Twitter SMSの2要素認証の代わり認証コード編

TwitterがSMSによる2要素認証を有料ユーザーのみの提供に。確認コードによる設定とログインの仕方を紹介します。

最終更新日:2023-08-18 21:16

Twitterが、経費削減の一環としてログインする際のSMSによる「認証コード」を無料ユーザーでは使えないように仕様変更しました。
このままだとTwitterが乗っ取られる可能性があるため、今回は「認証アプリ」による2要素認証の設定方法と、ツイッターへのログイン方法を紹介します。

目次

Twitterで2要素認証を設定する

SMSによる認証コードとは?

SMSによる認証コードとは、新しいiPhoneなどスマホを購入しTwitterを使うときに、アカウントでログインするときにパスワード以外に、ショートメッセージで送られてくる6桁の数字を入力する認証方式のことです。
これが、2023年3月で無料アカウントユーザーでは使えなくなってしまいます。

SMSを使った2要素認証を削除してくださいってなに!?

たぶんこんな感じで「SMSを使った2要素認証を削除してください」というような画面が表示されている人も多いと思います。

この画面が表示された場合は、以下のやり方でSMS(ショートメール)以外の方法で、2要素認証を設定してください。

2要素認証とは

2要素認証とは、IDとパスワードでログインする際に、さらにもう1段階を経て本人確認をする仕組みのこと。以前は6桁のSMSが送られてきて、その6桁の数字を入力していましたが、どうやら結構お金がかかっているようで、資金不足のTwitterとしては無料会員には提供しない模様。

「認証アプリ」を使った2要素認証の設定

というわけで、SMS以外の2要素認証のひとつ、「認証アプリ」を使う場合の設定方法を紹介します。
もう一個、「セキュリティキー」という方法もあるのですが、こちらは2台のスマートフォンがないと出来ないっぽいので、ちょっと敷居が高いです。

まずは、Twitterアプリにログインした状態で、左上の自分のアイコンをタップします。

下の方にある「設定とサポート」をタップ。

「設定とプライバシー」をタップします。

「セキュリティとアカウントアクセス」をタップします。

「セキュリティ」をタップします。

「2要素認証」をタップします。

で、ここで「認証アプリ」をタップします。

iPhoneの場合

iPhoneとアンドロイドで若干操作が違います。まずはiPhoneから。

なにやら英語で表示されますが、「互換性のある認証アプリ (iOS AutoFill、Google Authenticator、Authy、Duo Mobile など) を使用してください。」というようなことが書かれています。
iOSの場合はアプリを入れなくても対応しているのでOK。

「はじめる」をタップ。

「アプリをTwitterアカウントに登録」と表示されます。
「Link app」をタップします。

生体認証が行われます。

iPhoneに保存されているIDとパスワードの一覧が表示されるので、Twitterのアカウントを探してタップします。

この時上の検索欄で「Twi」と入力すると、保存されているパスワードの中から「Twitter」のものを探して表示してくれます。
* もし、表示されない場合は、iPhoneにTwitterのURL・ユーザー名を登録するに進んでください。

するとパスワードの下辺りに「確認コード」という項目と6桁の数字が表示されます。
この数字の部分をタップします。

「確認コードをコピー」という吹き出しがでたらここをタップ。

Twitterに戻り、入力欄をタップしたままにすると、「ペースト」という吹き出しが出るので、ここをタップします。

「確認」をタップ。

これで確認アプリで認証する事ができるようになりました。また、まんがいち確認アプリがなくなった場合などに入力する、「バックアップコード」も表示されるので、このパスワードをメモしておきます。

「完了」をタップ。

※ もしここでエラーが出る場合、iPhoneへのパスワードの登録がうまくいっていません。エラーが出る場合へ進んでください。

「確認アプリ」がオンになりました。
この確認アプリを使ったログイン方法は、認証アプリを使ったTwitterのログイン方法に進んでください。

iPhoneにTwitterのユーザー名とパスワードを登録する

iPhoneは、特別なパスワード管理アプリをインストールしなくても、パスワードを記憶できるようになっています。先程の画面でTwitterのユーザー名とパスワードが表示されなかった場合は、iPhoneにユーザー名とパスワードが登録されていません。
登録方法は以下。

