iPadやiPod touchでiMessageを使うには

電話番号がないiPadやiPod touchでiMessageを使う方法を紹介します。2台目のタブレットやメールアドレスをiMessageに結びつけることが出来ます。

最終更新日:2018-08-16 23:29

iMessageは、iPhoneやiPad、Macなどで無料で送受信できるメールで、「メッセージ」と言うアプリを使います。
SoftBankやauの携帯メールも、この「メッセージ」で送受信するので、馴染み深いかもしれませんが、ドコモの場合は専用の携帯メールアプリで送受信するので、あまり馴染みがないと感じる人も多いと思います。
ドコモの場合は、SMSをやりとりするアプリがこの「メッセージ」アプリになります。
なお、「iMessage」や「SMS」、「MMS(携帯メール)」の設定方法は、

iPhoneの場合は、デフォルトで電話番号がiMessageのトリガーとして使う設定になっているので、はじめから使えるのですが、iPadやiPod touchは電話が搭載されていないので、ちょっと設定が必要になってきます。
また、使えるようにしただけだと、iPhoneとiPadの両方にメッセージが届いてしまう場合があるので、対策なども載せています。

iPadでは、送受信した相手のリストが左側に。メッセージの中身が右側に表示されます。
画像や動画なども送ることが出来ます。
普通のメールと違い、吹き出しの色が青になっています。
また、相手がメッセージを表示させると、「開封済み」と表示されます。

開封済みと配信済みの違いは?

「開封済み」は、相手が読んだ場合。LINEでいう既読と同じ状態。
「配信済み」は、相手に届いたがまだ読んでいない状態。
何も表示されない場合は、相手に届いていない可能性があります。
もし、相手に既読表示されるのがいやな場合、「設定」→「メッセージ」→「開封証明を送信」をオフにすると、相手に既読表示されません。

iPadでiMessageを使う設定

iPadやiPod touchは、電話だけでなくキャリアのメールアドレスもないので、「メッセージ」でやりとりする場合、参考にしてください。
ただし、相手がiPhone、iPad、Macでないと送信できませんが、Wi-Fiでも送信することが出来ます。

iPadやiPod touchでiMessageを使うには、まずは「設定」をタップ。

「メッセージ」をタップします。

「iMassage」がオンになっていることを確認します。

なお、iMessageは、iCloudにログインしないと使えないようです。

もし、このように「iMassageにApple IDを使用」という表示がある場合は、ここをタップして、

パスワードを入力し、iCloudにログインします。

「送受信」という部分があるので、ここをタップします。

iPhoneの場合は、すでに電話番号が表示されていて、チェックがついているはずです。
iPadの場合、何も登録されていないと思います。(もしくは、iPhoneで登録したメールアドレスが表示されているかも)
「別のメールを追加」をタップします。
なお、逆に削除したい場合は「 i 」の部分をタップします。

ここに登録した電話番号、メールアドレスに相手が送信した場合、iMessageに変換されて届きます。
そのため、iMessageで受けとりたくないメールもiMessageで受信されてしまうので注意。
また、複数の電話番号、メールアドレスを登録することも可能です。

一番下が入力欄になるので、ここにメールアドレスを入力します。
メールアドレスは、必ずAppleからの認証メールが受信できるメールアドレスにしてください。
受信できればGmailやYahoo!メール、プロバイダーのメールなどなんでもOKです。

iMessageにサインインと出るので、Apple IDのパスワードを入力します。

登録したメールに確認用のメールが届くので、「今すぐ確認」をクリック、もしくはタップしてください。

なお、この確認メールは1度しか送信されないようで、届かない!なんて場合、二度と送られないっぽい。(迷惑メール設定や携帯メールのみの受信にしている人は注意)
なので、確実に受信できるメールアドレスにしてください。

My Apple IDのページが表示されるので、Apple IDでログインします。

iMessage用にメールが設定されました。

もし、iPhoneなども持っている場合、このようにメッセージが画面に表示されます。

iMessageだけでなく、Facetimeも使えるようになりました。

iPadからiMessageを送る

iPadやiPod touchからiMessageを送るには、「連絡先」を開きます。

相手がiPhoneなどだと、電話番号の横にこのような吹き出しマークがあるので、ここをタップします。
あとは、メールを送信するように送れば、使えます。

メールアドレスを登録した場合

iMessageに電話番号ではなく、メールアドレスを登録してある場合、このようにメールアドレスに吹き出しのアイコンが付きます。

宛先・宛名がiCloudになる!?

ただし、相手が登録したメールアドレスを連絡先に登録していない場合、どうやら送り主が「iCloud」になってしまうようです。
なので、「開封済み」となっても返事が来ないかもしれません。

iMessageに届いてしまう!?

GmailやYahoo!メール、プロバイダーのメールなどを登録した場合、「メール」アプリからメールで送信する場合、iMessageとして受信してしまうので、注意が必要です。
もし、「メール」アプリやパソコンで受信したい場合は、登録したメールアドレスを削除する必要があります。

iPhoneにも届く!?

同じApple IDでiPhoneとiPadを使っている場合、iPhoneからiPadに送信した場合、iPhone側にも届いてしまう場合があります。
iPadやiPod touchなどで登録したメールアドレスは、他のデバイス(iPhoneなど)にも登録され、チェックが入った状態になってしまいます。(画像参照)
このままだと、iPadにiMessageを送ると、他のデバイスにも同じものが送られてしまいます。

そこで、iPadやiPod touchなどで受信するために登録したメールアドレスは、チェックを外しておきます。
基本的にiPhoneの場合は、電話番号以外はチェックを外してしまってOKです。

まとめ

日本ではiPhoneの所有率が非常に高いので、意外とiMessageは使えます。ただ、今はLINEのほうが普及率、使用率が高いので、あまりiMessageのありがたみはなくなってしまいました。
ただ、他社キャリア宛へのSMS(ショート・メッセージ・サービス)は、有料なのですが、相手がiPhoneであれば、iMessageになって送られるので、無料で送ることが出来ます(吹き出しが青ければiMessageです)。

iMessageでは画像や動画も送れますが、iOS8からは吹き出し内で再生できるっぽい(今までは画面全体になっていた)。
また、iOS8ではiPhoneで書きかけのメールが、Macや他のデバイスで書くこともできるそうです。

iMessageとFacetimeは連動しているようで、iMessageを使えるようにしてあればFacetimeも基本的には使えるようになっていると思います。

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