Apple Musicの使い方
Last update 2018-02-15 00:21:05
Appleの音楽聴き放題サービス、Apple Musicが開始されました。
3ヶ月無料トライアルで3ヶ月間無料で音楽聴き放題です。
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目次
Apple Musicとは
Appleが公開している定額制の音楽聴き放題サービスです。
iTunes Storeで公開されている4000万曲を月々980円で、無制限に聞くことが出来るサービスです。
音楽だけでなく、ミュージックビデオなども再生可能。また、世界中のラジオを無料で聞くことも出来ます。
最初の3ヶ月間は無料で使用できるので、気軽に始めることが出来ます。
類似サービスとの比較
現在はLINE MusicやAmazon Musicなど似たようなサービスがありますが、他の類似サービスと比較してみました。
プラン | Apple Music | Amazon music Unlimited |
Google Play Music | LINE Music |
---|---|---|---|---|
楽曲数 | 4000万曲以上 | |||
料金 | 980円/月 | 980円/月 プライム会員の場合 780円/月 |
980円/月 | 960円/月 |
ファミリープラン 1,480円/月 |
年額 7,800円/月 |
ファミリープラン 1,480円/月 |
学生プラン 600円/月 |
|
学生プラン 480円/月 |
ファミリープラン 1,480円/月 |
月20時間まで 500円/月 |
Amazon Muiscは、プライム会員(年額3,800円)で100万曲が聴き放題のサービス(他に一部の映画、本も無料、送料も無料)もあります。
参照:Amazon Musicで音楽をダウンロードする方法
新しいミュージックプレイヤー
Apple Musicを使用するには、iOSを最新の8.4以降にアップグレードしないといけません。
また、iOS8.4にするとミュージックプレーヤーも新しく生まれ変わります。
Apple Musicは、最初から用意されている「ミュージック」というアプリで利用できます。
Apple Musicの使い方
はじめて利用する場合
Apple Musicは最初の3ヶ月は無料で医療することが出来ます。
試してみたい場合は、「今すぐ開始」をタップします。
一般的なプランの場合、1ヶ月980円になります。
3ヶ月のトライアル期間が終了すると課金が開始されます。
下にスクロールすると、トライアルを開始」というボタンがあるので、ここをタップします。
なお、3ヶ月が経過したあとも解約しないままでいると、料金が発生するので注意。
iTunes Storeにサインインします。
指紋認証かパスワードを入力します。
iOS8.4にアップグレードしたあとだと、このようなiTunes 使用許諾契約書が更新されました。という警告が表示されるので、「OK」をタップしてください。
※場合によって表示されない可能性があります
iTunes Storeの利用条件とアップルのプライバシーポリシーが表示されるので、目を通したら右下の「同意する」をタップします。
料金が表示されるので、「購入する」をタップします。
なお、3ヶ月無料トライアルメンバーシップ期間内は無料で使用できます。
3ヶ月を過ぎると自動的に課金されてしまいます。もし、課金されたくない場合は、他のアプリ内課金の解約と同じように、解約しておく必要があります。
iPhoneの有料アプリを解約する方法
新しいミュージックアプリが起動しました。
だいぶ様変わりしてしまいましたね。
どちらかと言うとApple Musicを使うためのアプリっぽくなってしまいました。
ではさっそくApple Musicの音楽聴き放題サービスを使ってみましょう。
他の「Connect」や「Radio」や「For You」などは後で紹介します。
