LINEのトーク履歴のバックアップと復元方法
最終更新日 2020-11-12 19:44:23
LINEのトークなどのバックアップと復元方法を紹介します。
iPhoneやアンドロイドなどのスマホを買い替えたときの機種変事にLINEの引き継ぐ方法や、トークのバックアップと復元、実際に写真やスタンプは復元されるのか?を検証してみました。
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目次
iPhoneでもアンドロイドでもやり方はほとんど一緒。なのですが、微妙にボタンの配置が違ったり、保存先が違うのでそれぞれ紹介します。
LINEのトーク履歴バックアップ方法
iPhoneからiPhone、アンドロイドからアンドロイドに買い替えた場合、トークのバックアップを行っておくと新しいスマホのLINEでバックアップから復元することが出来ます。
まずはLINEのトークのバックアップの仕方を紹介します。
iPhoneの場合は、左上にあるダイヤルのアイコンをタップします。
iPhoneの場合
ここからiPhone版LINEとアンドロイド版LINEで若干操作が違います。
アンドロイドの場合
バックアップが完了するとこのような画面になります。「確認」をタップします。
これでLINEのトークのバックアップが出来ました。トークのバックアップは、スマホを買い替えたり、何らかの理由でトーク履歴が消えてしまったり、アプリをアンインストールしてしまったりしても復元することが出来ます。
バックアップが完了すると、「前回のバックアップ」に日時が表示されます。まれにバックアップが出来ていない場合があるので、必ずここを確認して、バックアップ直後に「今日」と表示されていることを確認してください。
機種変の時のLINEの引き継ぎ
バックアップが完了したら引継ぎの準備をします。
パスワードの設定
引継ぎにはパスワードを設定しておく必要があります。古い方のスマホで設定しておきます。
新規パスワードを入力します。
なお、LINEアカウントのパスワードを忘れてしまった場合、この方法で新規にパスワードを設定し直すしか方法がないようです。
引継ぎをオンにする
続いて引継ぎをオンにします。(実際にはオンにしなくても引継ぎは出来るのですが)
オンにしてから36時間以内に引継ぎしてください、という説明が表示されます。
残り時間が表示されます。
引継ぎをやめたいときは、オフにするだけでOK。
iPhoneの場合
ここからはiPhoneとアンドロイドで若干作業が違います。以下は新しいiPhoneでの作業で、iCloud、もしくはパソコンのバックアップからiPhoneを復元させた後の作業になります。
iPhoneのバックアップからの復元ではない場合は、アンドロイド版と同じ手順になります。
LINEアプリを立ち上げるとこのように「おかえりなさい、〇〇」と表示されます。「本人確認する」をタップします。
電話番号(LINEに登録した電話番号)を入力し、矢印をタップします。
* 電話番号を変更した場合は、古いLINEであらかじめ登録した電話番号を変更しておいてください
認証番号が記載されたSMS(メッセージ)を送っていいか聞いてくるので「送信」をタップ。
メッセージに6桁の数字が記載されたSMSが届くのでこの数字を先ほどの画面に入力します。
設定したパスワードを入力します。もし、パスワードを忘れてしまった場合は、古い方のスマホのLINEで新規にパスワードを作成しておきます。
トーク履歴をバックアップしたか聞いてくるので、「はい、トーク履歴を復元します」をタップします。
このまま続けると、古い今まで使っていたスマホのLINEは使えなくなるという警告が表示されるので、「続行」をタップ。
「友だち追加設定」をします。
「友だち自動追加」は、こちらのiPhoneの連作先に登録している人で、LINEを使っている人を自動でこちらのLINEの友だちリストに追加する機能です。
「友だちへの追加を許可」は、逆にこちらの電話番号を連絡先に登録している人が、こちらのLINEを友だちに登録する機能。
もし、知らない人を登録するのが嫌だったり、「友だちかも?」と表示されるのが嫌な場合は、両方ともチェックしないで次に進みます。
詳しくは、LINEの友だちリストに知らない人が登録されている!?を参考に。
* 今まで登録した友達は、そのまま引き継がれます
LINEの引き継ぎ完了です。iPhoneの場合はトークもすべて復元されていました。
古いiPhoneのLINE
新しいiPhoneのLINEでログインに成功すると、古いLINEのほうにこのようなメッセージが届き、
きちんと引継ぎが完了すると古い方のスマホのLINEはこのような画面になって使えなくなります。
アンドロイドの場合
アンドロイド版のLINEやiPhoneのバックアップをとっていなかった場合のLINEの引き継ぎは以下。
LINEへようこそ、の画面が表示されるので「ログイン」をタップ。
認証番号が記載されてSMSを送っていいか聞いてくるので、「送信」をタップ。
入力しなくても自動で次の画面に進んでくれます。
「はい、私のアカウントです」をタップ。
Googleドライブにバックアップしたトーク履歴を復元します。「はい、トーク履歴を復元します」をタップ。
この先、古い今まで使用していたスマホのLINEは使えなくなると言ってくるので「続行」をタップ。
バックアップしたGoogleアカウントを選択します。矢印の先あたりをタップします。
トーク履歴をバックアップしたGoogleアカウントにチェックを入れます。
トークのバックアップが出来ない!?
