ドコモのdアカウントを2段階認証にする
Last update 2019-07-27 01:21:20
2018年8月、docomoのオンラインショップに不正アクセスがあったことが判明し、勝手にユーザー請求でiPhone Xが大量に購入されていることが判明しました。ドコモのオンラインショップでは、コンビニでの受け取りが可能なため、アカウントを乗っ取られて勝手に高額商品を購入される可能性があるようです。
今回は、こうしたdアカウントの乗っ取りや不正アクセスを防ぐ、dアカウントの2段階認証の設定方法を紹介します。また、2段階認証を設定すると、ドコモのメールを設定し直さないと使えなくなります。
このページではメールの再設定方法なども紹介します。
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目次
2段階認証とは?
2段階認証とは、ドコモのサービスにログイン(もしくはサインイン)するときに、パスワードだけでなく、ドコモから送られてきた6桁のランダムな数字を入力しないとログインできなくする機能のことで、現在ではドコモだけでなくGoogleなど様々なアカウントでも使われているセキュリティ機能です。
セキュリティ番号はSMS(ショートメール)で届くので、その電話を持っていないと使えません。
Apple IDの2段階認証をオンにするには
2ファクタ認証とは?2ステップ確認や2段階認証とどう違う?
逆に携帯電話を盗まれたりすると、いくら2段階認証を設定しても乗っ取られてしまう可能性があるので注意が必要です。
なお、2018年
dアカウントを2段階認証にするには
ドコモの「dアカウント」を2段階認証に対応させるには、まず、iPhone(もしくはスマホ)のWi-Fiをオフにします。
コントロールパネルを出し、「Wi-Fi」が青の場合はタップして・・・
オフにします。白地であればオフです。
今回の設定がすべて終わるまで、Wi-Fiをオフにしておいてください。
※ 設定後はWi-Fiをオンにしてください
dアカウント管理のページを開きます。
上にある「アカウント管理へ」をタップします。
dアカウントのID(メールアドレス)とパスワードを入力します。
ドコモのいろいろなIDとパスワードを調べる・変更するやり方集
「2段階認証利用設定」の「利用する」にチェックを入れ、「上記内容に変更する」をタップします。
するとドコモから
このSMSに記載されている6桁の数字をメモします。
先程の画面が「セキュリティコード」入力画面になっているので、記載されていた6桁のセキュリティコードを入力し、「完了する」をタップします。
2段階認証がオンになりました。
今後、ドコモのサービスにログインする場合、初回はこのようなセキュリティコードの入力が求められます。
実際にはどんな感じになるか、以下、見てみます。
アプリで2段階認証を利用するには
デフォルトではSMSにセキュリティコードが送られてきますが、「dアカウント設定」アプリで2段階認証を許可させることもできます。このアプリによる2段階認証を利用すると、いちいち6ケタのコードを入力しなくても、「はい」をタップするだけで認証ができます。
dアカウント設定をダウンロード&インストール
まずはアプリをインストールします。ダウンロード先は以下をタップしてください。
アプリの設定
アプリで2段階認証を利用するには、まずWi-Fiをオフにします。
※ 設定が終わったらオンに戻してください。
アプリを立ち上げると利用規約が表示されるので、「同意する」をタップします。
使い方の説明が表示されます。「次へ」をタップして進めてください。
通知を許可するか聞いてくるので、「許可」をタップしてください。
このようなエラーが出た場合、Wi-Fiをオフにしてください。(「戻る」をタップします)
「ネットワーク暗証番号」を入力します。
ドコモのネットワーク暗証番号を忘れてしまった場合は、ドコモのいろいろなIDとパスワードを調べる・変更するやり方集を参考にしてください。
生体認証
生体認証とは「指紋認証」や「顔認証」のことですが、これをオンにしておくといちいちパスワードを入力しなくても、すぐにログインできるようになります。
「設定する」をタップします。
iPhone Xの場合は顔認証(Face ID)になります。
「OK」をタップします。
このまま2段階認証の設定を続けます。「次へ」をタップします。
「セキュリティ」をタップします。
現在、2段階認証はSMSによる「セキュリティコード」の入力なので、「アプリに変更する」をタップします。
所有しているスマホの機種名にチェックを入れ、「上記内容に変更する」をタップします。
2段階認証をアプリに設定できました。右上の「閉じる」をタップします。
アプリで認証する
2段階認証をアプリに設定している場合、ドコモのサイトなどにログインしようとすると、iPhoneなどのスマホのロック画面に通知が表示されます。
ここをタップすると・・・
ログインするか尋ねてくるので、「はい」をタップします。
※ 注意!ログインした覚えがないのにこの通知が来た場合、他人が勝手にログインしようとしている可能性があります!
