送することも可能です。
ただし、iPhoneには「iCloud」というOneDriveに似た機能がありますが、こちらは動画を転送できないんですよね。
あと、たまに転送できない時があるので、OneDriveもインストールして同期しています。
OneDriveとは、Windows8.1から標準搭載になった、パソコン上とインターネット上の両方にファイルを保存する機能のことで、自宅のパソコンで作成したファイルを、会社や学校のパソコンで開いたり、複数のパソコンで同じファイルを編集したりすることができる超便利な機能。
Windows8までは、ソフトをインストールする必要がありましたが、8.1からは最初から使用できるようになりました。
iPhone版も用意してあり、パソコンとiPhoneでファイルを共有することができます。
また、iPhoneやアンドロイドのOneDriveアプリは、スマホで撮影した写真を自動でOneDrive上に保存してくれる機能があります。
これを利用すると、iPhoneとパソコンで写真や画像、動画をそれぞれ転送することができます。
iPhone版のOneDriveは、ここから入手することができます。
マイクロソフトのアカウント(メールアドレスとパスワード)を入力します。
Windowsを立ち上げた時に入力するパスワードのことです。
メールアドレスは、1度ログインをしていればすでに入力された状態のはずです。
なお、Microsoftアカウントを変更したいときは、「コントロールパネル」の「ユーザーアカウント」をクリックし、
私のようにマイクロソフトのアカウントに二段階認証を設定している場合は、最初だけ確認作業が必要になります。
うまくログイン出来ると、「カメラバックアップを有効にする」という画面になるので、「有効にする」をタップします。
なお、この機能を有効にすると、使用できるOneDriveの容量が3GB追加されるので、ぜひ、有効にさせてください。
この機能を有効にすると、iPhoneで撮影した写真をパソコンに転送することができます。
こちらがOneDriveアプリの基本画面です。
パソコン上の中身と同じものが表示されていると思います。
先ほどの画面で、カメラのバックアップを有効にしなかった場合は、後から有効にすることもできるし、逆にオフにすることもできます。
その場合は、①画面右下の「設定」をタップし、②「カメラのバックアップ」をタップします。
「カメラのバックアップ」をオフ(灰色)にすると、パソコンへの転送がストップします。
なお、パソコンへの写真の転送は基本はWi-Fi環境がないといけないのですが、Wi-Fiがない!という人は、「モバイル ネットワークを使う」をオンにすると、Wi-Fiではなくて3GやLTEの電波でもパソコンに転送することができます。
iCloudのフォトストリームでは、動画の転送はできませんが、OneDriveでは動画の転送も可能です。
「バックグラウンドでのアップロード」をオンにすると、スリープ状態でも自動で転送できるようです。
アップロードの状況を確認するには、下の「写真」をタップし、「カメラのバックアップ」のところに、転送される画像や動画の残りの個数が表示されています。
この画像だと、後61個のファイルがありますね。
この部分をタップすると・・・
このようにどの写真や動画が転送されているか、また、まだ転送できていないか、を確認することができます。
さて、OneDriveで転送された写真はどこにあるのでしょう?
Windowsを立ち上げ、キーボードの「 Windowsキー」と「Xキー」を同時に押すと、画面の左下からこのようなメニューが表示されるので、「エクスプローラー」をクリックします。
エクスプローラーが立ち上がるので、左上の方に「OneDrive」があるのでクリックします。
なお、Windows8やWindows7だと、専用のソフトをインストールしないと、ここに表示されません。
「OneDrive」を開くと、その中に「画像」というフォルダがあるので、ここを開きます。
「カメラロール」というフォルダが作成されているので、ここを開きます。
なお、「モバイルの写真」は、Windows Phoneから転送される画像が保存されます。
このようにiPhoneで撮影した画像や写真が転送されていました。
転送されない場合は、以下の点に注意してみてください。
・「カメラのバックアップ」がオンになっていない
・Wi-Fiがオフになっている
・OneDriveが立ち上がっていない
・他のアプリの動作中
この中で注意するのは、一番最後の「他のアプリの動作中」です。
「バックグラウンドでのアップロード」をオンにしても、他のアプリを使うとそこでアップロードがストップしてしまうようです。
なので、すべての画像が転送されるまで、他のアプリを使ったりしないようにしてください。
すべての写真がOneDriveにアップロードされています。という表示になったら、他のアプリを動作させてもOKです。
ちょっとめんどくさいですね。
私の場合は、写真の転送もそうですが、主に自炊して作成した電子書籍を「iBooks」で開いて読みたいときに使用しています。
パソコンのOneDriveの中に「電子書籍」みたいなフォルダを作成し、ここに作成したEPUB形式の電子書籍を保存。
iPhone側のOneDriveアプリで作成したEPUBファイルをタップします。
「iBooksで開く」をタップすると、iBooksで開くことができます。
なお、楽天Koboでも開くことが出来ました。
ただ、AmazonのKindleでは開けませんでした。(EPUBに対応していないため)
iPhoneやiPadには、撮影した写真や保存した画像を自動的にインターネット上に保存し、パソコン等に転送してくれるフォトストリームという超便利な機能がついています。
ただ、ごくごくまれにうまく転送できなくなったりするので、予備としてOneDriveをインストールしてみました。
似たようなパソコンに写真を転送できるアプリとしては、Eye-Fiというアプリもあります。
こちらは転送する写真を選択することが可能です。
また、フォトストリームでは動画の転送はできないため、動画も転送したい。という人には、OneDriveがお勧めです。
Wi-Fiであれば、転送量に制限がないので、基本はWi-Fi環境で転送するようにしてください。
設定で3G回線やLTE回線でも使用できますが、転送量が莫大な量になってしまう可能性があるので、気をつけてください。
最終更新日 2015-05-08 04:24
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投稿日:2015-01-18 | | |