iPhone・iCloudのカレンダーの日付がずれる

ブラウザでiCloudのカレンダーにアクセスするとどういうわけか1日ずれています。誕生日や祝日も1日ずれることが。このカレンダーのずれを直す方法を紹介します。

最終更新日:2021-02-23 19:22

何かが原因でiPhoneのカレンダーが1日ずれていることがあります。
私の場合はiPhoneでは正常だったのですが、パソコンからiCloudのカレンダーを表示させると、なぜか1日ずれていました。
基本的にiPhoneはネット上から自動で時刻を取得して位置情報などと結びつけて自動的に時刻や日付を正しい状態にしてくれるのですが、この位置情報がおかしいとカレンダーが狂ってしまうことがあるようです。

iPhoneのカレンダーが1日ずれる場合

まずはiPhoneのカレンダーが1日ずれる場合。iPhoneはネット上やGPSから自動で正確な時刻を取得して反映させているので、基本的には日付や時刻がずれることはありません。もし、1日ずれている場合は外国の時間に設定されている可能性があります。
この日は22日だったのですが、なぜかカレンダーは21日になっています。。。

日付と時刻

まず、位置情報を正確に取得しているか確認します。
設定を開き、「プライバシー」を開きます。

「位置情報サービス」を開きます。

一番下の「システムサービス」を開きます。

「時間帯の設定」がオフになっていないか確認してください。オフ(灰色)になっていたらオン(緑色)にします。

続いて設定の「一般」を開きます。

「日付と時刻」をタップします。

「自動設定」がオフになっていないでしょうか？
ここがオフになっていて、「時間帯」が日本以外に指定されていると、日付が1日前になったりします。

もし日本以外になっていたら、タップして①「日本」と入力し、②「東京、日本」をタップしてください。

日付が元に戻りました。

「自動設定」にしておけば、海外旅行に行ったときも自動的に現地時間になります。

言語と地域

次に怪しいのは「言語と地域」いっこ前に戻り「言語と地域」をタップします。

「地域」が「日本」になっているか確認してください。

「日本」以外になっていた場合は、日本に修正します。

時間帯

もし上の設定を見直してもおかしいところがない場合、次の部分を確認してみてください。

設定を開き、「カレンダー」を開きます。

「時間帯を指定」がオンになっていないか確認します。

ここがオンになっていて「時間帯」が日本以外に指定してあるとカレンダーがずれることがあります。

「時間帯を指定」はオフにしておいてください。

わざと時間をずらしたい

昔、私は家や部屋の時計をわざと10分ずらしていた時期があります。こうしておくと10分余裕を持って行動できるので落ち着くんですよね。ところがスマホもスマートウォッチも時刻はぴったり正確です。
そこでiPhoneの時刻を好きな時刻に設定する方法を紹介します。

設定を開き、「一般」をタップします。

「日付と時刻」をタップします。

「時刻」の部分の数字を上下にスライドさせると、時刻を変更できます。

iCloudのカレンダーが1日ずれる場合

iCloudにはパソコンのブラウザなどからもアクセスして使うことが出来ます。
カレンダーなどのスケジュール管理はパソコンからのほうが文字入力が簡単なので、iPhoneではなくWindowsなどで使っている人も多いと思います。

ところがiPhone上のカレンダーでは、きちんとスケジュールと日付が合っているのですが・・・

PCのブラウザからiCloudのカレンダーにアクセスするとなぜか1日早く予定が表示されてしまっています。。。

時間帯が原因

原因としてはなぜか時間帯、つまり住んでいる地域が日本以外になっていたということでした。特に設定でいじってはいなかったのですが、勝手に変更されていました。以下、修正方法。

iCloudにサインインしたら、右上の名前の部分をクリックします。

「iCloud設定」をクリックします。

ページの右上の部分に注目。

「時間帯・形式」が「ハワイ・アリユーシャン標準時/日本」になっていました…。
ここをクリックします。

世界地図が表示されるので、日本をクリックします。
この時地図の下に「東京-日本(日本標準時)」になっていることを確認してください。

右下の「完了」をクリックします。

もう一度カレンダーを表示させてみます。

スケジュールが正しい日付に変更されていました。

週の開始を月曜日にする

日本では基本的に「日曜日」が週の開始ですが、iPhoneでは好きな曜日を週の頭にすることができます。