LINE Viber Skype 050Plus音質がいいアプリを比較

IIJmioを使った回線で、LINE、Viber、Skype、050Plusでどれが最も高音質か比較してみました。結果次第では、月々945円で音声通話が可能なスマホをもつことができます。

LINE Viber Skype 050Plus音質がいいアプリを比較

 

Last update 2016-02-12 12:44

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24時間無料で通話ができるようになった今、もともと無料で通話できたアプリの需要がどれだけあるかわかりませんが、スマホで使用できるLINEなどの無料電話アプリや、050Plusのような安い料金で電話をかけることができるアプリのそれぞれの音質を比較してみました。

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意外なことにアプリによって音質が違うので、相手や状況によって使い分けるといいかも。
無料で音声通話ができるアプリは実際には非常に多いのですが、LINEのように同じアプリを使用しないと通話できないものもあるので、メジャーなアプリに的を絞って比較してみます。
なお、アプリだけでなくハンズフリーヘッドフォンなど、どのマイクが相手に聞こえやすいかという比較も公開しています。

無料電話アプリ

音声通話が出来るアプリは色々あるのですが、ここでは以下にあげるアプリを検証しました。

いかがでしょう?順番的には、「携帯電話同士」「LINE」「comm」「Skype同士」「Skype → 携帯電話」「050Plus」「SMARTalk」「Viber」「FaceTime」の順で、実際に肉声で喋った時の相手に聞こえる音声になります。あとで紹介しますが、パソコンで作成した人工音声や音楽は、アプリ側で「肉声」ではなく「ノイズ」と判断されてしまうようで、アプリによってはあえて音を消去してしまうこともあるようです。

LINE

いま最も人気がある無料音声通話が可能なアプリ。
iPhoneの「メッセージ」に似たメールのやり取りも出来ます。
iPhoneの連絡帳に登録してある相手がLINEを使っていれば、自動的にLINEの友達リストにも登録されるため、爆発的に普及しました。
あとで紹介しますが、音質・着信率共にダントツです。かつてはBluetoothのハンズフリーが使用出来ませんでしたが、現在は使用できるようになりました。(ただし、アンドロイド版は使用できないっぽい)
ただ、ハンズフリー側でLINEの着信をとったり、かけ直したりすることは出来ないようです(Siriが立ち上がってしまう)。

LINELINE
音声通話 ○(無料)
メール
ビデオ通話
連絡帳連動
起動していなくても
着信可能か
固定・携帯電話への発信 X
Bluetooth
ハンズフリーヘッドフォン

※アンドロイド版は不可
普及率 ★★★★☆
パソコンソフト
との通話
パソコン対応

日本のスマホではほぼ、標準で搭載されているぐらい普及していますね。私のスマホでも次々と自動で友だちが追加されていきます。

LINEの音楽の波形さて、実際の音声ですが、アプリの中でも最も音質はよい部類になります。が、最初の女性の音声(パソコンで作成した人工音声)と音楽はとぎれとぎれになってしまいました。これはどうも、LINE自体が「人の声」ではなく、「ノイズ」と判断してあえて削除してしまってるっぽい。
この画像は、音楽が流れている時の波形。音楽は連続的に流れあているのに、ぷつりと途中で切れています。
他のアプリもなるべく人の声だけをピックアップして相手に送っているのですが、LINEはノイズと判断する範囲が広い気がします。そのため、人工音声と音楽はとぎれとぎれにも関わらっず、肉声はちゃんと途切れず届いています。また、声と声の間も、ほぼ無音でスパっとノイズを削除しているのが特徴です。
今回紹介するアプリの中でも最もおすすめのアプリの1つなのですが、遅延が多少発生するのでストレスがあるかも・・・。

comm

DeNAが2012年10月に公開したVoIP(インターネット電話)アプリ。
ほぼLINEと同じです。音質がいいと盛んにCMで公開していましたね。スタンプを送れたり使い方はほとんどLINEと同じ。電話帳からcommを使用している人を自動で友だち登録してくれるとこまでそっくり。
ただ、後で検証しますが音質は今回公開したアプリの中では一番悪く、普及率もいまいち。
LINEがあれば事足りることがほとんどなので、今後普及する見込みも・・・??
ただ、アンドロイド版のLINEと違いBluetoothのハンズフリーのヘッドフォンでも使えました。

commcomm
音声通話 ○(無料)
メール
ビデオ通話 X
連絡帳連動
起動していなくても
着信可能か
固定・携帯電話への発信 X
Bluetooth
ハンズフリーヘッドフォン
普及率 ★★☆☆☆
パソコンソフト
との通話
パソコン対応

