SIMフリーのWindows Phoneを注文した

1万円台の格安スマートフォン、Windows Phone 8をアマゾンで購入しました。新品で最新のNokia Lumia 520。年末の忙しい時期に注文したもののお正月に届きました。

SIMフリーのWindows Phoneを注文した

 

 

Last update 2014/01/04 15:00

 

Windows Phoneが1万円台で売られているiPhoneでもなく、アンドロイドでもない第3の勢力の「Windows Phone」の端末、Nokia Lumia 520を購入しました。
なんとアマゾンで1万5000円ちょいで販売されていました。中古ではなく、新品のようです。

評価も高い評価を見てみると、みんなかなり高得点をつけています。
iPhone6に買い替えるまであと1年ぐらいあるし、失敗しても1万円台なら、と思い、つい注文して購入してしまいました。
どうやら台湾?から並行輸入して届くっぽい。Nexus 7を購入した時と同じですね。

ちなみにWindows Phone 8搭載のスマホは、iPhoneと同じでノキア一社がほぼ独占して製造。
ノキアのスマートフォン事業もマイクロソフトに売却され、AppleとiPhoneの関係のような形態で販売されています。
ただ、正直言ってアンドロイドのようにいろいろな会社がいろいろなアンドロイド端末を販売するような形態だと、互換性やら、使用方法、対応アプリなどが多岐にわたり、もっさりしたり、バッテリーのヘリが速かったり、と不具合も多いことを考えると、OSとプラットフォームは独占して1つにまとめたほうがいいような気もします。

その影響か、販売価格とは裏腹にかなりさくさくです。

Lumia

Windows Phone 8が搭載しているノキアの「Lumia」ですが、私が購入したのは一番スペックが低い520。
Lumiaに続く数値は数値が大きいほどハイスペックモデル。
520以外に、

となっています。
ハイスペックのLumia 1520は6インチのフルHD。Snapdragon 800搭載の2GBのメモリ。
スペック的にはアンドロイドの最新機種なみですが、価格が8万円近くもするのでそこまで高い機種を購入するのであれば、SIMフリーのiPhoneやアンドロイドのほうがいいような気もします。
後述しますが、実はWindows PhoneはiPhoneやアンドロイドにはない欠点があるので、正直、2万円以上出してまで購入するほどの端末ではないような気もします。

到着にかかった日数は

12月29日に注文し1月3日に届いた注文したのが1年でも最も忙しい12月29日。
一応、メールには1月12日に到着予定と書かれていたのですが、なんと1月3日には到着しました。
配達状況はインターネットで確認することができます。

開封の儀

届いたWindows Phone国際便で届きました。台湾から送られてきたようです。

プチプチに包まれている外包を開けると、プチプチで包まれていた箱が出てきました。

パッケージはかなりださい箱と販売会社(?)のお礼が書かれた用紙が入っていました。
なんか・・・アンドロイドやiPhoneに比べると、箱がダサい気も・・・。

iPhoneと違い横にスライドiPhoneと違い、横にずらして開ける箱でした。

本体もプチプチに包まれていた本体もプチプチに包まれていました。

思ったより軽い第一の感想は、軽い!小さい!

マットなプラスチックプラスチックの外観はちょっと安っぽくみえる・・・。
アンドロイドもプラスチックが多いんですけれど、このノキアのLumiaは昭和的なプラスチック。
子供の頃買ってもらったおもちゃを思い出しました。

バッテリーがセットされていなかったどおりで軽いと思ったら、バッテリーが入っていませんでした。
あれ!?まさか!バッテリーは別売りか!??と思ったら・・・

バッテリー箱の奥に入っていました。

SIMが入っていないのでエラーにSIMフリー端末ですが、SIMが入っていないので警告が表示されました。
「閉じる」をタップすれば、そのまま使えます。

Windows Phoneの基本画面購入したWindows Phoneは、すでに日本語対応やセッティングが済んでいるようで、電源を入れ、しばらく待つとすぐにホーム画面が表示されました。