設定を開き、「パスワード」を開きます。

画面右上にプラスの部分をタップします。

①「Webサイト」
②「ユーザー名」
③「パスワード」
を入力します。②と③はツイッターのIDとパスワードです。
①は・・・

これのどれかで大丈夫だと思います。

入力したら、④の「完了」をタップします。

「確認コードを設定」をタップし、先程の画面から続きを行います。

アンドロイドの場合

「SMSを使った2要素認証を削除してください」という画面が表示された場合は、「はじめる」をタップ。

表示されない場合は、Twitterアプリの左上の自分のアイコンをタップ。

メニューの下の方にある「設定とサポート」の右側をタップします。

「設定とプライバシー」をタップします。

「セキュリティとアカウントのアクセス」をタップします。

「セキュリティ」を開きます。

「2要素認証」をタップします。

「認証アプリ」をタップします。

「わずか2ステップでアカウントを保護する」という変な日本語の画面になるので、「はじめる」をタップします。
なお、あらかじめ Google Authenticatorをインストールしておいてください。

「アプリをTwitterアカウントに登録」という画面になるので、「Link app」をタップします。

Google Authenticatorが自動的に立ち上がって、「キーを保存」という画面が表示されるので、「OK」をタップします。

「シークレットキーを保存しました」と表示されます。
追加されたTwitterの6桁の確認コードをコピーします。(指を画面に付けたままにする)

コピーした認証コードを貼り付けるか、入力します。

②の「確認」をタップ。

認証アプリの登録が完了しました。

先程の画面に戻り、「認証アプリ」がオンになっています。

認証アプリを使ったTwitterのログイン方法

さて、iPhoneなどスマホを買い替えた場合、新しい機種にインストールしたTwitterを立ち上げると、ログイン画面が表示されるのですが、2要素認証を使ったログイン方法は以下。

iPhoneの場合

Twitterを立ち上げるとこのような画面になるので、下の方にある「ログイン」をタップします。

Twitterに登録してある電話番号(か、メールアドレスもしくはユーザー名)を入力します。

②「次へ」をタップ。

パスワードを入力し、「ログイン」をタップ。

「認証コードを入力」の画面になりました。ここからがちょっとややこしい。

設定を開き、「パスワード」をタップ。

保存してあるパスワードの一覧が表示されるので、検索欄に「twitter」と入力し、該当するTwitterアカウントをタップします。

こんな感じで「確認コード」が表示されるので・・・・

数字をタップすると、「確認コードをコピー」という吹き出しが表示されるので、タップ。

Twitterアプリに戻ります。

コピーした確認コードを貼り付けるか、入力します。
「次へ」をタップ。

Twitterにログインできました。

アンドロイドの場合

ツイッターを立ち上げます。
「ログイン」という部分をタップします。

ツイッターに登録してある電話番号(かメールアドレス、もしくはユーザー名)を入力し、②の「次へ」をタップします。

パスワードを入力し、②の「ログイン」をタップ。

「別の方法を選択しますか?」という画面になりました。
「次へ」をタップします。

「セキュリティキー」にチェックを入れ、「次へ」。

Google Authenticatorを立ち上げ、登録してあるツイッターアカウントのしたに表示されている6桁の数字をコピーします(指で数字をタップし続けるとコピーできます)。

ツイッターアプリに戻り、入力欄①に確認コードを入力し、②の「確認」をタップ。

ツイッターにログインすることが出来ました。ブラウザなどからツイッターにログインする場合も同じ手順になります。

エラーが出る場合

エラー 間違っています

「エラー 間違っています。やりなおしてください」というエラーが出た場合、原因はiPhoneにX(旧Twitter)のパスワードを登録していないから。もしくは登録が間違っている場合です。
なので、まずはじめにiPhoneにツイッターのユーザー名とパスワードを登録しておいてください。
やり方は以下。

設定を開き、「パスワード」を開きます。

右上のプラスのアイコンをタップ。

「新しいパスワード🔑」をタップ。

「Webサイト」の部分に、「api.twitter.com」と入力します。

「ユーザ名」はXのアカウント名。
「パスワード」はパスワードを入力し、「完了」をタップします。

iPhoneにツイッターのアカウントが登録されました。これで準備は完了です。
「認証アプリ」を使った2要素認証の設定へ進んでください。

このアカウントに確認コードを追加できません

もし、「このアカウントに確認コードを追加できません」というエラーが表示された場合は、すでに確認コードが登録済みです。この場合は一度確認コードを削除します。

iPhoneの設定の「パスワード」を開き、

X(ツイッター)のアカウントを探してタップ。

右上の「編集」をタップ。

「確認コードを削除」をタップします。

もう一度確認してくるので、「確認コードを削除」をタップします。

確認コードを削除出来ました。

ふたたび認証アプリを使った2要素認証の設定に進んでください。

まとめ

必ず、2要素認証を登録したときに表示される、「バックアップコード」はメモしておいてください。
また、もうひとつの「セキュリティキー」を使った2要素認証については、パスキーとは?使い方と実例を紹介を参考にしてください。

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