LINEと同じように人工音声や音楽をノイズと捉えているのか、とぎれとぎれになってしまいます。ただし、やはり肉声はクリア聞こえています。
今回の動画では紹介していませんが、低速な回線だと音質があまり良くなく、カサカサした軽い音に聞こえてしまいます。また、着信音がわかりにくく、電話としては使いにくいのが弱点。ただ、遅延が少なく、一度通じてしまえば、ストレスなく話せる可能性があります。

Skype

一時期は一世を風靡し、Windows Live Messagerと統合されたにも関わらず、LINEなどの登場によりあまり目立たない存在になりました。
Skypeは、割と他のアプリのいいとこ取りのような特徴があり、有料ですが(基本使用料はなし)、固定電話・携帯電話番号へ電話をかけることができます。基本料がかかりますが、電話番号を所有することもできます。ただし、相手には「非通知」として着信します。
有料ですが、SMSを使用出来、相手の携帯電話(スマホでなくても可)にショートメールを送れます。
Skypeの最大の弱点は、着信が成功しにくい点、友だち登録に相手の許可が必要(IDによる登録)、起動していないと着信できない点です。

SkypeSkype
音声通話 ○(1分

20円12.5銭)
Skype同士は無料

メール
SMS使用可
ビデオ通話
連絡帳連動 X
起動していなくても
着信可能か
X
固定・携帯電話への発信
(相手には非通知)
Bluetooth
ハンズフリーヘッドフォン

※アンドロイド版は不可
普及率 ★★★☆☆
パソコン
との通話
パソコン対応
Skype同士 Wi-Fi

Skypeは固定電話や携帯電話にも発信することができるので、2つのパターンに分けてみました。まずはWi-FiでのSkype同士の通話です。
LINEやcommに比べノイズを消去するのはあまりしていないようで、人工音声や音楽も最も途切れなく相手に届いています。

Skypeの音楽の波形この画像はSkypeで音楽を流した時の波形。LINEの時に比べ、波形が連続して続いています。思うに、Skype同士の場合はあまりノイズなど関係なしに、マイクに入ってきた音をそのまま相手に届けているのかもしれません。
また、肉声も非常にクリア。私も一時期Skypeで話していましたが、Wi-Fiだと非常にクリアに聞こえるのが特徴です。
ただし、起動していないと着信できなかったり、IDを知らないと相手を登録できなかったり、そして何より頻繁に切れたり、そもそも着信出来ないことが多すぎです。最近になってだいぶ改善されてきましたが、LINEに押されて、あまり目立たないアプリになってしまいました。
LINEと違い、携帯電話にも発信できるのが特徴ですが、050Plusなどの登場により、あまりメリットがなくなってきました。

Skype電話

Skype電話にしたら、急に音質が下がりました。携帯電話同士の音質に似ていますね。

050Plus

この電話アプリは他のアプリと違い、月々の基本料(315円)がかかるものの、050で始まる電話番号がもらえ、一般の電話へかけることもできるし、逆に一般の電話から電話がかかってくることもできるアプリ。
「お金がかかるならiPhone搭載の電話でいいのでは?」
SoftBankのホワイトプランやauのシンプルプランZでは、1分42円(税込)がかかってしまいますが、その半額以下の16.8円(固定電話へは3分8.4円)でかけることができます。
また、iPod touchやWi-Fi版iPadを携帯電話として使うことができます。
さらに着信ができなかった時に留守番電話サービス(無料)があるのも特徴。
最大の弱点はアプリを起動していないと、着信できない点。それからIIJmioやドコモ データ定額プラン128kのような超低速回線だと、着信はできても通話はほとんど出来ない点。

