GalapagosとiPhoneの比較

シャープのGalapagosに触れてきました。iPhoneと比べてみると、画面はiPhone4並にきれい。5.5インチという大きさの液晶は、なんか中途半端な気が・・・。

 
 

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GalapagosとiPhoneの比較

 

 

Last update 2011/12/04 07:07

 

シャープから発売された、モバイルタブレットGalapagosに触れてきました。
今回触れ見たのは、2010年年末に発売された5.5型モバイルモデルです。
この5.5型モバイルモデルは、

液晶タッチパネル付5.5型ワイドTFT液晶
解像度1,024×600
バッテリー駆動時間約7時間
外形寸法約 幅92×奥行12.9×高さ167mm
重さ約220g

で、iPadというよりは、iPhoneの対抗馬に当たる機種だと思います。

ファーストインプレッション

5.5インチというと、iPhoneの3.5インチよりも二回りぐらい大きいんですけれど、片手だけで持つにはちょっと大きすぎる印象。
かといって、iPadのようなノートパソコンレベルの大きさでもなく、最近流行のポータブルカーナビに近い大きさでした。

液晶

iPhone4のRetina displayは、小さな文字も判別できるぐらいの高画質なんですけれど、このGalapagosも引けを取らないぐらいの高画質。
さすが液晶のシャープといったところでしょうか。
たぶん、iPhone4で識別できるギリギリのフォントサイズであれば、Galapagosでも識別できると思います。

ところが、どうも目が疲れる?
大型電気店で触れてきたので、周囲の明るさは、一般家庭での蛍光灯の下で見る明るさとほぼ変わらないと思うんですけれど、どうも文章を読んでいると目が疲れる。
うーん。なんだろう。と思ったんですけれど、どうもフォントのサイズが小さい気がする。

私は視力1.5なので、読むことはできるんですけれど、長時間読むにはしんどい感じ。
そこで、iPhoneと同じようにダブルタップ(画面を2回、ポンポンとたたくこと)すると、文字が拡大表示され、読みやすい大きさになりました。
どうも目が疲れるのは、フォントのサイズが小さかったからだったみたいです。
ただ、これはiPhoneにも言えるんですけれど、やっぱり紙の媒体に比べると、自ら発行する液晶は目が疲れやすいと思います。

いじっていて気がついたんですけれど、電子書籍だけじゃなくて、アプリ的なものも入っていて、使用するモード(?)でフォントの大きさが違うみたいです。
デフォルトの電子書籍を読むモードだと、字の大きさは本そのもの。
このモードだと、目も疲れず(紙の媒体に比べると疲れるかもしれませんが)、なかなかいい感じ。
というか、このあとも書きますが、iPhoneに比べ操作方法がわかりにくい。。。
iPhoneって、ホームポジションっていうのが基本で、そこからアプリを立ち上げて使っていき、ボタン一発でホームポジションに戻れるんですけれど、Galapagosは、どうやって戻ればいいのかがわかりにくい印象。

反応速度

さて、気になるのが反応速度でしょう。
iPhone4は、ほんとさくさく動くのですが、その速度に慣れてしまった私の目から見た感想を。

はっきりいって・・・遅い!
遅いというか、動きがかくかくしている。
ページをめくったときの速度自体は、それほど気にならないんですけれど、違う書籍を読もうとしたり、何か違う動作をしようとすると、スムーズに表示されません。
カクカクという感じというよりは、一瞬固まって、ぱっと動き出す感じ。
なんか一個の書籍を開いてしまったら、もう別の書籍を開いたり、別の作業をしようとは思わないぐらいの感覚。
これがiPhone4未体験の人なら気にならないのかもしれませんが、私から見るとちょっと遅い感じがしました。
すっごい遅いってわけじゃなくて、iPhoneに比べコンマ数秒遅いぐらいなんですけれど、慣れって恐ろしいものだな。なんて感じました。

操作

iPhoneに限らず、Macの製品は初心者でも簡単に扱えるように。というコンセプトがいまだに根付いています。
私がはじめてMacに触れた1990年代から、これは一貫していて、Windowsがマウスのボタンが2コだったのに対し、Macのそれは1コでした。

iPhoneも、電源ボタンや音量ボタンなどを除けば、正面に設置されたボタンは1コだけ。
使い込んでいくと、もっとボタンがあったらなぁ。なんて思っていたんですけれど、Galapagosに搭載されているボタンは3つ(正面)なんですけれど、Appleが1コのボタンしか搭載しない意味がわかりました。
たった3コのボタンでも、説明書を読んだり、あるいは誰かに操作方法を教えてもらわないと、どれを押したらどういう動作が行われるかっていうのが、いまいちわかりにくい。
iPhoneですら、アプリを切り替えようとしてスリープモードにしてしまったり(誰でも経験ありますよね!?)するのに、3つだと「え~っと」なんて考えてしまう。

