iPhoneやiTunesで曲が途中で停止・次の曲に飛んでしまう場合の解決策
最終更新日 2019-11-20 11:52
iPhoneやiTunesで曲を再生していると、曲の途中なのに停止したり、次の曲に飛んでしまったり、という場面があるので、原因を調べてみました。また、解決策も併せて紹介します。
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目次
- 曲が途中までしか再生されない原因
- 曲を登録しなおしてみる
- MP3に変換して治った
曲が途中までしか再生されない原因
iPhoneやiTunesで曲が途中までしか再生されない原因は、大きく分けて2つ。
停止時間が指定されていないかチェック
iTunesでは曲の開始時間と終了時間を指定することが出来ます。なんらかの原因で、曲の終了時間が設定されているとそこでストップしてしまいます。(着信音を作成したときとか)
また、この設定はiPhoneにも反映されるので、iPhoneでも同じように停止されてしまいます。
曲の終了時間が指定されているかチェックするには・・・
iTunesを立ち上げ、途中で停止してしまう曲を右クリックし、表示されたメニューから「曲の情報」を選択します。
続いて「オプション」をクリックし、「停止」にチェックが入っているか確認してください。
ここにチェックが入っていると指定した時間で再生がストップ(もしくは次の曲へ)してしまいます。
iTunseの勘違いが原因
さて、「停止」にチェックが入っていないのに、途中で曲が終わったり次の曲に飛んでしまう場合は、iTunesやiPhoneの曲の長さを正確に取得できていないのが原因です。
たとえばこの曲は、Windowsのエクスプローラーから「プロパティ」で確認すると、4分54秒になっています。
ところがiTunesで同じ曲の長さ(再生時間)を確認してみると、3分06秒として認識されています。
曲が途中で終わってしまうのは、このiTunesやiPhoneの勘違いが原因だったようです。
曲を登録しなおしてみる
まず手軽な方法としては、該当する曲をいったんライブラリから削除し、再び登録するという方法。
まず、途中までしか再生されない曲のファイルをエクスプローラーで表示させておきます。
該当する曲を右クリックし、メニューから「Windowsエクスプローラーで表示」を選択してファイルを探しておきます。
続いて曲が途中までしか再生されない曲をiTunes上で右クリックし、「ライブラリから削除」を選択します。
この時このようなゴミ箱に移動するか聞かれた場合は、「ファイルを保持」をクリックしてください。
先ほどエクスプローラーで表示した曲をiTunesにドラッグして登録しなおします。
再生させて曲がきちんと最後まで再生されたか確認してください。
もしこの方法でも治らない場合は、少しめんどくさいのですが以下の方法を。
MP3に変換して治った
どうも「AACオーディオファイル(m4a)」だとこのようなエラーが出るっぽい。なので、いったん「MP3」ファイルに変換してやると治ります。
ただし、iTunesで変換すると曲の再生時間がおかしいまま変換されてしまうので、以下の方法で行います。
オンラインでm4aをMP3に変換する
以前はSony製の「Media Go」というソフトウエアがダウンロードできたのですが、サポートが終了し、「Music Center for PC」というソフトにリニューアルしてしまいました。が、Music Center for PCだとm4aからMP3への変換ができません。
そこでネット上で「m4a」ファイルを「mp3」ファイルに変換できるサイトがあるので、ここを利用します。
Online Audio Converter を開きます(日本語対応)。
このサイトでは「m4a」を「mp3」に変換出来るだけでなく、着信音を作成したり「wav」ファイルに変換することも出来るようです。
まずは②の変換後のファイルが「mp3」になっていて、ビットレートが「標準」になっていることを確認します。
もし、音質の良い音楽ファイルの場合は、「高品質」でもいいと思います。
続いて、iTunesで途中で停止してしまう曲名を右クリックし、②「Windowsエクスプローラーで表示」を選択します。
すると、エクスプローラーで曲のファイルが表示されます。
表示されたファイルを先程のページの「ファイルを開く」の部分にドラッグします。
ファイルのアップロードが開始されます。このまましばらく待ちます。
変換が完了すると、「ダウンロード」という表示になります。
ここをクリック。
もし、他にも変換したいファイルが有る場合は、「他のファイルを変換する」をクリックして、同じことを繰り返してください。
元のファイルが有った場所あたりにダウンロードします。
なお、変換されたファイルには「online-audio-converter.com」というファイル名が追加されますが、iTunes側のタイトルは曲名のままなので安心してください。
これで「m4a」ファイルから「mp3」ファイルに変換できました。
Media Goでm4aをMP3に変換する
もし、すでにパソコンに「Media Go」をインストールしてある場合、サポートが終了しましたが、まだ使用は可能です。なので、Media Goで「m4a」から「mp3」へ変換することも出来ます。
詳しい使い方は、CDをパソコンに取り込む Media Go編を参考にしてください。
Media Goに曲を追加させたら、左側の「ミュージック」をクリックします。
Media Goで曲の長さを確認してみると、iTunesと違いちゃんと4分54秒となっていました。
この曲を右クリックし、「ツール」の中にある「ファイルの変換」をクリックします。
「フォーマット」を「MP3」に変更し、「変換」をクリックします。
変換されたMP3ファイルのプロパティを見てみると、ちゃんと4分54秒となっています。
変換されたMP3ファイルを右クリックし、「プログラムから開く」で「iTunes」を選択し、iTunesに曲を追加してやると、無事正式な曲の長さで再生させることが出来ました。
あとはiPhoneとパソコンを接続して転送させてやれば、iPhoneでも正式な曲の再生時間で再生されるようになります。
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最終更新日 2019-11-20 11:52
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最終更新日 2019-11-20 11:52 / 投稿日:2017-07-01 | | |