050Plus050Plus
音声通話 ○(1分16.8円)
月々315円
050Plus同士は無料
メール X
ビデオ通話 X
連絡帳連動 参照可
起動していなくても
着信可能か
X
固定・携帯電話への発信
(電話番号がもらえ、
相手に通知できる)
Bluetooth
ハンズフリーヘッドフォン
普及率 ★★☆☆☆
パソコンソフト
との通話
パソコン対応

SMARTalk

050Plusの弱点を克服して登場した基本料無料で携帯電話や固定電話に電話できる夢の様なプラン「IP-Phone SMART」対応のFusion純正のアプリ。
ただ、050Plusにはなかったデメリットも引っさげてきましたが・・・。
他のアプリと違い、SMARTalkは、SIPというプロトコルに対応した音声通話アプリ。
そのため、「IP-Phone SMART」などの音声通話プランと契約する必要があります。

SMARTalk SMARTalk
音声通話 ○(30秒8.4円)
SMARTalk同士は無料
メール
ビデオ通話 X
連絡帳連動 参照可
起動していなくても
着信可能か
○(Push通知のみ)
固定・携帯電話への発信
Bluetooth
ハンズフリーヘッドフォン
普及率 ★★☆☆☆
パソコンソフト
との通話

Viber

Viberはあまり聞きなれないかもしれませんが、外国版LINEのようなアプリで、LINEが登場する前からあった音声通話アプリです。昔は日本語化されておらず、使いにくかったので普及がいまいちでした。
タイムラインがない点などを除けば、ほとんどLINEと同じ。インストールするとiPhoneの連絡帳からViberを使用している人をピックアップし、友達リストのように自動で登録されます。
ただ、LINEと違い音声通話時にBluetoothのハンズフリーヘッドフォンが使えます。
音質もかなり良く、メッセージも送れます。
最大の弱点は、知名度が低くあまり登録者がいない点でしょうか。
この最大の弱点さえなければ、もしかしたらLINE以上におすすめできるかもしれない。
実は、低速回線用のSIM(MVNO)は、会社によってIP電話を禁止していたりするのですが、このViberは使えたりするんです。なので、低速回線用SIMを使っている人にはお勧め。

ViberViber
音声通話
メール
ビデオ通話 X
連絡帳連動
起動していなくても
着信可能か
固定・携帯電話への発信 X
Bluetooth
ハンズフリーヘッドフォン
普及率 ★★☆☆☆
パソコン
との通話
パソコン対応

LINEと同じように人工音声や音楽をノイズとして捉えているのか、とぎれとぎれになってしまっていますが、肉声はかなりクリアに聞こえています。

FaceTime

今回紹介するアプリの中で最もおすすめかつ、音質がいいアプリが「FaceTime」です。
iPhone、iPad、iPod touchとiOSを搭載したスマホやタブレット間の通話やビデオ通話が出来ます。
アプリというよりはOSに組み込まれた機能っぽいので、アプリを立ち上げていなくてもOK。
特別な設定なしに、相手がiPhoneであれば使える点もグー。
ただし、AndroidやWindowsパソコンへの通話はできないので、使える人は限定されます。が、iPhoneの割合が世界でもトップレベルに多い日本では、通話相手に困らないかも?
通話音質のよさは保証付き。

FacetimeFaceTime
音声通話
メール
iMessage
ビデオ通話
連絡帳連動
起動していなくても
着信可能か
固定・携帯電話への発信 X
Bluetooth
ハンズフリーヘッドフォン
普及率 ★★★☆☆
パソコン
との通話
パソコン対応
(Mac)

はっきりした原因は不明ですが、音声がないと音を大きく拾うのか、急に音声が始まるとキンキン言っていますが(笑)、一旦音声通話が始まるとクリアに聞こえます。一応、3G回線でも使用できるのですが、3G回線でもクリアな音質を維持しているようです。

音質の比較

遅延

携帯電話同士だとあまり気になりませんが、LINEやIP電話で最も気になるのが、実は音質よりも遅延ちえん
かもしれません。遅延とは、こちら側が喋ってから、相手の耳に実際に届く時間差のことで、LINEなどの音声通話アプリは、声などのアナログデータをデジタルデータに変換して送信し、相手側の端末でデジタルデータをアナログデータに変換して再生させるため、どうしてもタイムラグが発生してしまうのです。
このタイムラグが長ければ長いほど、会話がギクシャクして、まるで海外の衛星中継のような会話になってしまいます。
こちらが話そうと思ったら、相手が話そうとして、相手もこちらの声が届き、相手が会話をやめ・・・と、狭い道で向こうから来た人を避けようとしたら、お互いが同じ方向によけてしまって・・・という状態になってしまうんです。
これは、音質が悪い以前にすごいストレスがたまるので、この遅延が最も少ないアプリはどれか、も調べてみました。

