Apple Watchのここががっかり

Apple Watchを使ってみて感じた、ここががっかりした部分。もちろん、買ってよかった部分のほうが優っているのですが、参考になれば幸いです。

Apple Watchのここががっかり

 

Last update 2015-05-01 05:42

 

私はもともと腕時計を使わなくなってから20年ほど経過しているので、あまり必要性がなかったので期待もせずに購入したApple Watch。が、期待以上の出来でかなり活用しています。が、その中でもがっかりするような部分がわかってきたので、紹介したいと思います。
後半は、逆にこんなところが便利!という部分も紹介したいと思います。

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Apple Watchのダメな点

価格が高い

Apple Watchの最も安いモデルは、「38ミリ スポーツバンド」で税込み4万6224円。私が購入した42ミリでは、税込み5万2704円もします。

ipad miniが購入できる最新のiPad miniが購入できる価格です。また、ヤフオクでiPhoneの本体が購入できてしまう価格です。
iPadやiPhone2台もちの使い方と比較して、そこまでApple Watchに価値があるか・・・となると考えてしまう価格です。

他のスマートウォッチが2~3万円台で購入できることを考えると、かなり躊躇してしまう価格です。

手首が疲れる

手首が疲れるiPhoneと比べ本体+バンドの重量が80gとかなり軽量です。が、ディスプレイを見るにはかなり手首をひねる必要があり、長時間この体制を維持するのはかなり疲れます。
もともとApple Watchでは、ニュースなども見出し程度しかチェックできないので、それほど長時間ディスプレイを見続けるような場面は遭遇しません。
なので、あくまで通知を腕で受け取る。という使い方がベストなんだと思います。
が、逆に言うと、通知を受け取るだけに5万円の負担は・・・と、なるわけです。

見られたくない通知が他人に・・・

見られたくない通知がLINEやメール、メッセージなどを受信すると、Apple Watchでは「チ~~ン」という通知音がなるだけです。なので、満員電車のつり革に捕まっている時でも、見られることはありません。が、手首の角度や位置によって、自動でディスプレイが点灯したりするので、気をつけないと恥ずかしいメッセージが他人に見られる可能性も・・・。

タップしないと通知が見られないようにするには、iPhone側の「Apple Watch」を開き、「マイウォッチ」にある「通知」を開き、「通知のプライバシー」をオンにします。

バンドのストレス

バンドによるストレス私は20年間ほど腕時計をはめずに過ごしてきました。なので、バンドによる締め付けのストレスが無意識的に溜まっているようで、腕からApple Watchを外した時の開放感が半端ないです。(笑)
以前、ディスプレイのブルーライトをカットするメガネを購入して使用していた時期があるのですが、普段メガネをかけていない人がメガネを掛けた時のストレスに近いものがあります。
バンド自体、シリコン風の汗の吸収が全くない、若干肌が引っ張られる質感なので尚更かもしれません。
まぁ、すごくストレスが溜まるというほどではありませんが・・・

気温が高くなる夏は、微妙ですね。アレルギー体質で、手首に蕁麻疹ができやすいので心配です。

充電に時間が掛かる

9時12分 100%になったApple Watchは非接触タイプの充電を採用しています。なので、ポンと載せるだけで充電してくれる便利な機能なのですが、充電にすごく時間がかかります。
Apple Watchのバッテリー残量を表示させるにはでも紹介しましたが、0%から100%にするのに2時間20分程かかります。

ただし、1時間の充電で60%まで回復するので、満充電させる必要がなければそれなりに負担はかかりませんが、バッテリー残量が少なくなってきた時にちょこっと充電したい。なんてときも時間がかかるので、バリバリ活用している人には、ストレスが溜まるかも。