右上にある虫眼鏡をタップします。
検索欄に検索したい曲やアーチストを入力します。
「Apple Music」の方をタップしておきます。
すると、Apple Musicで見つかった候補の曲やアーチストが表示されます。
アーチストで見つかったダフト・パンクをタプすると、人気曲やアルバム一覧が表示されました。
黒を貴重としたデザインで、少しAndroidに似ていますね。
アルバムのDiscovery - ダフト・パンクを開くと再生ボタンがあるので、タップすると再生が始まります。
再生中の曲名やコントロールは、画面下の方に表示されるようになりました。
アルバムを再生
ミュージックビデオも対象
なお、ミュージックビデオも見放題のようです。
残念ながら私の大好きな曲、Digital Love - Single - ダフト・パンクのミュージックビデオはありませんでした・・・。
曲をダウンロードする
基本的にはApple Musicは、ストリーミングと呼ばれるYouTubeと同じで、データをダウンロードしながら再生し、再生後はデータが破棄される方法で再生されます。そのため、インターネットに繋がった状態でないと聴くことが出来ないのですが、iPhone内に保存することも出来ます。
ダウンロードしたあとは、インターネットに接続しなくても自由に聞くことが出来ます。
ダウンロードするには、曲名などの右横にある「 ... 」の部分をタップします。
「オフラインで再生可能にする」をタップすると、ダウンロードが開始されます。
「ステーションを開始」は、音楽の再生。
ダウンロードしなくても「プレイリストに追加」や曲を購入する「iTunes Storeで表示」なども選択できます。
「マイミュージックに追加」は、おそらくダウンロードしていない状態でマイミュージックに追加する機能。
ダウンロードした曲を再生させるには、「プレイリスト」の「最近追加した項目」をタップするとリストに表示されているはずです。
今までのようにiPhone内の曲を聴くには
パソコンから同期した曲や、iTunes Storeで購入した曲を表示・聴くには、右下にある「ライブラリ」をタップします。
解約後再び契約するには
トライアルは1度使うと無効になります。もし、トライアル期間が過ぎたあと契約したい場合は、 設定の「ミュージック」をタップし、
先ほどと違い、「トライアル」ではなく「プランを選択」になっています。契約する場合は、この「プランを選択」をタップしてください。
なお、契約しない場合は、「今はしない」をタップします。
Apple Musicを表示しないようにするには
もし、Apple Musicが必要ない場合は、以下のようにして表示させないようにすることも出来ます。
「Apple Musicを表示」をオフにします。
これでiPhone内の曲しか表示されなくなります。
スリープ画面での操作
Apple Musicの音楽を聞いている途中、スリープになっても音楽は再生され続けます。
ロック解除画面でコントロールも表示されます。
Apple Musicの注意点!
Wi-Fiで使うこと
Apple Musicは、YouTubeと同じでストリーミングで再生されます。そのため、Wi-Fi以外で曲を再生させると、ものすごい量のパケットが発生します。
例えば一曲は、だいたい3MB程度なので、ドコモのパケット定額制サービスの「データSパック(小容量)」は、2GBで制限がかかるので、約666曲ほど聴くとパケット制限に達する可能性があります。
実際には同月にLINEで写真を送ったり、YouTubeを見たり、ゲームをダウンロードしたりするでしょうから、実際に聞ける曲はもっと少なくなる可能性があります。
そのため、できればWi-Fiを利用してダウンロードしておき、聞くときはオフラインで聞けるようにしておいたほうがいいでしょう。
Wi-Fiを利用するには、Wi-Fiとは iPhoneの設定編やソフトバンクWi-Fiスポットを使う設定、WiFiや無線LANを安く簡単に実現するにはなどを参考にしてください。
