iPad mini Retina セットアップ

iPad mini Retinaを購入しました。今回はブラック（グレー）。薄くて軽くて非常に使いやすいです。セットアップ方法とAndroidタブレットとの比較を紹介。

iPad mini Retina セットアップ

Last update 2013/11/19 02:41

iPad mini Retinaを購入しました！
SoftBankもauも、2013年11月14日に発売。
さっそくセットアップしてみました。最新のCPUでもあるA7を積んでいるので快適・・・なんですが、あまりiPhone5と違わないような気も・・・。（笑）

Androidタブレットとの比較

アンドロイドのタブレットも素晴らしい製品で、私にとって手放せないアイテムだったのですが、いくつか不満があってPCサイトを表示させるには画面が見にくい、ってこと。
特にスクロールがちょっとカクついたり、ちょっと指で弾くとスルスル～～っと一気に下までスクロールしてしまったり。

それがiPad mini Retinaでは、指に吸い付くようにスクロールしてくれるので、すごく使いやすいです。
なんかアンドロイドはこういうとこを真似すればいいのになぁ。って思うんですけれどね。いつも。

セットアップ法

まず電源ボタンを3秒ほど押し続けると、電源が入ります。
電源ボタンは、本体上部右側にあります。

各国の言葉で挨拶が表示されます。
画面を人差し指で触れ、左から右へ画面に触れたまま動かしてください。
このことをスワイプといいます。

言語を選択します。
「日本語」をタップ。

使用する国を選択します。
一番上に「日本」とあるのでタップします。

文字などを入力する際の画面に表示されるキーボードを選択します。
携帯文字入力モードを使う場合は、「日本語かな」をタップしてチェックを入れます。
また半角英数字を入力するので、「English(US)」もチェックを入れておいてください。

Wi-Fi環境があるのであれば、アクセスポイントが表示されるのでアクセスポイント名をタップします。

するとパスワード入力画面になるので、入力します。
パスワードの調べ方は、無線LANのパスワードを忘れた場合を参考にしてください。
なお、無線LAN＝Wi-Fiと思ってもらってほぼ大丈夫。

「位置情報サービスをオンにする」をタップします。
位置情報サービスとは、GPSやWi-Fiの位置情報を利用することで、地図やiPhoneを探す機能、現在の場所に応じた検索結果などを利用することが出来ます。
そのため、ぜひ、オンにしておいてください。
※位置情報をオンにしても、不特定多数の人にiPadの位置を知られたりすることはありません。
ただし、プライバシーについてはiPhoneで個人情報流出を防ぐを参考にしてみてください。

もし、新しく購入した場合は「新しいiPadとして設定」をタップしてください。
初期化して元通りしたいという時は、iCloudバックアップから復元かiTunesバックアップ（パソコンへのバックアップ）からの復元をタップして、以前の状態に復元することも出来ます。

すでにiPhoneを持っている場合は、iPhoneで使用しているApple IDを使用することで有料アプリや購入した音楽をiPadでも使用できます。
基本的には複数のiPhone、iPadは同じApple IDでサインインしてOK。
ただし、連絡先まで同じになるので、連絡先を家族で使い分けたい。なんて場合は、新たにApple IDを作成するほうがいいかもしれません。

Apple IDを新たに作成する手順は、iPhone5cとiPhone5sの設定の仕方を参考にしてください。

「利用規約」が表示されるので、目を通したら画面右下の「同意する」をタップします。

もう一度確認されるので、「同意する」をタップ。

iCloud

「iCloud
を使用」をタップします。
iCloudは、iPhoneやiPadの設定やアプリ、写真、連絡先などをインターネット上に自動でバックアップしたり、iPhoneやiPad同士で無料で通話やメールが出来る、FaceTimeやiMessageが使用できるようになります。
そのため、特に理由がない場合（というか必ず）オンにしておいてください。
※写真が消えた！とかアプリが消えた！とかといった自体に対応できるようになります

「iPadを探すを使用」をタップします。
これをオンにしておくと、GPSやWi-Fi位置情報を利用してどこかにiPadを置き忘れても、位置を特定することが出来ます。
私も実は、iPhoneを落としてしまってこの機能で見つけることが出来ました。

iMessageとFaceTimeの宛先として結びつける電話番号かメールアドレスを選択します。
注意しなければならないのは、iPhoneでiMessageやFaceTimeとして使用している番号を指定してしまうと、どちらも両方に届いてしまいます。
複数のiPhone、iPadを持っている人はこの点に注意。

iPadをスリープから解除するときに4桁のパスワード（パスコードといいます）を設定します。
もし、それほどセキュリティーにこだわらないというのであれば、「パスコードを追加しない」をタップしてパスワードをかけないように出来ます。