もしこのような画面が表示されて、トークのバックアップが出来ない場合、iCloudにサインインしていません。
iCloudとはネット上のデータ保存場所とそのサービスのことで、サインインするには・・・
設定を開き、一番上にある「iPhoneにサインイン」をタップします。
Apple IDとパスワードを入力してサインインしてください。
iCloudを開始しよう!Apple IDの作成
Apple IDのパスワードを忘れた場合の復元
バックアップ先はiCloudのみ
2017年6月からアンドロイド版のLINEもトーク履歴のバックアップができるようになりました。が、アンドロイド版のLINEは保存先がGoogle ドライブでiPhoneのiCloudとは互換性がありません。つまり、iPhoneからアンドロイドへ乗り換えた場合は、バックアップしてもトークが復元できません。
メールアドレスを登録しておく
新しいiPhone、アンドロイドに買い替えた場合、LINEの引継ぎに「メールアドレスの登録」及び「パスワードの登録」は必要ありません。が、電話番号が変更になった場合や万が一うまく引き継ぎできなかった場合に、サポートとやり取りするためにあらかじめ登録しておいてください。
なお、すでにメールアドレスを登録している人は、トークのバックアップへ進んでください。
登録したメールアドレスに4桁の数字が記載されたメールが届きます。
先ほどの画面に届いた認証番号を入力します。
これでメールアドレスが登録されました。
メッセージを消して復元できる?
実際にバックアップから復元できるのでしょうか?トークを削除してみました。削除するには、トークの右上の部分をタップ。
トーク履歴の削除は1つ1つ選択しないとダメっぽい。削除したいトークをチェックしていきます。
選択が済んだら「削除」をタップします。
バックアップから復元してみます。復元はバックアップの画面から行えます。
「復元する」をタップします。
削除したメッセージが復元しています。写真も復元していますね。
iPhoneからアンドロイドへ買い替える場合
残念ながらiPhoneとアンドロイドでは、バックアップ先に互換性がないので、iPhoneからんドロイド、もしくはアンドロイドからiPhoneへ買い替えるとアカウントは移行できますが、トークは復元できません。
このようにまっさらの状態になってしまいます。
* ただし、今まで通り使えます
どうしても過去のやり取りを保存しておきたい場合は、以下のようにして抽出することが出来ます。
履歴をテキストとして抽出する
トーク履歴をテキストで保存するには一人ひとり、トークから抽出していきます。
バックアックしたい人のトークを開き、①右上の三角のようなボタンをタップします。
②続いて「設定」をタップします。
届いたメールを開くと、このようなテキストファイルが添付されています。
開くと内容を見ることができます。
テキスト化されたトーク履歴は、文字のみになります。
画像やスタンプは残念ながら、表示されません。
今のところiPhoneからアンドロイド。アンドロイドからiPhoneに乗り換えた場合は、履歴の復元は絶望的のようです。
引継ぎしていないのにおかしな通知が着たら
もし、引き継ぎをしていないのにこのような通知が来たら、乗っ取られた可能性があるので、LINE本部に相談してください。
iPhoneのバックアップから復元したLINE
iPhoneではiCloudやパソコンにバックアップを取り、新しいiPhoneにそっくりそのままの状態で復元することが出来ます。が、その場合、上で紹介したやり方で引き継ぎを行ってください。iCloudやPCから復元させた状態だと、古いiPhone、新しいiPhoneの2つで同じアカウントが存在してしまうことになります。
この場合、新しいiPhoneで復元したLINEはうまく動作しません。
そのため、新しいiPhoneで復元したLINEを一度アンインストールして、上で紹介したやり方でLINEアカウントを引き継いでください。
トークやスタンプは引き継げたか
iCloudやパソコンから復元すると、バックアップした時と同じ状態で復元出来ました。
アプリのアイコンの位置も一緒でした。
LINEを立ち上げると、友だちリストもそのまま。
トークの履歴もそのまま引継ぎできました。
iPhoneを買い替えたり、初期化した場合は参考にしてください。
ログイン画面になった
もし、新しいiPhoneでバックアップから復元したあと、LINEを立ち上げたらこのような画面になっていた場合は、ちょっと厄介です。
メールアドレスと、パスワードを登録してあれば、「ログイン」をタップして、登録してあるメールアドレスやパスワードを入力すれば、再び使えるようになります。が、履歴は全部消えてしまう可能性が高いです。
さらに、メールアドレスとパスワードを登録していない場合で、この画面になったら、古いLINEの会員情報(アカウント)は消えてしまう可能性が高いです。
この場合の対策としては、古いiPhoneがまだ使えるのであれば、古いiPhoneのLINEを起動し、メールアドレスとパスワードを登録。
で、もう一度、iOSのバージョンとLINEのバージョンを最新にして、バックアップしてください。
復元は何度でもできるので、うまく行かなかった場合は、初期化してもう一度復元してみてください。
参照:iPhoneを工場出荷に戻す(初期化)
アンドロイドやアンドロイドからiPhoneへ機種変する場合
疑問・解答集
LINEのサポートに連絡を取りたい