なお、Wi-Fiのみ、Apple Musicを再生させるには、 にある「モバイルデータ通信」を開き、下の方にある「ミュージック」をオフにしておくと、Wi-Fiに接続している時でないと、再生できないように出来ます。
ただし、「オフラインで再生可能にする」でダウンロードしたり、すでにiPhoneにある曲、そして、一度再生させた曲はここをオフにしても再生できます。
Apple Matchとの違い
以前、iTunes Matchとは?で、似たようなAppleのサービスの「iTunes Match」を紹介しましたが、Apple Musicは別のサービスになります。
iTunes Matchは、すでにiPhoneやパソコンにある音楽をネット上に保存し、別のiPhoneやiPad、パソコンでも聴くことが出来るサービス。
Apple Musicは、iTunes Storeに登録されている曲を聴くことが出来るサービスになります。
iTunes Matchは、どちらかと言うと容量の少ないiPadで音楽を聞いたり、複数のパソコンを持っている場合にパソコン間で音楽データを同一にしておきたいときなどに使用します。
Apple Musicは、音楽好きで新しい曲やいろんな曲をたくさん聞きたい人に適しているサービスといえるでしょう。
新しくなったミュージック
以下では、iOS8.4以降の新しくなったミュージックに追加された機能を紹介します。
ラジオ
ディスプレイ下の「Radio」をタップすると、世界中のラジオを聴くことが出来るようです。
また、クラシックやJ-POPなど、有線放送のように流し続けることも可能なようです。
For You
左下の「For You」は、好きなジャンルやアーチストを登録しておくと、自分の好みに合わせたまだ所有していない曲やアーチストを紹介してくれる機能。
さらにApple Musicでいろいろな曲を聞いたり、iPhoneやパソコン内にある曲などから、持ち主の好みを学習していき、「おぉ。」と言ってしまいそうな曲を紹介してくれる、なかなか面白い機能です。
初めて使う場合は、丸の中にジャンルが記述されているので、好きなジャンルをタップします。すると、タップした丸が他のジャンルより一回り大きくなります。
(あとで変更もできます)
特に好きなジャンルは2回タップすると、さらに大きな丸になりました。
逆に必要のないジャンルや興味のないジャンルは、丸をタップし続けると、削除することが出来ます。
ここで選択したジャンルなどは、あくまでも初期に参考する程度なので、気楽な気持ちで進めてください。
ジャンルを選択し終わったら、ディスプレイの右上にある「次へ」をタップします。
今度は好きなアーチストをタップしていきます。
最低でも3つ指定しないといけないようです。
もし、アーチストが見つからない場合は、「他のアーティスト」をタップしてください。
特に好きなアーティストは、2回タップすることが出来ます。
「終了」をタップすると、設定終了。
なんか・・・全然心に響かないような選曲されていました・・・。
ところが!
しばらくいろいろな曲を聞いたりしていると、だんだん私の好みにあった曲が表示されていくようになってきました。
聴けば聴くほどFor Youは好みを学習していくようです。
ラブや友達への紹介機能
もし、気に入った曲やアルバム、アーティストが見つかった場合は、再生画面にあるハートのマークをタップしてください。
このハートは「ラブ」と呼ばれるお気に入り登録ボタンのようで、どんどんラブに登録していくと、おすすめ曲やアーティストの精度が上がってくるようです。
左下の「共有」ボタンをタップすると、友達に曲やアーティスト、アルバムを紹介することも出来ます。
下までスクロールすると、iPhone内の曲やアルバムから判断されたまだ所有していないアーチストの曲やアルバムが表示されていました。
使い込んでいくと、「おぉ!」というような曲が表示されるようになるかもしれません。
Connectとは
さて、右から2番めの「Connect」とは何でしょう?
