友だちの居場所がリアルタイムでわかる、LINE HEREを使ってみました。iPhoneの友達を探すに似た相手の居場所がわかるアプリで、アンドロイドやFacebookユーザーの場所も調べることが出来ます
Last update 2016-12-30 1:21
友達や家族の場所がリアルタイムに分かる、LINE HEREを使ってみました。
似たようなアプリとして、iPhoneの友達を探すがありますが、このLINE HEREは、相手や自分がiPhoneでなくても使えるし、LINEを使っていない人でもFacebookに登録してあれば使えます。
ただ、友達を探すに比べて、不具合というか弱点もあるので、今回はLINE HEREの使い方や注意点などを紹介したいと思います。
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LINE HEREとは、LINEやFacebookを使っている友達や家族の場所をリアルタイムに地図に表示してくれるアプリです。
プライバシー的に怖そうな気がしますが、お互いが許可しあわないと使えないのと、相手の位置を調べられる事ができるまでの時間制限を指定できたり、自由に相手から隠れたり出来るので、使い方によってはすごく便利なアプリです。
例えば友達とどこかで待ち合わせをする時や、家族で大きな動物園や遊園地などで迷子対策、あるいは年取った両親や小さなお子さんの居場所を調べたり・・・などなど、今までは高価な機材を使用しないと無理だったことが手軽にできるようになりました。
便利なのが相手がとある場所に到着したら。もしくは、その場所から離れたら通知してくれる機能。
例えばお子さんを迎えに行く場合、子供が学校から離れたら、などといった条件で通知してくれることも出来ます。
また、お子さんが家に到着したら通知。なんて設定もできます。
まずは、お互いにLINE HEREをインストールしておきます。アプリは以下からダウンロードできます。
アプリをインストールすると、位置情報の利用を許可するか聞いてくるので、「許可」をタップしてください。画像はiPhone版です。
アンドロイド版はこのような画面になるので、設定へ移動をタップ。
簡単なアプリの使い方が表示されるので、下にある「開始」をタップします。
すると最初だけLINEか、Facebookで認証する必要があります。
どちらかアカウントを持っている方をタップします。
iPhoneではこのような警告が出るので、「開く」をタップします。
LINEに登録してあるプロフィールや友達のデータを参照していいか聞いてくるので、「同意する」をタップします。
利用規約とプライバシーポリシーにチェックを入れ、「次へ」をタップします。
なお、カメラのアイコンをタップすると、相手に表示されるコチラのアイコンを変更することが出来ます。
利用案内が表示されるので、「完了」をタップします。
これで使えるようになりました。さっそく友達を登録してみます。
はじめにこのような画面になります。
ディスプレイの一番下にあるプラスのマークをタップします。
位置情報を共有したい友達に、LINEやメールなどにペーストして、送信します。
相手がURLをタップすると、ブラウザが立ち上がってこのような画面になります。
「承諾」をタップします。
相手が承諾をタップすると、お互いのアプリに地図が表示され、それぞれの位置がアイコンで表示されます。
基本的には、お互いの位置情報が調べられる時間は2時間になっています。
画面の一番下は、位置情報を共有している友だちリストが表示されます。
もし、相手がまだLINE HEREをインストールしていない場合、このような画面になり、「招待を確認」をタップすると・・・
App StoreやGoogle Playが立ち上がって、LINE HEREのインストール画面になります。
ただ、相手がLINE HEREをインストールしていないと、相手がアプリをインストールし、認証が終了してからもう一度URLを送るか、URLをタップしてもらわないと、位置の共有が出来ないので、あらかじめ相手にはLINE HEREをインストールしてもらっておいたほうが楽です。
相手に自分の位置を知られたくない場合の方法は、2つあります。
まずは、地図が表示されている画面で、画面左上のまるで囲った部分をタップします。