無料通話アプリの音質・遅延比較

ビデオカメラとiPhoneをケーブルで繋ぐ用意したのはビデオカメラと、iPhone2台。着信用のiPhoneのイヤーフォンジャックとビデオカメラのマイク端子とをケーブルで繋ぎ、直接音を拾います。
写真は以前使っていたiPhone4。

スピーカーの前にiPhoneを置くもう片方のiPhoneは、このようにスピーカーの前に立てかけ、スピーカーから流れてくる音声を拾うようにしました。
こちらは今使っているiPhone5。

比較するために、携帯電話同士(SoftBank → SoftBank)の通話も用意しました。

発信側 着信側 音質
携帯電話 携帯電話 ★★★★★☆☆☆☆☆
LINE LINE ★★★★★★★★☆☆
comm comm ★★★★★☆☆☆☆☆
Skype 携帯電話 ★★★★☆☆☆☆☆☆
050Plus 携帯電話 ★★★★★☆☆☆☆☆
SMARTalk 携帯電話 ★★★★★★☆☆☆☆
Viber Viber ★★★★★★★☆☆☆
Facetime Facetime ★★★★★★★★★★

遅延

動画で見るとわかりにくいのですが、パソコンに取り込んでどれくらいの遅延が発生するのか、0.01秒単位で計測してみました。
叩いた瞬間たとえば物を叩いた瞬間は、
2.84秒の位置ですが・・・

実際に音が届く時間実際に相手の携帯電話に届いたのは、3.30秒。
つまり0.46秒後でした。
この差が大きければ大きいほど、会話がぎこちなくなり、ストレスを感じます。
ちなみに携帯電話同士だとこの遅延は、0.33秒。
この程度であればストレスなく会話ができることになります。

発信側 着信側 遅延秒数
携帯電話 携帯電話 0.33秒
LINE LINE 0.47~0.5秒
comm comm 0.37~0.4秒
Skype 携帯電話 0.43~0.47秒
050Plus 携帯電話 0.47~0.5秒
SMARTalk 携帯電話 0.6秒
LINE(Wi-Fi) LINE 0.47秒
Viber Viber 0.43秒
Facetime Ficetime 0.3秒

携帯電話同士

docomoもSoftBankも、auも現在ほとんどのスマートフォンで契約する音声通話プランは、基本料980円で30秒21円だと思います。
料金がかかってしまいますが、携帯電話や固定電話、フリーダイヤルや緊急電話にもかけることが出来、電波が届きさえすればほぼ必ず着信可能(実は、他のアプリはたまに着信できない時が多々あるんです)で、遅延も最も少ないというメリットがあります。

音質としては悪い部類。ただ、他の音声通話アプリがなるべくデータ量を少なくするために、無音状態や雑音を除くために、ある一定以下の音量になると音をざっくり削除しようとするのですが、場合によって声もカットされてしまうことがあるんです。が、携帯電話同士に限ってはそういった音質向上・データ圧縮がないため、常に一定の音量で聴きやすいのが特徴です。

LINEからLINEへ

LINEは、ほとんどのスマホユーザーがインストールしている音声通話やメッセージを送ることが出来るアプリ。
ユーザー数は2億人を突破。スマホユーザー率が100%になれば、音声通話は完全に無料になるかもしれません。
LINEは、携帯電話や固定電話にかけることは出来ないし、commやSkypeのような他のアプリにかけることもできませんが、音質は飛び抜けていいです。
またノイズも最も少なく、車が行き交う屋外で話していても、まるで窓を締め切った部屋で話しているかのよう。
ただ、その分データ量が大きくなるのか、遅延は大きく、だいたい0.5秒ほどのタイムラグが発生します。1年前に比べればだいぶ改善されましたが、遅延によるストレスが感じるかどうかのギリギリのラインかもしれません。

