iCloudのバックアップが失敗する!?

最近、バックアップが作成されていません。というiCloudバックアップの警告が表示されるようになりました。手動でバックアップしてもバックアップできません。

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iCloudのバックアップが失敗する!?

最終更新日 2020-04-29 19:45:50

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iCloudバックアップのエラー警告数カ月前からiPhoneの画面に「iCloudバックアップ
このiPhoneは、過去10週間バックアップが作成されていません。」というような警告がたまに表示されるようになりました。
どうやらiCloudのバックアップに失敗しているようです。
なお、手っ取り早く解決策を知りたい場合は、解決法へ進んでください。

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目次

iCloudバックアップとは

もし、普段はiCloudバックアップができていたのに、急に上のようなエラー画面が表示されるようになった場合は、iCloudバックアップ 失敗対策へ進んでください。

iCloudバックアップとは、iPhoneのバックアップを自動的に実行してくれ、バックアップデータをインターネット上(iCloud上)に保存してくれる、無料で使用できる機能の1つです。
このiCloudバックアップは、一定の条件が整うと、自動でネット上にデータなどすべてをバックアップしてくれるんです。
仮にiPhoneが壊れたり買い換えたとしても、新しいiPhoneで復元を実行すると、バックアップした状態に復元してくれる非常に便利な機能です。
iPhoneのバックアップと復元

iCloudバックアップを自動で行うには

iCloudバックアップが自動で行われるには、以下の条件が整っていることが必要です。
※手動でiCloudにバックアップする場合は、Wi-Fi以外の条件はなくてもOK

iPhoneを使用していない状態

iPhoneを使っている時は自動バックアップは行われません。
なので、自動バックアップさせるためにはスリープ状態(ディスプレイが消えた状態)にしてください。
手動でバックアップする場合はこの限りではありません。

充電中

充電中バックアップは、意外とバッテリーを消耗します。なので、iCloudバックアップをオンにしていても充電中でないと、自動ではバックアップされません。

Wi-Fiに接続されていること

Wi-Fiをタップこれは自動の場合も、手動の場合も必要な条件で、iCloudへのバックアップはWi-Fiで接続されている必要があります。
Wi-Fiに接続しているかどうかは、設定 設定を開き、「Wi-Fi」をタップします。

Wi-Fiに接続されているかチェックWi-Fiがオン(緑色)になっていて、チェックマークがついていればWi-Fiに接続されています。

なお、Wi-Fi環境がない。という場合は、コンビニや携帯ショップの無料で使用できるWi-Fiを使ってもOKです。
無料のWi-Fiに接続するには

iCloudバックアップがオンになっている

設定のiCloudをタップそして、iCloudのバックアップがオンになっている必要があります。
デフォルトでオンになっていると思いますが、確認するには、設定 設定を開き、「iCloud」をタップ。

バックアップをタップ「バックアップ」という項目をタップします。

iCloudバックアップをオンにする「iCloudバックアップ」の部分が白黒の場合は、オンにします。

iCloudバックアップを開始確認画面が出るので、OKをタップします。

自動バックアップ

iCloudバックアップのエラー警告さて、上の4つの条件が整っていると、iPhoneを使用していない時にバックグラウンドでバックアップが行われます。
基本的には、Wi-Fiに接続できる人であれば、ほぼ確実にいつの間にかiCloud上にバックアップが行われているはずです。
が、もし、最初に紹介したような、「過去○週間バックアップが作成されていません」という表示が出る場合は、以下の確認をしてみてください。

iCloudバックアップが失敗する場合

iCloudへのバックアップが失敗するのは、以下の2つが原因です。

iCloudの容量オーバー

iCloudの無料で使用できる容量は、5GBまでです。
iCloudのバックアップの設定は、デフォルトでiPhoneに保存されている「写真」や「動画」もまるごとバックアップするようになっています。なので、バックアップサイズが5GB以上になってしまう場合は、バックアップが出来ません。

Not Enough Storageその場合、このような英語で、

Not Enough Storage十分な空き容量がありません
This iPhone cannot be backed up because there is not enough iCloud storage available.
You can manage your storage in Settings.

という警告が表示されます。
この場合、5GBを超えるサイズのバックアップになってしまうのが原因です。
もし、この警告が出るようでしたら、iCloudの容量が足りなくてバックアップできない場合を参考にしてください。簡単に解決できます。

原因不明のエラーによるもの

さて、ここからが本番です。どういうわけか、iCloudのバックアップは原因不明のエラーにより、失敗することが頻繁にあります。
私も何度か陥りましたが、原因はよくわかりません。治ったと思っても、再び同じようにエラーになることもあります。
こういう場合は、以下の方法で手動でバックアップしてみてください。

設定の一般をタップ設定 「設定」を開き、「一般」をタップします。

ストレージとiCloudの使用状況「ストレージとiCloudの使用状況」をタップします。

ストレージを管理iCloud(下)の方の「ストレージを管理」をタップします。

このiPhoneをタップiPhoneを複数持っていたり、ipadも持っている場合は、このように複数のiPhone、ipadが表示されるので、この中の「このiPhone」と書かれている部分をタップします。

バックアップのサイズが0バイトiCloudのバックアップに失敗している場合、このように「バックアップのサイズ」が「0バイト」になっていることが多いです。

バックアップを削除

バックアップを削除そのまま下にスクロールし、「バックアップを削除」をタップしてください。

オフにして削除警告が出るので、「オフにして削除」をタップします。

バックアップが削除できない!