もちろんこの場合、アプリによる認証を行わないとログインできないので、この場合は「いいえ」をタップしてください。また、すぐにパスワードを変更してください。
ログイン許可を通知しました。
これでドコモにログインできます。
アプリで2段階認証ができない
私がそうだったのですが、アプリで2段階認証をしようとしたら、通知が来るもののそこから先に進めません。ドコモのサポートに連絡したところ、どうもサポートの方でも同じ症状が出るようで、いろいろ調べてもらったら解決方法が分かったので紹介します。
いったんインストールしてある「dアカウント設定」をアンインストールします。
「dアカウント設定」アプリを立ち上げ、初期設定をします。
2段階設定の画面を開き、「2段階認証の確認方法」が「アプリ」になっているので、これを「セキュリティコード」に変更します。
SMSによるセキュリティコードの受信に変更します。
「上記内容に変更する」をタップします。
で、ここからもう一度二段階認証をアプリに設定します。すると無事、2段階認証をアプリで利用することができるようになりました。
2段階認証でログインする
どこでもいいのですが、ドコモのサイトのログイン画面を表示させます。
IDとパスワードを入力し、ログインします。
すると2段階認証を設定したときと同じようにセキュリティコードが記載されたSMSが届きます。
この6桁のコードを覚えておき・・・
表示された入力欄に記入します。①
次回からセキュリティコードの入力を省く場合は、②の「信頼できる端末(ブラウザ等)として登録する」にチェックを入れておきます。
※ここをチェックしておくと、2回目以降はコード入力なしでログインできます
③にはすでに名前が入力してあるのでこのままでOKです。
④「ログイン」をタップします。
ログインできました。
このように2段階認証をオンにすると、初回のログインでセキュリティコードの入力が求められます。
6桁の数字の組み合わせは、ピッタリ100万通りになります。1秒間に1通り入力すると仮定すると、約11日(278時間)かかる計算になり、当てずっぽに入力してもほぼ不正ログインは不可能になるでしょう。
ドコモのメールの設定
dアカウントを2段階認証にすると、今まで使えたドコモのメールが送信できなくなる場合があります。
試しに2段階設定にしてから新しくメールを送信しようとすると・・・
ずっと送信中になったままで、メールが送信できません。
こういった現象が起こった場合は、もう一度プロファイルをインストールしてやります。
プロファイルをインストールする
My docomoを開き、①「設定(メール等)」をタップし、②「メール設定(迷惑メール/SMS対策など)」をタップします。
Wi-Fiがオンになっていると、アクセスできないので、Wi-Fiをオフにしてください。
iOS12からプロファイルのインストール方法が変わりました。
この画面が出ない場合は、古いiPhoneの可能性があります。その場合iOS11以前の場合へ進んでください。
「許可」をタップします。
プロファイルがダウンロードされました。「閉じる」をタップしてください。
「プロファイルがダウンロードされました」をタップします。
iPhoneのパスコードを入力します。
iPhoneのパスコードを忘れた!パスコードのリセット方法
古いiPhone(iOS11以前)の場合
「このプロファイルは署名されていません」と表示されますが、右上の「インストール」をタップします。
iPhoneの初期設定が完了しました。閉じてしまって構いません。
iPhone初期設定プロファイルをインストールすると、いろいろなブックマークがホーム画面に表示されますが、
今度はちゃんと送信されました。
「送信済みボックス」を開くと、ちゃんとメールが振り分けられていました。
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最終更新日 2019-07-27 01:21:20
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投稿日:2018-08-19 | | |