Facebookの認証でアカウントを取得したり、安易にアンインストールすると、再インストールした場合に使えなくなるパターンが多いです。
そういった場合、最終的にLINEのサポートに連絡して解決するしかないようです。
LINEのサポートへの連絡方法については、最終手段!LINEのサポートに連絡するにはを参考にしてください。
Wi-Fiがない
Wi-Fiが自宅にない人は、近所のコンビニやマクドナルド、あるいは携帯ショップに行ってください。無料でドコモやau、SoftBankのWi-Fiを利用することが出来ます。
バックアップにかかる時間は、回線速度によりますが、10~1時間程度です。
注意:バックアップをする前にバッテリーを100%にしておいてください。
なお、「セブンイレブン」は「docomo Wi-Fi」が使用できます。
auとソフトバンクは、「ローソン」か「サンクス」「サークルK」で「au Wi-Fi SPOT」と「ソフトバンクWi-Fiスポット」が使用できます。
マクドナルドは、ソフトバンクWi-Fiスポットが使用できます。
詳しい使用可能エリアは、
docomo Wi-Fi
au Wi-Fi SPOT
ソフトバンクWi-Fiスポット
を参考にしてください。
docomoの場合
docomoの場合、コンビニに行くと自動的にdocomo Wi-Fiに接続してくれます。
このように「Wi-Fi」を開き、「 0001docomo 」もしくは「 0002docomo 」にチェックが付いていることを確認します。
もしチェックがついていない場合は、このように「 0001docomo 」を探してタップすれば接続できます。
Softbankの場合
SoftBankの場合も同じようにコンビニに行くと、自動的に接続してくれます。
接続していない場合は、「0001softbank」もしくは「 0002softbank 」を探してタップしてください。
履歴が消えた!
履歴が消える原因とは
基本的にはiPhoneの場合、バックアップから復元すれば友だちリストやスタンプ、友達との会話の履歴がバックアップした時とまったく同じ状態で復元します。
なので、iPhoneを買い換えたり、調子が悪くて初期化したり、修理に出してもバックアップを取っていればちゃんと復元できます。
が、まれにバックアップから復元しても履歴が消えてしまうことがあります。
私も履歴が消えたり、あと、もっとひどいことに使えなくなったりしました。
iOSのバージョンが違うと履歴が消える?
iOSとは、簡単に言うとiPhoneのシステムのことで、毎年9月の新しいiPhoneの発表とともにバージョンアップが行われます。2015年のiPhone6sの発表時は、9番目のバージョンのiOS9になりました。
もし、バックアップした時のiOSが最新のものよりも古いと、うまく復元できなくて履歴が消えてしまうことがあるようです。
私の場合は、履歴が消えただけでなく、インストールしたアプリが全部消えてしまいました。
なので、バックアップをする前にかならずiOSのバージョンを最新のものにしておいてください。
iOSのバージョンは、 設定の中にある、「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開き、「お使いのソフトウェアは最新です」になっていればOK。
もし、「ダウンロード」とか「インストール」と書かれている場合は、ボタンをタップしてバージョンアップしておいてください。
iOSのバージョンアップの方法は、iOS9 アップデートを参考にしてください。
前のアカウントを削除しないとログインできなくなる?
iPhone6sに機種変して、バックアップから復元したのですが、LINEが使えなくなりました。
最終的にサポートにお願いして、なんとか解決しましたが、使えるようになったものの履歴は全部消えました。
原因としては、iPhoneの前に使っていた機種で作成したLINEのアカウントを削除せずに、iPhoneに買い換えた時に、再びはじめから登録しなおしてしまったのが原因っぽいです。
LINEでは、1つの電話番号で1つのアカウント(会員登録のこと)しか作成できませんが、この時、古いアカウントを削除しなかったり、あるいはバックアップ後、機種変したiPhoneに切り替える前にパソコン版のLINEなどでログインしようとすると、セキュリティのために一時使えなくなるような措置をとられてしまうようです。
LINEでは、乗っ取り被害が多く発生しているので、安易にアカウントを作成してしまうと、こうした使えなくなるような場合があるようです。
うまく復元できなかった場合
LINEが消えてしまった
アプリが消えてしまう原因でも書きましたが、iOSのバージョンが違ったり、LINEのバージョンが最新でない状態でバックアップすると、LINEが消えてしまうことがあるようです。
この場合は、以下の手順でLINEを再インストールします。
①右下にある「アップデート」をタップし、②「購入済み」をタップします。
LINEを探し、右側にある雲のアイコンをタップします。
すると、iPhoneにLINEが再インストールされます。
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最終更新日 2020-11-12 19:44:23
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最終更新日 2020-11-12 19:44:23 / 投稿日:2015-04-06 | | |