真ん中のボタンは、実際にはボタンではなくトラックボールになっていて、ここを指の腹でくるくるすると、ページを上下左右に移動させたり、ページをめくったりできるんですけれど、別の書籍を読みたい。なんてときに、アレ?これを押せばいいのかな?なんて一瞬躊躇してしまう。
でも、このトラックボール、ページをめくるときはすごくいい感じ。
iPhoneもGalapagosも、画面をなぞればなぞった方向にページがめくれるんですけれど、トラックボールの場合、ちょこっと指を動かすだけでページがめくれるので、片手で操作できるかもしれない。

スマートフォンじゃないんだった

iPhoneやGalaxyといったスマートフォンになれていると、「モバイル端末=インターネットが見られる」なんて錯覚に陥っちゃうんですけれど、Galapagosは、あくまでも電子書籍を読むための端末。
一応ブラウザも搭載しているんですけれど、スマートフォンのようにいろいろアプリを詰め込んで、携帯電話回線を使ってインターネットに接続して・・・なんて使い方はできないみたいです。
これもiPhoneに慣れていると、不思議な感覚。
見た目がほとんどスマートフォンなんで、別のものっていう割り切りになれないといけないかもしれない。

iPhoneよりここがすごい

ページの構成 XMDF形式

↑iPhoneの場合

ページ構成が独特

Galapagosでは、XMDF形式に対応した雑誌を表示できるんですけれど、これが秀逸。

iPhoneの場合は、産経新聞アプリや、ビューン、Webページで文字を拡大させると、1ページが画面からはみ出てしまうので、上下にスクロールして文章を読むことになるわけですが(上の動画参照)、Galapagosでは、(基本は)スクロールはせずに、はみ出した文章は次のページになります。

そのため、文章を読んでいる最中の操作はページをめくるだけなので、すごい楽。
さらに先ほども書きましたが、トラックボールがついているので、ページをめくる操作自体が楽。
小説をはじめ、雑誌もこの仕様にあわせて作られているみたいで、どの書籍でもこの操作で見られるみたいです。

ページに表示された図形や写真も、ページにあわせて配置してくれるので、iPhoneのビューンのような単に雑誌をスキャンして取り込んだだけの表示に比べると、雲泥の差。

iPhoneでは、まだXMDF形式に対応したアプリも出ていないし、出そうな気配すらないので、iPhoneで雑誌を読むのはちょっと酷でしたが、GalapagosやXMDF形式に対応した専用リーダーであれば、雑誌を購入しなくてもいいかも。なんて思ってしまいます。

最初から豊富な電子書籍が用意してある

Galapagosには、最初からいくつかサンプルの電子書籍がインストールしてあるみたいなんで、買ってすぐに電子書籍を楽しめます。
また、購入できる電子書籍も豊富にあるのが強みですね。
すでにソニーのリーダーストアは2万タイトル、シャープは3万タイトルが用意されているみたいです。

雑誌なんか買わなくても、インターネット上のニュースサイトで十分。なんて思ってたんですけれど、さすがお金を出して購入するだけあって、内容の濃さが違いますね。
インターネット上のニュースサイトでは、原稿用紙1枚分程度の内容しか書かれていないのに、雑誌だと2~3倍から、10倍ぐらい掘り下げて書かれているので、読み応えはあります。
(これは、iPhoneとの比較ではないんでしょうけれど)

まとめ

画面もきれいだし、大きさ的にもいい感じなんですけれど、結局はコンテンツがそろうかどうか。にかかってくるような気がします。
どんな読みやすいアイテムであっても、中身がなければただの箱になってしまう。
すべての雑誌や漫画、書籍や辞書が読める。っていうのであれば、間違いなく買いなんでしょうけれど。
Galapagosでも、無線LAN対応端末は、WEBページやツイッターができるんですけれど、おまけ的な位置合いで、スマートフォンのように本も読めるし、インターネットもできる。という感覚ではありません。
そのため、iPhoneや他のスマートフォンで、XMDF形式に対応したアプリが出てきて、Galapagosと同じ電子書籍が読めるようになったら、わざわざGalapagosだけ電子書籍を読むためだけに持ち歩くのかな?という気も。

で、最終的に感じたのが、iPadが欲しい!
iPadなら画面の大きさも十分だし、なんといってもいろいろなアプリがインストールできる
3G回線を使えるので、どこでもインターネットに接続できるし。
電子書籍がそろわない分をアプリや、インターネットブラウジングで補える気がします。
まあ、iPhoneがそうなんですけれど。

でも、2009年はネットブックが一世を風靡しましたが、これからはタブレットPCがはやりそうな予感がしそうな製品でした。
2世代目、3世代目と世代を重ねて行くにつれて、どのくらい進化するか、にかかってきそうな気がします。
あとは、電子書籍の豊富さですかね。
ジャンプやヤンマガ、そしてコミックが読めるようになれば、一気に普及しそうな予感がします。

現時点では、XMDF形式に対応したスマートフォンチックな端末は、これだけなんで雑誌を多く読む人(私もそうですが)には、魅力的な端末かも。
特に、部屋の中で捨てるに捨てられない雑誌が転がっている人には・・・。

 

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