バックアップサイズが0KBこれですんなりバックアップが削除できれば、「このiPhone」の部分の左側が「0KB」になっているはずです。
ここまで完了したら、手動でiCloudにバックアップに進んでください。

バックアップを削除できませんただ、iCloudに自動でバックアップが出来ない場合は、このようにエラーが出て失敗することが多いようです。

この場合は、いったん「OK」をタップします。

このようにバックアップを削除できない場合は、時間をおいてもう一度削除するか、iPhoneを再起動したりすると、何かのきっかけで削除できるようになったりするので、まずはバックアップを削除を何度か試みてください。

手動でバックアップする

設定のiCloudをタップバックアップが削除できたら、今度は手動でバックアップします。
設定 設定を開き、「iCloud」をタップします。

バックアップをタップ「バックアップ」をタップ。

今すぐバックアップをタップ「iCloudバックアップ」がオンになっていることを確認し、「今すぐバックアップを作成」をタップします。

バックアップの進行状況バックアップが開始されます。

前回のバックアップが表示されるバックアップが完了するまで30分程度かかるので、しばらく待ちます。
このように「前回のバックアップ」という表示の隣に、日付や時刻が表示されている場合は、バックアップが成功したことを示しています。

バックアップを完了できませんでしたところがこのように、「最後に行ったバックアップを完了できませんでした」とか「前回のバックアップ:履歴なし」という表示の場合は、バックアップに失敗した可能性があります。

この場合は、バックアップ中に以下のことをしてみてください。

バックアップ中はスリープさせない

バックアップには、バックアップする量にもよりますが、20分から30分ほどかかります。
が、どうもスリープしたままバックアップを終了してしまうと、失敗してしまう可能性が高いっぽい。
なので、15分ぐらい経過した時に、一度スリープを解除してバックアップが進行しているか確認してみてください。
バックアップ中は、完了までの予想残り時間が表示されますが、ほぼ確実に当てになりません。(笑)
また、スリープさせるとこの時間の値がストップしてしまう事が多々あるので、時々スリープを解除して確認しながらバックアップしてみてください。

パソコンにつなげてバックアップしてみる

パソコンに繋いでバックアップするそれでもバックアップが出来ない場合は、パソコンがある人の場合はパソコンに接続し、iTunesを起動。
①iPhoneのアイコンをクリックし、②iCloudのほうにチェックが付いていることを確認。
③「今すぐバックアップ」のボタンがクリックできる状態になるか確認してください。
このボタンが押せる状態でパソコンに接続したままバックアップすると、うまくいくことが多いです。

iCloud Error LINEのトークのバックアップに失敗する

検索サイトから「iCloud Error 20000」の検索結果から来る人がちらほらいるようです。実はこちらのエラーは、LINEのトークのバックアップのエラーのようです。
「iCloud Error 20000」のような警告が表示されるようです。10020,4というエラー番号の時もあるらしい。

詳しい原因は不明ですが、おそらくiCloudの容量不足の可能性があるようです。
iCloudの容量が足りない場合は、iCloudの容量オーバーに進んでください。

まとめ

単純にWi-Fiに接続していない場合も、このような「○週間バックアップしていません」という表示が出るので、そういう場合はなるべく無料で使用できる店舗に行くか、ネット喫茶などのパソコンに繋いでバックアップしてください。
意外とiPhoneの中身のデータが消えて、写真などが消えた。なんてこともあるようです。

私の場合は、10週間(約2.3ヶ月)の間、iCloudにバックアップできていなかったようです。
iTunesでパソコンにバックアップしていましたが、パソコンへのバックアップは手動で行うので、なるべくiCloudへのバックアップをオンにしておくことをおすすめします。

iPhoneは元々、パソコンと組み合わせて、パソコンの中身を屋外に持ち出すというiPod touchから進化・発展してきたので、基本はパソコンが有る状況でないと100%機能を発揮できないと思っていてください。
また、データ量が増えてきたので、Wi-Fiがないと出来ないことも多いです。
私のサイトの調査では、大体70%のアクセスがWi-Fiからによるものです。
自宅にインターネットを敷けば、パケット制限を受けずにインターネットに接続できるようになります。
もし、iPhoneを多用したり、YouTubeを見たりすることが多いのであれば、自宅にインターネットを引くことをおすすめします。

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