また、ノイズを拾わないように一定以下の音量の音は削除するためか、会話の切れ目切れ目のような声が小さくなる瞬間に音声も一部削除してしまっている感じ。
そのため、音量がフワフワした感じに聞こえるようです。

遅延を測定するために、アルミ缶を叩いたのですが、唯一ちゃんと金属音に聞こえたアプリでもあり、普及数、音質の良さはダントツ。
最もおすすめできる無料音声通話アプリです。

commからcomm

音質がいいという触れ込みで登場したcommですが、肝心の音質はいまいち。
普及数も少なく、私の友達や同僚でもcommをインストールしているのは、LINEの3分の1ほど。
LINEに比べ、スタンプが無料でメッセージ画面で大富豪などのゲームが出来るのが特徴です。

音質は他のアプリと比べても最低レベルなんですが、遅延が最も少なかったです。
音質が悪いといっても、何を話しているかは充分わかるレベルなので、意外に最もストレスなく通話ができるアプリかもしれません。

ただ、問題点として、相手に実際に着信できる確率が若干落ちます。
10回commで音声通話をしようと発信しても、1~2回、相手側に着信できない場合がありました。
また、iPhoneではスリープ状態にしているとPush通知で届いてしまい、電話のように着信音が鳴り続けるような動作にはならないという弱点があります。
さらに回線状態が不安定になると勝手に切断してしまうという事も多く、手放しでおすすめすることはできません。
Wi-Fi環境であれば遅延が少なく、おすすめできるでしょう。

Skypeから携帯電話

音声通話アプリとしては最も古く、LINEやcommと違い、携帯電話や固定電話に電話をかけることができます。
音質はcomm以上に悪く、相手にはとぎれとぎれに聞こえてしまうこともしばしば。
ただ、遅延は若干少なめで、commに次ぐ値。
世界レベルで言うと最もユーザー数が多く、外国に出張することが多かったり、外国旅行に行く人にはオススメ出来ます。
また、携帯電話や固定電話に電話する場合、前払式(プリベイド式)で月額プラン(400円/月)であれば、最も安い通話料になります。
が、相手には非通知でしかかけることが出来ず、相手に着信できる確率や受信できる確率もかなり低い弱点があります。
さらに立ち上げておかないと着信できないというデメリットもあり、Skypeを使うなら050PlusやSMARTalkのほうがオススメかもしれません。

050Plusから携帯電話

固定電話への通話は、3分で8.4円と爆安。携帯電話にかける場合も30秒8.4円とホワイトプランの5分の2の料金でかけることができます。
音質は携帯電話同士とそっくり。低音が削除され、シャカシャカした感じ。
が、遅延がLINE並の0.5秒なので、若干通話にストレスを感じます。
先日、ロジクールのサポートに050Plusを使って電話をかけたのですが、ロジクールのサポートはIP電話を使用しているので、無料で通話することが出来ました。が、若干遅延が発生するので、お互い会話しづらかった印象がありました。

携帯電話の音声通話と同じで、基本料がかかってしまうという弱点があります。また、普及率はかなり低く、私の友人・同僚で050Plusを使っている人はいません。(笑)
050Plus同士や一部のIP電話とは24時間無料で通話することができます。

Skypeと同じく起動していないと着信できない弱点がありますが、相手には番号が通知されるので、バックグラウンドで立ち上げておけば、携帯電話代わりに使えるかもしれません。
ちなみにiPhoneでは、起動していないと着信できませんが、アンドロイド版は自動でバックグラウンドで起動するため、起動しなくても着信ができます。

SMARTalkから携帯電話

固定電話・携帯電話に30秒8.4円で通話することが出来、基本料が0円の夢の様なIP電話アプリ。
ただ、音質に関してはそれほどよくありません。
なんとなくこもった感じに聞こえるのが特徴。ただ、若干携帯電話同士よりも音がいいのか、シャカシャカした感じは少なくなっているようです。

iPhone版ではPush通知に対応していて、起動していなくても着信が出来るという特徴があります。
が、遅延は最もひどく、0.6秒という残念な結果になってしまいました・・・。
IP電話なので、050から始まる電話番号を基本料無料で使うことができ、SMARTalk同士では無料で話すことができます。

