iOS9の広告ブロック対策 初級編

iOS9から搭載された、広告ブロック機能「コンテンツブロッカー」やadblock Plusのような広告をブロックするアドオンなどをオンにしているユーザー対策です。

iOS9の広告ブロック対策 初級編

 

Last update 2017-04-04 16:33

 

独自ドメインなどを取得してブログやサイトを公開していて、ページ上にアドセンスや広告などを表示させている人にとって今回のiPhoneの新しいOS、iOS9から搭載される「コンテンツブロッカー」に戦々恐々としていた人も多いと思います。
今回は、コンテンツブロッカー対策やadBlock Plus対策というよりは、広告をブロックすることが常識的な空気になるのを防ぐ的な流れを作ろう、という意味で記事を書いてみました。

Sponsored Link

 

広告ブロック対策

iOS9で搭載された「コンテンツブロッカー」は、どんな仕組みで広告とそうでないものとを判断しているのでしょうか。
色々調べてみると、広告ブロックを有効にしても広告が表示されたり、逆に広告でないものが表示されなくなったり、と、何かを基準に判断しているようです。

広告ブロック機能を使っているなら表示させない

完全に広告ブロック機能を防ぐことはかなり難しいです。そこで、広告ブロック機能を逆手に利用して、広告ブロック機能をオンにしているとメイン部分を表示させない。という仕様にして、コンテンツブロッカー対策をするという手段があります。

広告は邪魔だ

ただし、スクロールすると薄くなり、スクロールが終わると画面の下部に居座り続ける広告みたいなのは、たしかにすごくうざいです。個人のドメインであそこまでバリバリの広告をはっている人はいないと思いますが、大手の無料ブログの常に表示される広告はうざいですよね~。
だから何が何でも広告ブロックをしているユーザーには見せない!と言うのはどうかと思いますが・・
ちなみに当サイトではサンプルページ以外は、コンテンツブロッカー対策はしておりません。

やり方

やり方はすごく簡単。まずは広告ブロック対策サイト antiblock.org を開きます。

四角で囲った部分の長ったらしいスクリプトの部分をクリックすると選択状態になるので、コピーします。

テーマの編集をクリックWordPressの管理画面から「テーマの編集」を開きます。

テーマヘッダーをクリック右側の「テンプレート」の中から「テーマヘッダー(header.php)」を探し、クリックします。

bodyタグを探す「body」タグを探します。

貼り付ける「body」タグの下辺りに先程のコピーしたスクリプトを貼り付けます。

コメントを入れておくこんな感じでコメントを装入しておくと、あとで編集しやすいです。

表示されるメッセージ「Please disable your ad blocker!<br>Bitte deaktiviere Deinen Werbeblocker!<br>Veuillez d&eacute;sactiver votre bloqueur de publicit&eacute;!<br>Por favor, desactive el bloqueador de anuncios!」の部分を日本語に変更しておきます。
例えば「コンテンツブロック機能をオフにしてください。」など。

ファイルを更新をクリックテーマを保存します。「ファイルを更新」の部分をクリックします。

確認

アンチブロックが動作した場合実際に確認してみると、このようになるはずです。

動作しない?

先程のコンテンツブロッカー対策は、アドセンスが貼られていないと動作しません。
あれ?動作しない?という場合は、アドセンスが貼られているか確認してください。

広告をブロックしてもそんなに体感速度は変わらない

さて、実は私も今回の記事を書くにあたって、とある有料のコンテンツブロッカーをオンにするアプリを導入してiPhoneで確認してみました。が、広告をオフにしてもほぼ、表示される速度は変わりませんでした。(笑)
私のサイトは、WordpressやMovable Typeでもなく、自分でプログラムしたブログ作成システムで記事を書いています。
静的なページを作成するブログ作成プログラムなので、もともと表示は早いほうだと思います。
少なくともWordpressで作成したサイトよりずっと早いです。
また、レンタルサーバーにもそれなりに高いお金を支払っているので、訪問数が激増する時間帯でも、それなりの速度で表示されると思います。
以前、安いロリポップのサーバーを使っていた時は、アクセスが多くなる時間になると、表示されるのに1~2分もかかっていましたが、今はかなり奮発して、高いサーバーを借りているおかげか、あまり影響は受けないようです。

サイト管理人側も、このように訪問者にもストレスがたまらないようなコンテンツ作りに力を注いだほうが、結果的には自分の収益に結びつくんじゃないかと思います。
逆にこのようなサクサク表示されるサーバーの維持には高いお金がかかるわけで・・・。なかなか難しい部分です。

完璧な広告ブロック対策とは

うざい広告をなくす

私もスクロール追随型の広告(モバイルアンカー広告といって、ディスプレイの下に固定されるやつです)は凄くストレスが貯まります。
また、ファーストビュー(ページを表示させて最初に表示される部分)に広告が表示されてもストレスが貯まります。
なので、サイト管理者側でも極力、自分が他のサイトにアクセスしてストレスを感じるような広告やサイトデザインは、極力控える必要があるんじゃないかと感じました。

元々、スマホからのアクセスはあまり効果がないと言われていますし。

今回紹介した方法もいずれは対策を取られてしまうかもしれませんが、私が思っているのは、手間をかけて広告を非表示にさせているユーザーさんには、広告ブロックは好きなようにしてもらい、ただ、広告ブロックが標準になるような流行だけは作らないでおきたいな、という感じ。

日本経済新聞のサイトでは、お金を払っている人しか読めないシステムを取り入れています。
今後、広告がブロックされるようであれば、「インターネット=無料で使える」という時代の終焉なのかな。と思います。
YouTubeやGoogleマップといった便利な無料コンテンツが、有料化の動きになったら困るのは我々ユーザーですもんね。

アンドロイドを勧める

もっと確実に広告ブロック対策があります。
そう、iPhoneではなく、アンドロイドを普及させるだけです。(笑)
私は2010年にiPhoneを購入してから、ずっとiPhone信者でした。
実際には10台ぐらいアンドロイドを購入して来たのですが、どれもiPhoneに比べると使い勝手が悪くて、最終的にiPhoneしか使わなくなってしまっていくんです。
ところが!
2014年11月に登場した、SONYのXperiaを購入してから、最近ではむしろXperiaしか使わなくなりました。
別のページで詳しく紹介しますが、このSONYのXperiaというアンドロイドは、めちゃめちゃ使いやすい!
今までアンドロイドの不満だった、バッテリーの減りやiPhoneに比べてカクカクした動作が許せなかったんですが、XperiaはむしろiPhoneの1.5倍ぐらいバッテリーがもつし、動作もiPhone並。
まだまだiPhoneのほうが優れている部分もありますが、それ以上にiPhoneを超えた部分も多いんです。

私みたいにiPhoneしか考えられないiPhoneユーザーは、一度、アンドロイドに触れてみるのもいいかもしれません。
しかも!
2016年に登場する新しいバージョンのアンドロイドは、バッテリーのもちが半端なく伸びるそうです。
また同じく2016年に登場すると言われている、あたらしいCPU(頭脳のこと)は、現在主流のCPUの2倍の省電力仕様になるそうです。

それにいつか来るだろうと思っていた、iPhoneの新機能が頭打ちになる時代、これが今回発表されたiOS9で、あ、もうそういう時期なんだ。と実感しました。
勢いでiPhone6sを注文してしまいましたが、2016年に登場するであろう、Android6.0を搭載したアンドロイド機を待ったほうが良かったかなぁ。と思う今日このごろです。(笑)

関連ページ

最終更新日 2017-04-04 16:33

 

Sponsord Link

 

 

投稿日:2015-09-19 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理