Hey Siriがせっかち

Hey SiriApple Watchの最大の利点でもある「Hey Siri」。
これは、充電中のiPhoneと同じで「ヘイ、シリ」と話しかけるだけで、Siriが起動し、言葉や会話でApple Watchを操作することが出来るのですが、これがまたすごくせっかち(笑)
すぐに滑舌よく話しかけないと、「なにかごようですか?」ボタンをタップしないと、聞き入れてくれなくなったり、噛んだりすると聞き間違いをします。
で、はやく話しかけないと!とか、噛んじゃダメだ!と思えば思うほど、噛みやすくなります。

若干、iPhoneのSiriよりせっかちですね。

なお、強制的にSiriを起動させるには、ダイアルデジタルクラウンを長押しします。

※ Hey Siri を動作させるには、一度、腕をおろしてスリープ状態にし、再びディスプレイを点灯(腕を持ち上げる)させた時に話しかけると反応しやすいようです。

飽きるかも

飽きるかも一番ありがちがこれ。(笑)
iPadはminiも含め3台持っていますが、3台とも押し入れで眠っています。(笑)
購入当時は「こりゃあ、iPhoneなんか必要ないかも!」と思うぐらいいじりまくったiPadでしたが、Koboを購入してからは、読書はKoboで。ゲームはiPhoneで。ネットはパソコンで。という使い方がメインになりました。

iPhoneは電話機能として無くてはならないモノですが、iPadやApple Watchは、なくてもそれなりに生活できてしまうので、飽きる可能性もなくはないと思います。特に腕時計を必要としなかった私的には、十分ありえる可能性でしょうね。

ここが期待以上だった

今度は逆に「Apple Watchを買ってよかったな」という部分をピックアップしてみました。

バッテリーのもち

Apple Watchのバッテリーを長持ちさせるにはでも詳しく紹介しましたが、1日もたないバッテリーと揶揄されましたが、意外ともちます。というか、普通に使うと1日半、機内モードも交えて使うと2日間まるまるもつレベルです。
なので、iPhoneと同じペースで充電するという感覚。
それと、他のスマートウォッチは充電するのに、ケーブルをスマートウォッチに差し込まなくてはなりませんが、Apple Watchは置くだけ。充電時間はかかるものの、めんどくさくないのが特徴。

Hey Siriが便利

Siriでスケジュールタイトルも入力

カップラーメンのタイマーのセットや、10時にお得意先に電話をしなければならないとき、タップせずにアプリを立ち上げたいとき、天気や最高気温を知りたいとき、などなど色々なスケジュール管理や会話による操作ができる「Hey Siri」は超便利。
iPhoneの場合、ホームボタン長押しの必要があるのですが、Apple Watchはスリープ解除(腕を持ち上げる)だけでHey Siriが発動してくれるので、さらに便利になりました。
まるですごく時間に正確な秘書がいるよう。

上にも書きましたが、融通が効かない部分があるのですが、スケジュール帳や分刻みにスケジュールを組む必要がある人には、Hey Siriは最高の威力を発揮してくれるでしょう。
まぁ、電車やバス、町中での使用は恥ずかしい物がありますが・・・。
そのうち頭に思い浮かべただけでSiriが反応してくれるようになるのかなぁ。

フリーズしない

Androidのスマートウォッチのレビューなんかを見ると、「フリーズする」とか「アプリが落ちるときがある」なんてのを見かけますが、Apple Watchに関してはほとんどないです。
ただ、どういうわけか充電中、95%ぐらいになるとそこで充電がストップして反応しなくなることがあります。
再起動させると復活するのですが、再起動が結構時間がかかるのでどうしたものかなぁ。と。

バイクや自転車通勤時の時間の確認

私はバイク通勤なのですが、今までは時間の確認にポケットからiPhoneを取り出さなくてはなりませんでした。信号待ちの時など停止中にしか確認できませんでしたが、Apple Watchを腕にはめてからそうしたストレスが無くなりました。
それと、バイク通勤では天気の確認も大事な日課の1つなのですが、文字盤に常に表示させたり、Siriに話しかけて確認したり、うっかり雨に降られる、ということが無くなりそうです。
まぁ、当たるかどうかは微妙ですが・・・。