Push通知でしか着信できないため、他のアプリのように着信するまで着信音が鳴り続けるということができません。
この点と遅延が我慢出来るのであれば、050Plusよりオススメ出来ます。
基本料無料なので、使う、使わないにかぎらず入れておいて損はないアプリかもしれません。

LINE(Wi-Fi)

LINEやSkype、commなどは回線速度が速ければ速いほど音質が良くなる傾向があるようです。
そのため、Wi-Fi回線同士のLINEの会話は、最も音質がよかったです。
実際に使ってみるとわかるのですが、まるでその場に相手がいるようなクリアな音質で会話することができます。
どれくらい音がいいかというと、相手がお菓子の袋をそーっと開ける音も、聞き分けることが出来るレベル。
ただ、若干遅延が発生してしまうので、音質を取るか遅延を優先させるか、でオススメ度合いは違ってきます。

呼び出し音の違い

さて、アプリから相手に電話や音声通話を発信した場合、相手が出るまでの呼び出し音に違いはあるのでしょうか?実際に録音してみました。

Softbank

SoftBankに電話をかけると、「プププ、プププ」というSoftBank独特の音がなり、呼び出し音が始まります。

au

auに電話をかけると、「プ、プ、プ、プ」というau独特の音が鳴り、呼び出し音が始まります。相手の電波が悪いと、この音が鳴り続けるのが特徴です。

LINE

LINEの場合は、他のアプリと違い、呼び出し音自体が独特ですね。
着信音もこの音になります。

comm

commの呼び出し音は電話とまったく同じ。

050Plus

050Plusにかけると、「050Plusにお繋ぎします」というアナウンスのあとに呼び出し音が始まります。

SMARTalk

SMARTalkも普通の電話にかけた場合の呼び出し音と同じようなものが使われています。

Skype

050Plusと同じで、「インターネット経由でお繋ぎします」というアナウンスが流れてから呼び出し音が始まります。

Viber

LINE今回の検証で詳しく取り上げませんでしたが、実は最強(?)の音声通話アプリかもしれないのが、このViberというLINEが登場する以前からある、無料音声通話アプリ。
実は、別のページで検証しているのですが、IIJ mioやb-mobileといった0.1Mbpsという超低速のデータ通信プランで音声通話をしようとすると、着信はするものの、相手の声がまったく聞こえないんです。
ところが!このViberバイバーは、そんな低速回線でもびっくりするぐらいクリアな音で会話ができるんです。
遅延も0.4秒程度と、他のアプリと比較しても少なく、音量も大きいので一番オススメかもしれません。

ただ、デメリットとして、あまり普及していない点。
LINEが登場する前からスマホを使っている人には、割とおなじみのアプリなんですけれど、LINEに押されて、若干普及率は下がり気味・・・。
でも起動してなくても着信できるし、アンドロイドでもBluetoothイヤーフォンにも対応しているので、実際にはこの中で一番おすすめのアプリかも。

Facetime

さて、最後にiPhoneやiPod touch、iPadのようなApple製のデバイス同士でテレビ電話が出来る「Facetime」の音質と遅延を紹介しておきます。
Facetimeは、iPhoneに初めからインストールされているテレビ電話機能で、iPhone同士やiPod touchやiPad、そしてMacとも無料でテレビ電話が出来ます。
残念ながらWindowsやアンドロイドにはかけることができませんが、音声通話だけでなく、ビデオカメラで相手の顔を見ながら話すことが出来る、究極の音声通話システムです。
次期iOS7では、ビデオをOFFにすることも出来るようになりました。

音質は群を抜いていて、LINE以上に相手の生々しい声、息遣いが聞こえてきます。
どれくらい音質がいいかというと、相手の呼吸する音(?)も聞こえてくるくらい。(笑)
最初に登場したときはWi-Fiでなければ使えなかったのですが、iOS6からは3G回線でも使えるようになりました。が、3G回線だと音がとぎれとぎれになってしまうようです。
では、以下の動画で、3G回線とWi-FiでのFacetimeでの会話の様子を紹介します。
マウスのクリック音から椅子のきしむ音、物を動かす音まで相手に聞こえているのがわかると思います。

