ハンズフリー ヘッドフォンなど音質の比較をしてみた

ハンズフリーやヘッドフォンなどで会話していると、相手が聞こえにくい。と言われることがあるので、実際にどのマイクがどう聞こえるのか比較してみました。

ハンズフリー ヘッドフォンなど音質の比較をしてみた

 

 

Last update 2013/12/24 06:19

 

iPhoneやスマートフォンで電話をしていると、「声が小さい」とか「よく聞こえない」はたまた「なに言っているかわからない」と言われることが多々あります。
私も電話番をしているので、会社の同僚たちに電話をすると、どうもハンズフリーで通話している人と話すと、何を言っているのか聞き取りにくいことがあります。
そこで、最も聞こえやすい通話方法(マイク)はどれか、検証比較してみました。

相手に聞こえやすいのはどれか

検証するのは以下。

  • 普通にiPhoneのマイクで話す
  • スピーカーモードで話す
  • Bluetoothのハンズフリーヘッドフォンで話す
  • 車用Bluetoothハンズフリーヘッドセットで話す
  • iPhone付属のヘッドフォンで話す

ビデオカメラとiPhoneをケーブルで繋ぐ私は2台のiPhoneを持っているので、1台のイヤフォンジャックとビデオカメラのマイク端子をケーブルで繋いで、もう一台から電話をした時、こちらのiPhoneにどのように聞こえるか録音してみました。

iPhoneのマイク

普通に持って話した場合比較としてiPhoneで普通に話す場合も録音してみました。
この普通に手にiPhoneを持って話した時の音質を、5として独自に採点(?)をつけてみました。

スピーカーモード

スピーカーモードスピーカーモードとは、iPhoneのマイクの感度を上げ、iPhoneのマイクから少し話した状態でも、声を拾ってくれるモードです。
通話中の画面の「スピーカー」という部分をタップすると、スピーカーモードになります。

スピーカーモードの場合相手の声は、スピーカーから聞こえてくるため、iPhoneを耳に当てなくても話すことができます。
両手がふさがっている時なんかに、役に立つモードですね。

普通のモードの時に比べ、音質が少しかん高く聞こえるような気がしますが、とくに支障なく聞こえていますね。
ただ、スピーカーモードも弱点は、スピーカーから流れてくる相手の声をそのままマイクで拾ってしまい、その相手の声が相手にも聞こえてしまって、すごくしゃべりにくいことになっちゃうことがあります。
今回は1台のiPhoneの片側通話だったので、そういった状況は再現できませんでしたが、余程の緊急時(運転中とか)以外は、あまりおすすめできないかも。

ちなみに、パソコンのスカイプやLINEなどの音声通話で話す時は、Webカメラのマイクはかなり性能がいいようで、スピーカーから聞こえてくる相手の声は拾わず、完全なスピーカーモードでも快適にしゃべることが出来るので、お勧めです。

Bluetoothハンズフリーヘッドフォンの場合

私の場合、主にこのハンズフリーのヘッドセットを使って会話をしています。
全員ではないのですが、まれに「ちょっと聞きにくい」と言われることがあります。が、使っている当人はメチャメチャ快適。
このBluetoothハンズフリーヘッドフォンについては、こちらでレビューしています。
Bluetooth ハンズフリー設定方法

肝心の音質ですが、やっぱり若干落ちている気がします。
点数をつけるとしたら、3~4点ってところでしょうか。
「常に」ではありませんが、シャカシャカした高音が強調された音質で、騒音とまじると聞き取りにくいこともあるかもしれません。
が、私にとっては使い心地は抜群なので、今後も使っていくと思いますが。(笑)

FMトランスミッターつきBluetoothハンズフリーヘッドフォン

FMトランスミッターとBluetoothが混ざってるこれもまたよく使っているんですが、車でiPhoneの音楽を聞くときに、Bluetoothで音楽を飛ばし、この機器でFMトランスミッターに変換。
車のカーステのラジオで受信して聞くことが出来る、超便利なFMトランスミッター。
SHARPのアンドロイドなんかでは、スマホ自体にFMトランスミッターが内蔵されいたりしますが、iPhoneでも似たような機能を使いたいときに、これが役立ちます。

USBかシガライターに刺す本体自体はこのように、すごくスマートで、USB経由でバッテリーを供給します。

運転席で使った場合裏側が両面テープになっているので、車の好きなところに貼り付けます。
シガライターをUSBに変換するものが付いているので、電源はシガライターから供給。
iPhoneのBluetoothをオンにしておくと、エンジンを掛けると同時に自動でiPhoneと接続し、ワイヤレスで音楽を飛ばすことができます。

で、このFMトランスミッターにはマイクの穴もついていて、音楽だけでなく会話もできるようになっています。
相手の声は車のスピーカーから聞こえてきて、自分の声はこの小さなマイクの穴から拾って相手に届きます。

が、実際に聞いてもらうとわかるのですが、音がすごく小さいですね。
もっと口に近い位置に設置すればよかったんでしょうけれど、ハンドルの付け根のシフトノブの隣に取り付けた場合、ちょっと自分の声が小さくて、相手には聞こえにくいようです。

点数をつけるとしたら、1点でしょうか。

iPhone付属のヘッドフォンのマイク

ヘッドフォンのマイク経由最後はiPhoneに付属してきたマイク付きヘッドフォンでの通話です。
若干こもって聞こえるような気もしますが、音も大きく、最も聞こえやすいかもしれません。
点数をつけるとしたら、5~6点ってとこでしょうか。

今度はパソコンで人口音声に喋らせて、それぞれのマイクで拾った時に相手にどのように聞こえるか比較してみました。

YouTubeにアップロードしていたら、2008年(5年前!)のスマホ以前の時代のBluetoothハンズフリーヘッドフォンの動画を見つけました。
私が編集、アップロードしたのですが、全く記憶にない・・・(笑)

まとめ

今回は、携帯電話同士の通話時の、それぞれのマイクによる相手に聞こえる様子を比較してみましたが、LINEやSkype、そしてFaceTimeのような音質がいい通話アプリだとまた違ってくるかもしれません。
個人的にはiPhoneに標準搭載された「FaceTime」の音質が、ダントツによくてお勧め。

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