電話やメールの受信

勤務中はそれなりに電話がかかってくるのですが、今まではiPhoneを机の上に置きっぱなしで、トイレに行っている間にかかってきた電話の着信に気が付かないこともありました。
意外とこういう時にかかってきたりするんですよね。
それに着信音がなっているのに、「あれ?iPhoneどこだっけ?」ということもしばしば。
それがApple Watchで着信に対応できたり、ハンズフリーで話したり、Apple Watchから電話をかけたりすることもできるので、意外とこれは便利です。
あんまり期待していなかったので、これは便利さを実感しました。

あと、LINEも普段は受信音を無音にしているのですが、Apple Watch自体は音がなるようにもできるので、すぐにメッセージをチェックすることも出来ます。
一番Apple Watchの利便性を感じる機能のひとつかもしれません。

エクササイズ

アクティビティApple Watchに標準搭載されている「アクティビティ」。これは、一日に消費するカロリーや歩数などをあらかじめセットしておき、Apple Watchが音と振動で即したり、確認したり出来る機能なのですが、私のような中年にはぴったり。(笑)
若い頃は肉体労働をしていたし、食べても太らない体質だったのでエクササイズなんて無縁だったのですが、今はやらなきゃ・・・とわかっていても体が動いてくれない・・・。
目標が数値でチェックできるってのは、理系人間としては効果的かも。

ジョギング

ホームボタンの指紋認証それとジョギングをするときは、iPhone用のアームバンドに入れているのですが、これがまたすんごく使いにくい!
なにしろ指紋認証ができなくなるわ、腕にはめているからパスコードを打ちにくいわ、ディスプレイも見られないわで、すごく悩んでいたのですが、Apple Watchからジョギングアプリを立ち上げたり、スタートさせたり出来るので、ジョギングをしている人には超便利。
ペース(1キロ走るのにどれくらいかかるか)しか表示させることができないのですが、オーバーワークしていないかチェックできるのは便利。

Apple Watchをお勧めできる人

Apple Watchは、あれば便利だけれどなくてもそれなりに困らない商品の1つです。
感覚的にはiPadよりもBluetoothのハンズフリーヘッドフォンに近いかな。
運転中、電話を受けることが多い人にとってはすごく便利なアイテムでも、電話をかけない人、車を運転しない人には全くメリットがない商品と一緒で、電話やメールを利用しない人には、Apple Watchはそれほど必要ないと思います。ましてや5万円も払う価値が有るか・・・となると、かなり微妙です。

私の使い方としては、電話やメールの受信やエクササイズ、時間や天気予報の確認だけでなく、スケジュール管理として「Hey Siri」+「カレンダー」で声だけでスケジュール登録ができる点がすごく気に入っています。
仕事柄、今日しなくてはならないことが多いのと、うっかり忘れてしまうことが多かったので、スケジュール管理ツールとしては秀逸です。

第二世代以降

iPhoneやiPadは、第二世代、第三世代と最新機種になるに従って高機能で、弱点も克服されていっているので、今回の第一世代のApple Watchを様子見している人も多いかと思います。が、Apple Watchのように小さなディスプレイでは、できることが限られているのと、かなりサクサクで高機能なので、これ以上何か必要な部分があるかなぁ。と思える完成度なので、悩むぐらいなら購入してもいいんじゃないかと思います。

Windows Watch

私はiPhoneやiPadよりWindowsの使用率のほうが圧倒的に高いので、Windows Watchがマイクロソフトから出してくれれば!と感じました。(笑)
音楽の再生や、音声による検索や起動、休止、シャットダウンなどができれば便利そうだなあ。
※ リストバンド型のウェアラブルデバイス Microsoft Bandはすでに発表されています

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最終更新日 2015-05-01 05:42

 

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