ビデオ映像も強制的に送ってしまうので、3G回線だとちょっと音がとぎれとぎれになってしまうのかもしれません。ただ、2013年秋に登場すると言われている、iOS7からは音声通話のみにも対応したので、3G回線でもストレスなく聞こえるかもしれませんね。

遅延

Facetimeの遅延は、0.3秒と携帯電話同士レベル!
つまり、音質も遅延もダントツな音声通話アプリということになります。
ただ、最初に書いたとおり、アンドロイドへはかけることが出来ないのが弱点。
また、意外と日本人って顔を見ながらの会話って苦手なようで、嫌がる人が多いんですよね。
なので、はやく音声通話のみのFacetimeが登場して欲しいです。

あまりに音が良すぎるので、余計な音まで拾ってしまうので気を使ってしまうというデメリットも・・・。

マイクによって音質はどう変わる?

iPhone本体のマイク、Bluetoothハンズフリーヘッドフォンのマイク、スピカーフォンのマイクなど、色々なマイクの音質を比較してみました。

まとめ

いろいろな音声通話やメッセージを送れるアプリが登場しましたが、普及率、音質がダントツのLINEがおすすめかな。と思います。
私の周りのスマホユーザーでも、ほとんどの人がインストールしてるので、メールでのやり取りはなくなりましたね。
ただ、遅延が若干発生するので、友だちとの電話は、携帯電話での会話が多いです。
私の友達や同僚は、ほとんどSoftBankなので、通話代ももうずっと0円が多いです。
他社にかけるときは、050Plusなどを使うことが多いし、10年前は毎月毎月、通話代に1万円以上払っていたのがウソのようです。

さて、LINE以外にも、もし相手がiPhoneで、さらにお互いがWi-Fiであれば、ビデオ通話が出来るFacetimeがオススメです。
音質、遅延、ともにNo1で、まるで同じ部屋で話しているかのようなリアリティで会話ができます。
ハンズフリーで話せば、よりリアルな音声を楽しめると思います。
ただ、あまりにも音質がよく、すごく小さな音まで拾ってしまうので、よほど親しい仲でないと気を使ってしまうかも・・・。

それともうひとつ、隠れた最強アプリViberもおすすめ。残念ながらLINEに押されて、知名度はほとんどありませんが、IIJmioやb-mobile、OCNなどの980円/月の低速データプランでも、クリアに会話ができる唯一のアプリ。
当然、LTE回線であれば、かなり良い音質で会話ができるかと思います。

アンドロイドは音声通話アプリで、Bluetoothハンズフリーイヤーフォンが使えない場合が多いんですけれど、Viberはバッチリ使えますし、LINEと同じように、連絡帳を読み込んで、Viberを使っている人をリストアップしてくれる機能もあります。

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最終更新日 2016-02-12 12:44

 

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050plus使用者 】 2013/02/05 16:37

こういう検証モノが好きなのでHP拝見させて貰っています。
今後もそれぞれ進化していくと思いますので、引き続き検証して戴ければとおもいます。
Win版に関しては、PC向けアプリが出ています。
一応、インストールして電話を掛ける事も受ける事も出来ました。

 

【 管理人 】 2013/02/05 20:39

こんにちは。
そう言っていただけると、ありがたいです。
050Plusのパソコン版も出たんですね!
今度さっそくインストールしてみたいと思います。
ただ、今はLINEかSkypeばかりなので、ほとんど使ってないんですよね・・・。

 

LINEふぁん 】 2013/03/17 19:42

いい検証をありがとうございます!

 

【 HOS 】 2013/06/01 17:21

LINEをNexus10で利用してみたら、Bluetoothのヘッドセット使えましたよ。
OSは4.2.2、LINEは3.7.0です。

 

【 たか 】 2013/06/27 02:58

すばらしい検証をありがとうございます。
050plusの基本料金無料版のFusionの通話サービスなども検証お願いします。
つい最近βテストが終わり、iphoneの無料公式通話アプリが出ました。

 

【 管理人 】 2013/06/27 16:53

LINEふぁんさん、HOSさん、たかさん、コメント有難うございます。
>たかさん
SMARTalkのことでしょうか?
さっそくインストールしました。申し込みも兼ねて、レビューしたいと思います。

 