この「Connect」とは、Apple版のツイッターのようなもので、アーティストのつぶやきや更新データをチェックしたり、つぶやきを投稿したりすることが出来る機能っぽい。
ツイッターと違い、フォローできる相手はアーティストだけっぽいようで、よりコアなツイッターといった感じ。
ただし、まだまだ投稿しているアーティストはほとんどいないみたいで、「Avril Lavigne」などアメリカのミュージシャンの一部がつぶやいているだけっぽい。(2015年7月1日現在)
iPhone内にある曲のアーティストは、そのアーティストのアカウントのあるなしにかかわらず、自動的にフォローされます。
その他のアーティストを探すには、「他のアーティストとCURATORを探す」をタップします。
残念ながら、まだまだつぶやいているアーティストはほとんどいない状態。
「姓名」や「ニックネーム(ツイッターアカウントのようなもの)」、フォロー中のアーティストを見ることが出来ます。
アカウントは写真、名前、ニックネームを登録できます。
ニックネームには英数字とアンダースコアのみの32文字以内で設定可能。
このアカウント名がConnectのタイムラインに表示されるっぽい。
こんな感じに、いいね!っぽいことや、コメントを投稿出来るようです。
New
Newは、iTunes Storeに登録された新曲や新しいアルバムが表示されます。
iOS8.4 アップデート
Apple Musicを使用するにはiOS8.4以降が必要です。以下では、iOS8.4のアップデートの方法を紹介します。
設定を開き、「一般」にある「ソフトウェアアップデート」をタップします。
アップデート可能だとこのような表示になるので、「ダウンロードとインストール」をタップします。
なお、最新のiOSの場合は、「お使いのソフトウェアは最新です。」という表示になっています。
この場合は、アップデートする必要はありません。
パスコード(ロックを解除するときに入力する4桁のパスワード)を入力します。
ダウンロードが完了すると「今すぐインストール」というボタンが表示されるので、ここをタップ。
しばらく待っているとiPhoneが再起動されます。
ロックを解除して、パスコードを入力します。
これでiOSが最新のものになりました。
なお、詳しいiOSのアップデートは、iOS8 アップデートを参考にしてください。
WindowsでApple Musicを聴くには
iTunesでもApple Musicは対応になりました。
iTunesの場合は、iTunes12.2で対応しています。
iTunesをアップデートする
iTunesのヘルプをクリックし、「更新プログラムを確認」をクリックすると、新しいバージョンのiTunesがあるから確認しに行くので、このまま待ちます。
新しいバージョンがダウンロードできる場合は、このような表示になるので、「iTunesをダウンロード」をクリックします。
iTunesにチェックが入っていることを確認して、「1項目をインストール」をクリックします。
QuickTimeなど、他のソフトのアップデートも同時に行っても構いません。
セキュリティー警告が表示されるので「はい」をクリックします。
iTunesのアイコンも白いものに変わっていました。
ダブルクリックして起動させます。
iPhoneで設定したFor Youですが、iPhoneと同じおすすめ曲、アーチストが表示されていました。
オールディーズやアカペラが好きなので、ベスト オブ ドゥーワップが表示されていました。
ちょっと聞いてみたのですが、なかなかいい感じ。
BGMとして聞きたい感じ。
iPhoneでオフラインで聞くダウンロードした曲は、灰色になって聞けませんでした。
iPhoneと同じで、検索する場合、iPhone内やパソコン内の検索だけでなく、Apple Music内の検索も出来、そのまま制限なしで聞くことが出来ました。
まとめ
私の周りを見渡すと、スマートフォンで音楽を聞く人はごくごく少数派。ただ、ほとんどがパソコンがないから諦めていたり、やり方を知らなかったり、という感じっぽい。
Wi-Fiでないと、使いにくいApple Musicですが、聴き放題サービスはこうした人達には嬉しいサービスかも。
月々980円(税込み)というのも、レンタルCDを数枚借りれば元が取れるレベルなので、それほど高くはないと思います。
関連ページ
- Amazon Musicで音楽をダウンロードする方法
- アンドロイドでApple Musicを使う
- iTunes Matchとは?
- Google Play Musicとは
- iCloudミュージックライブラリとは?
- iTunesの音楽とAndroidで同期するには
- iTunes in the Cloudで購入した曲を別のPCにダウンロード
- iTunesのインストール
- CDからPCに曲を取り込む
- 曲を購入するには
- iPhoneの着うたを好きな音楽にする設定
- iPhoneの音楽を車で聴く方法
- iCloudを開始しよう!Apple IDの作成
最終更新日 2018-02-15 00:21:05
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【 きょー 】 2015/07/13 22:41
iPodでもできますかね?
【 管理人 】 2015/07/13 22:49
iPod Classicは未対応らしいですね。あとは、iOS8.4が動けば対応している可能性があります。
投稿日:2015-07-01 | | |