iTunesでiPhoneに音楽を転送(同期)させようと思ったら、できなくなっていました。iCloudミュージックライブラリが原因のようです。
最終更新日:2022-06-22 20:37
最近、iPhoneとパソコンを繋ぎiTunesで同期しているつもりが、曲を転送できなくなってしまいました。
あれこれ設定しているとようやく原因と解決策が判明。このページでは私がかつてiPhoneとiTunesで音楽が同期できなくなった原因と解決策を紹介しています。
※iPhoneとパソコンで音楽を同期する手順については、iPhoneに曲を転送するを参考にしてください。
iPhoneに音楽が転送(同期)出来ない場合の解決策は以下
iCloudミュージックライブラリはオンです
iPhoneはiCloudミュージックライブラリにアクセスできます
Wi-Fiまたはモバイルデータ通信を介して曲をダウンロード及び再生できます。
と表示されて、iTunseで同期できなくなっていました。
iCloudミュージックライブラリとは、「Apple Music」に加入すると使用できるサービスのことで、サブスクの「Apple Music」にある曲はもちろん、CDからパソコンに取り込んだ曲もネット上に保存され、iPhoneやパソコン、新しく購入したパソコンなどで自由にストリーミング再生できる機能です。
なので、iTunesで「ミュージック」を同期しなくても、基本的には「iCloudライブラリ」をオンにしておけば、iTunesがCDから取り込んだ曲をネット上に保存し、iPhoneで聞くことができます。
が、今まで通り好きな曲やプレイリストだけiPhoneと同期したい場合は、以下のようにします。
ちなみに「YouTube Music」でもほぼ無料で同じことができるので、Apple Musicに課金するより、YouTube Musicのほうがおすすめ。
というわけで今までどおりiPhoneとパソコンをiTunesで同期したい場合は、以下の手順でiCloudミュージックライブラリをオフにすればオッケーです。
ここに「ライブラリを同期」がない場合は、「Apple Music」に加入していないのでiTunesで同期ができるはずです。
iCloudミュージックライブラリをオフにすると、Apple Musicでダウンロードした曲が削除されます。
パソコンから転送した曲などは削除されません。また、iCloudミュージックライブラリをオンにすれば、再び削除された曲も復元します。
※ もし、PCから転送した曲も消えてしまった場合は、後述する「iCloudミュージックに置き換えられた」のが原因です。
これで、Apple Musicとパソコンから同期した曲の両方を聴くことが出来ます。
一度、iPhoneのケーブルを抜き、iTunesを終了させ、ケーブルをつないでiTunesを起動させてください。これで「ミュージックを同期」が表示されるはずです。
ここで大事な注意点があります。「iCloudミュージックライブラリをオフにしたら、パソコンから転送した曲も全て消えてしまった!」という人が増えています。これには理由があります(もちろん復元できます)。
削除する場合、すでにiCloudにあるものに置き換えられます。」という警告が出るのですが、ここで「ミュージックを残す」を選択しないと、iPhone内にあるPCから転送した曲がApple Musicの同じ曲と入れ替わります。
同じ曲なのでそのまま聞けますが・・・
この
少しめんどくさいですが、曲が消えてしまった場合はこのように再びダウンロード可能です。
ただし、その分パケットを消費してしまうので、なるべくWi-Fiを使うようにしてください。
Apple Musicから解約した場合、Apple Musicからダウンロードした曲自体が聞けなくなります。また、「iCloudミュージックライブラリ」も自動的にオフになるので、今までどおり、パソコンから曲を転送させてください。
私の場合、これでもうまく同期できませんでした。新しい曲が転送されないし、プレイリストも消えてしまいました。
その場合、一度、iPhone上の曲を全て消して、再びパソコンと同期すれば復元します。
同期が完了したら、再び「音楽を同期」にチェックを入れ、「適用」をクリックすると、音楽が転送されプレイリストも復活しました。
Apple Musicに加入していないのに再びiTunesとiPhoneで曲が同期できなくなってしまいました。iOS13にアップデートしたので、それが原因かな?と思ったのですが、いろいろ試してみたらどうも「iTunes Match」が原因と判明。先日誤って「iTunes Match」に加入(年額3,980円)してしまったのですが、iTunes Matchに加入すると解約し期限が来るまでiTunesと同期できなくなるっぽい。
以下は「iTunes Match」に加入している場合の同期の仕方を2パターン紹介します。
そもそも「iTunes Match」とは、パソコン内にある曲をネット上に自動でアップロードし、他のパソコンやiPhone、iPadでもネット上から曲をダウンロードして音楽を聴くことが出来る有料サービス。パソコンを買い替えたり、複数のiPhone・パソコンを持っている人には便利なサービスです。
なのでiTunes Matchに加入している場合は、パソコンのiTunesと曲を同期するというよりは、ネット上にアップロードした曲と同期する、という感覚になります。ただし、私の場合誤って契約してしまったのでずっと続けるつもりがなかったので、何とかパソコンのiTunesと同期する方法を探してみました。
どうも「iTunes Match」を契約中は基本的にはパソコンとは直接同期が出来ないっぽい。ではどうするか、というと、1つ目のやり方は、iPhone側の設定で同期をオンにする方法。
「ミュージック」を開きます。
ここで「削除して置き換える」にした場合、iPhone内にある曲が削除されクラウド上にある曲がダウンロードされて置き換わります。
このダウンロードした曲はiTunes Matchを解約すると聞けなくなる可能性があります。
しばらく待っていればアップロードされるはずですが、いくら待ってもアップロードされない場合は以下のようにして強制的にアップロードできます。
なかなか曲がアップロードされない場合は、以下のようにして強制的にアップロードできます。
②の「ライブラリ」を開きます。
③「iCloudミュージックライブラリをアップデート」をクリックします。
これで再びアップロードが開始されると思います。
しばらく経過するとすべての曲がアップロードされ、iPhone側にも自動でダウンロードされているはずです。
iTunes Matchに契約したまま、直接パソコンの曲と同期したい場合は以下のようにしてiTunesのiTunes MatchをオフにすればOK。
①「編集」を開き
②「環境設定」をクリックします。
他の曲がアップロードされているなど、何らかの原因でアップロードが待機された状態の曲です。
曲がアップロードされるとこのアイコンは消えます。
ファイルが削除されたかファイルの場所が変更されていることが原因です。曲をクリックすると、ファイルを探すか聞いてくるので、指示に従って移動したファイルを指定するか、プレイリストから曲名を削除してください。
iTunesとiPhoneで曲を同期しようにも、iTunes側でiPhoneを認識してくれない場合があります。
この場合の解決策は、iTunesやエクスプローラーでiPhoneが認識されない場合の対処法を参考にしてください。
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