【 たか 】 2013/06/28 01:16

ありがとうございます。
楽しみにしてます^^

 

【 深い碧 】 2013/06/28 22:07

「LINE通話 Bluetooth」でこちらに辿り付きました。と言うのも、スマホでのLINE通話をハンズフリーでしたいと思い、深く考えずにBluetoothヘッドセットを購入したのですが、LINE通話ができません。オーディオ再生や、ワンセグ、YouTube、ゲームなどの音声は聞けるのですが、LINE通話は双方共無音で、Bluetooth接続状態であってもスマホ本体でしか話せません。何か設定があるのでしょうか。ご教授下さい。ちなみに、BTmonoというアプリを入れてみましたがONにしても効果なしです。よろしくお願いいたします。
■スマホ:docomo F-02E(Android4.1)
■Bluetoothヘッドセット:Plantronics社 「BackBeat GO」(HFPv1.5

 

【 管理人 】 2013/06/28 23:27

深い碧さん、こんにちは。
えっと、F-02Eは持っていないので、確認はできませんが、iPhoneではBluetoothのハンズフリーが使えました。ハンズフリーのイヤフォンは、近所の電気屋で売られていた、爆安の外国の製品なので(980円ぐらいで売られていました)、iPhoneでは一応LINEで、Bluetoothイヤフォンが使えるようです。
Bluetoothは、機種による違いがあるようなので、詳しくはサポートに聞いたほうが早いかもしれません。
また、iPhoneでもSiriが優先されてしまうようで、もしかしたら、Bluetoothのハンズフリーも他のアプリの方で使われてしまっているのかも?
一度、再起動して、他のアプリを終了させてから試してください。

 

【 りん 】 2013/08/05 07:12

こんにちは。
Skypeの着信音が鳴らなくて困っているところに、このページを見つけました。
投稿者さんはSkypeの着信音がなっているとおもうのですが、どのような設定をしたら鳴るのでしょうか?
色々とやってみたのですが、鳴らずのままで困っています…。
使っている機種はauのiPhone5です。
もし、改善方法がございましたら教えて頂きたいです。

 

【 管理人 】 2013/08/05 12:05

こんにちは。
Skypeの通知がオフになっていませんか?
「設定」→「通知」と開き、リストの中にある「Skype」をタップし、開きます。
少しスクロールさせ、「サウンド」や「ロック中の画面に表示」がオフになっていませんか?
この項目をすべてオンにしてみてください。
またSkypeは、私の経験上、ここがオンになっていても頻繁に着信できない時がありました。
まだLINEや050Plusの方が、そういう点では使いやすいですね・・・。

 

【 Google 】 2013/08/20 20:28

こんにちは。
素晴らしい検証ありがとうございます。
個人的に気になる内容として、普及率は低いですが、
Googleアカウントで誰でも参加できる
Googleハングアウトも時間に余裕があるならば、
検証お願い致します。

 

eggmarket 】 2014/01/02 05:17

同じテーマで私が書いた記事です。
本当にお恥ずかしいw
ぜひsimフリーiPhoneでのmvno比較なんかもやってほしいところです。
誰もやってないし、記事にするの難しそうw

 

【 涼月くるる 】 2015/03/22 17:02

はじめまして。
音質比較物などの検証モノ好きで見てしまいます。
Skypeは対携帯電話でしたが、Skype同士のものもあれば…と思いました。
回線や帯域しだいではもう少し良かったような気もしましたので、余力があればぜひ。

 

【 さきば 】 2015/08/21 16:26

最近、OCNモバイルONEにしたことにより、無料で付いてきた050plusを使用し始めました。
記事内では「起動していないと着信できない」と記載されていますが、050plusには“プッシュ着信通知機能”というのがあり「バックグラウンドでアプリを起動していなくても、着信を受け取ることが出来ます。」とされています。最近追加された機能なのかもしれませんが、ご確認ください。

 

【 iPhone6s 】 2016/10/06 14:03:15

とても参考になる記事でした。各アプリの通話品質は近年良くなっているようなので、ぜひ新たな検証記事を掲載していただきたいです。また、カカオトークやFacebook Messengerなどの人気アプリも検証に加えてください。よろしくお願いします。

 

 

投稿日:2012-05-06 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理