自分の位置を一時的に知られたくない場合は、「私の位置情報をシェア」の右側にあるスイッチをタップしてオフにします。
オフに指定ある間は、相手にはこちらの位置が表示されなくなります。
また、相手との位置情報の共有を完全に辞めたい場合は、「退出」をタップします。
「退出」をタップすれば、相手にはこちらの位置が表示されなくなるし、相手の位置もこちらには表示されなくなります。
相手のアイコンにビックリマークが付いている場合は、相手のGPSや位置情報がうまく取得できなくて、位置が特定できない場合に表示されます。
灰色のアイコンは、相手が「私の位置情報をシェア」をオフにした場合に表示されます。
なお、iPhoneは、スリープ状態にしたり他のアプリを使ったりすると、バックグラウンドでアプリがうまく動作しないので、相手がiPhoneの場合、ビックリマークが表示されることが多いです。
便利なのが相手が指定した場所に到着したり、離れた場合に知らせる「場所」という機能。iPhoneの友達を探すでも同じような機能がありますよね。
地図画面の時に左上の三角をタップし、「場所」をタップします。
「場所を追加」をタップします。
なお、場所はいくつも追加できるようです。
特定の場所を地図上で設定します。
範囲は、100m、500m、1km、2kmから選択できます。相手が指定した範囲に入ったら(もしくは離れたら)、スマホに通知が入るように出来ます。
指定したら、「次へ」をタップ。
右上の「完了」をタップすれば完了です。
なお、この場所指定の名前は好きなものに変更できます。
完了をタップすると、このような画面になります。
「通知を設定」をタップすると・・・
この範囲に入った時に知らせるのか、離れた時に知らせるのか設定できます。
また、複数のメンバーがいる場合、それぞれ独立して設定することが出来ます。
基本的には位置情報を共有してから、2時間で終了するのですが、この時間を変更することも出来ます。
地図上の下の方にある時間表示がタイマーになります。ここをタップすると・・・
残り時間を変更できます。
タイマーの右にあるスイッチをオフにすると、タイマー制限がなくなり、永久にすることが出来ます。
さて、このLINE HEREは、LINEの友だち登録をしていない人とも位置情報の共有ができてしまいます。
なので位置情報をシェアするときの注意点を紹介しておきます。
新たに別の友だちと位置情報をシェアする方法は、地図上にある「招待」という部分をタップします。が、ここをタップして紹介した場合、ここに表示されているメンバー全員と位置共有できてしまいます。
また、LINEの友だち登録していない人とも共有できてしまうので、注意してください。
たとえば「Aさん」「Bさん」「Cさん」という3人がいて、AさんとBさんはLINEで友だち登録もしているとします。
BさんとCさんは、まったく知らない人同士だったとします。
で、AさんとBさんが、LINE HEREで位置情報を共有している時に、Aさんが先ほどの「招待」というボタンを押してコピーされるURLをCさんに送り、Cさんが承諾したとすると・・・
このようにBさんのLINE HEREに、Cさんの位置が表示されてしまいます。
これを防ぐには、地図の右上にある丸で囲まれた部分をタップし、
「シェアを開始」をタップして、別々のシェアを作成します。
逆に言うと、同じシェアであれば、複数の人を同じ地図上に表示させ、みんながどこにいるかリアルタイムに地図で表示させることが出来るんです。
位置情報がリアルタイムにわかってしまうとなると、何か怖い気もしますが、家族や仕事などでうまく利用すれば、すごい便利なアプリかもしれません。
私の父親がもう、80歳を超えているのですが、いまだに車の運転をするので、このようなアプリで位置を把握できれば何かあった時にすごく便利ですよね。
また、私は運送会社に勤めているのですが、各ドライバーが今どこにいるか把握するために、高いお金を払ってGPSで管理しているのですが、今後、そういった契約をしなくても無料で管理できるようになるかもしれません。
最終更新日 2016-12-30 1:21
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投稿日:2015-08-21 | | |