確認が出るので「続ける」をタップします。

Siriは、指や文字で操作しなくても声でiPadを操作できる超便利な機能。
これをオンにしておくと、声で文字入力も出来るようになります。
「Siriを使用」をタップします。

なにか不具合があった時に、解決策が送られてくるように「診断」の「自動的に送信する」をタップしてください。

これで設定・セットアップは完了です。

「さあ、はじめよう！」をタップすると、使えるようになります。

iPad mini Retinaでは、アプリのアイコンは4x5の20個を1つの画面に表示できるようです（それ以外に頻繁に使う4つを画面下に表示できる）。
すでにいくつかのアプリがインストールされています。
iOS7から無料で使えるようになったマイクロソフトのオフィスに似たApple製のアプリが無料で使用できるようになったので、必要に応じてダウンロードして下さい。

旧iPad miniでは文字が潰れてしまっていたYahoo!JAPANのトップページでしたが、Retinaではくっきり読むことが出来ます。

いかがでしょう？このくっきり。
文字の実物の様子。
いちいち拡大しなくても読めちゃう。

iOSのマップも大迫力。
残念ながら私が購入したiPad mini Retinaは、Wi-Fi版なのでGPSがついていないので、カーナビとしては使えませんが・・・。

まとめ

人気があるので予約をしないと手に入らない。とか、11月いっぱいに発売されない。とかいろいろな噂が立っていたiPad mini Retinaですが、意外とすんなり購入出来ました。（笑）
iPhoneとiPadのいいとこ取りのiPad mini Retinaは超お勧めです。
私の友人が、画面が小さいのは嫌だからiPad Airがいい！なんて言っていましたが、B4クラスの雑誌を表示させる。とか、顧客へのプレゼンテーションに使用したい。というのでなければ、全然iPad miniでOK。
私は紙のA4サイズの雑誌をPDF化しているんですけれど、7インチのアンドロイドタブレットだと、ちょっと小さくて読めなかったようなものでも拡大しなくて読めるのはすごい！と思いました。

カメラの性能は？

こちらはiPad mini Retinaで撮影。
5メガピクセルなので、iPhone5sやiPhone5と比較すると若干解像度は低め。

こちらはiPhone5で撮影。
同じように見えますが、iPhone5のほうが若干解像度が高く、サイズが少し大きいです。

iPad mini Retinaで撮影したものを原寸大表示にしたもの。

こちらはiPhone5で撮影したもの。
ディテールもそれほど変わらないですね。若干、iPad mini の方がぼやけた感じかな、程度。

電子書籍に最適

iPad miniの最大の使い道が電子書籍の閲覧ではないでしょうか？
特に「ビューン」や自炊してPDF化した雑誌もこのように拡大しなくても文字が読めます。

実寸表示させたところ。
パソコンで見ると若干ぼやけて見えるかもしれませんが、iPadだとくっきり。
拡大しなくても綺麗に文字が表示されるのはびっくり。
アンドロイドタブレットより横幅が広いので、雑誌などでは画面を有効利用できるようです。

部屋に散らばった雑誌をスッキリまとめたい人にはiPad mini Retinaはぴったり！！（私のことですが・・・）

デメリット

最後にiPad mini Retinaのデメリットも乗せておきます。

1つは、価格が高いこと。
一番安いiPad mini Retina 16GB Wi-Fiモデルですら、41,900円。
Nexus 7などアンドロイド系のタブレットが1～2万円程度で購入できてしまいますが、iPadは2倍ほどの価格。
性能はどのタブレットより抜きん出ていますが、価格を考えると、考えてしまいます。

また、アンドロイドタブレットと違い、7.9インチで横幅が結構あります。
男性なら片手で持てる大きさですが、手の小さい女性だと片手持ちはつかれるかも。

バッテリーはどう？

なんとなく他の7インチタブレットと比べて、iPad mini Retinaは若干バッテリーが減るのが速いかなぁ・・・。なんていう印象を感じました。
そこで、動画を2時間再生させ、どれくらいバッテリーを消費するか検証してみました。
YouTubeの動画を2時間ほど再生させっぱなしにしました。

23時33分の時点でバッテリー残量は、32%でした。

2時間後の1時33分、バッテリー残量は17%になっていました。
2時間の動画再生で、15%のバッテリー消費。
単純計算で、動画再生なら13時間ちょいもつようです。
と考えると、意外とiPad mini Retinaのバッテリーは長持ちなのかもしれない・・・。

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