まとめ

1万5000円というと、Nexus 7(2012年度版)よりも安いわけですが、価格の割にサクサクしています。
バッテリーのもちも割といいような気がします。少なくともアンドロイドのように、使っているとガンガン減るようなイメージはありません。
バッテリー容量は1,430mAhと、アンドロイドの半分ぐらいしかありませんが、普通に使っても1日は軽くもちそう。

SoftBankのSIMが使える

さて、iPhone5やiPhone4のSoftBankのSIMを差し込んでみたのですが、SIMフリー機だけあってちゃんと使えました!
が・・・
なんと、電話とSMSは使えたのですが、3G回線に接続できません!
いろいろ調べてみるとアクセスポイント(APN)をSoftBankのものに指定すればいい、ということがわかったのですが、どういうわけか「設定」の「アクセスポイント」を開こうとしても開けないんです。
iPhone4のSIM(契約中)を入れても同じような反応。
ドコモのFOMAのSIMを入れてもやはりアクセスポイントが開けない。
うーん。
このままだと電話とSMS、そしてWi-Fiが使えるスマホって感じ。

Windows Phoneの最大の欠点

で、Windows Phoneの最大の欠点は、アプリの数が圧倒的に少なすぎるってこと。
パソコン版のWindows 8を使ったことがある人ならわかると思うんですけれど、まー、びっくりするほどアプリがない。(笑)
iPhoneを100。アンドロイドを90とすると、Windows Phoneは5~10レベル。
ほんっっっと、アプリが全くない!
iOS6が発表された時にApple製のマップが酷評を受けましたが、Windows Phoneはそれどころじゃない。
マップ自体がない。(笑)
正確にはあることはあるんですけれど、とても使えるレベルのアプリはないんです。
まず、そもそもgoogleがアプリをほとんど提供していない。
googleマップもどきもあるんですけれど、google純正ではなくどこかの誰かが作ったものばかり。しかも有料が多い。
またあったとしても日本語未対応だったりして、使いにくい。
iPhoneやアンドロイドのナビ機能なんて夢また夢。
感覚としては2008年ぐらいのスマホレベル、と思ってもらっていいと思います。

Windows Phone自体はさくさくで、おしゃれなホーム画面。そしてiPhone並みのシンプルさがあって非常にいいのですが、いかんせんアプリがなさすぎる!
まあ、パソコン版のWindows 8だって「デスクトップモード」しか使わないし、メトロモードなんて使っている人、ほとんどいないですよね。
ヤマダ電機でWindows 8タブレットを触った時は、ニュースや株価なんかがタッチパネルで見れるのに感動したんですけれど、いざ購入して使ってみたところ、「え・・・。たったこれだけしか見れなの・・・?」的ながっかり感を味わいましたが、そんな感じ。
まあ、これじゃあ日本で発売しよう!なんてキャリアがなかったのもわかるなぁ。

ネットで色々調べると、みんな絶賛していましたが、私のように2台持ちでサブ機として使うならいいんですけれど(ただ、それでもすぐに飽きそう)、これ1台で充分!という人は、相当な一部の人だと思います。
そもそもiPhoneやアンドロイド1台で十分出来ちゃうし。
逆に各キャリアがWindows Phone搭載スマホを発売したら、メチャメチャ酷評になりそうだなぁ。

ただ、私のようにマニア+ガジェット好きには話の種としては、買ってもいいかもしれない。
アンドロイドに比べ、さくさく+バッテリーがもつというメリットがあるので、アプリがないという欠点はかなり残念。
ヨーロッパではかなりWindows Phoneが拡大しているというニュースもありますが、たぶん価格が安いからだと思います。
200ドル以下で購入できるスマホは、なかなかないしなぁ。
日本での普及はちょっと厳しいので、対応アプリが増えるのは期待できなそう。

2014年1月現在、最もスペックが低いLumia 520は、1万円半ばから後半で購入できるので、スマホに詳しい人や安く維持したい、という人にはお勧めです。

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