iTunesのインストール
iPhoneを購入する前に済ませておきたいのが、iTunesのインストール。iPhoneは、パソコンがなくても使えますが、パソコンとiTunesの組み合わせがiPhoneをより使いやすくしてくれます。
最終更新日:2020-01-30 15:10
iPhoneの設定は、基本的にはiTunesというソフトを使って、PCで操作をすることになります。
このページでは、iTunesのダウンロードからインストールまでを画像を使って紹介します。
この作業はiPhoneがなくても可能なので、まずはiPhoneを手に入れるまでに実行しておいてください。
目次
iTunesのダウンロード
まずはAppleのiTunesのページへ行きます。Windows版のiTunseは2種類あって、1つはWindows Store版。
「Windowsストア」版のiTunesも今までのものもほぼ変わりありませんが、Windowsストア版は自動でアップデートが可能なのと、iPhoneのバックアップ用データの保存先が違います。
が、ストア版ではまだトラブルが多いので、デスクトップ版のiTunesをお勧めします。
デスクトップ版のiTunesをインストールするには
Windowsストア版のiTunesをインストールすると、従来のiTunesは削除されてしまいます。もしそれが嫌なら、先程のページを下にスクロールすると、「Windows」というリンクがあるので、ここをクリック。
「今すぐダウンロード」をクリックします。
今回は従来のiTunes版で話を進めます。
EdgeやIEを使用している場合は、下の方に画像のようなボタンが表示されるので、「実行」をクリックしてください。
ChromeやFirefoxでも同じようにダウンロードして、実行します。
iTunesのインストール
ダウンロードが完了したら、ダブルクリックして開きます。
インストーラーが起動するので「次へ」をクリックします。
デスクトップにアイコンを作成するか、などのチェックがあるので、すべての項目にチェックを入れ、「インストール」をクリックします。
警告してくるので、「はい」をクリックします。
インストールは2~3分かかります。
インストールが完了すると、このような表示になるので、「完了」をクリックします。
iTunesが立ち上がり、はじめの一回だけ、このような「iTunesソフトウェア使用許諾契約」が表示されます。
ひと通り目を通したら、「同意する」をクリック。
iTunesが表示されます。
ようこそ画面になり、ライブラリを送信してジェケットやアーチストの写真を関連付けていいか聞いてくるので、「同意します」をクリックします。
iTuensが立ち上がりました。
デフォルトの状態では音楽もなにも登録されていません。
パソコン内の音楽をiTunesに登録する
パソコン内にある音楽などを登録する方法を紹介しておきます。
メニューバーにある「ファイル」をクリックし、「フォルダーをライブラリに追加」をクリックします。
パソコン内にある音楽ファイルが保存されているフォルダを開き、「フォルダーの選択」をクリックします。
よくわからなければ、「ミュージック」フォルダを選択すればOKです。
しばらくすると曲がiTunesに登録されました。
なお、CDから曲をPCに取り込むには、CDからPCに曲を取り込むを参考にしてください。
また、パソコンを買い替えた場合の曲の移行は、パソコンを新しく買い替えた後にiTunesでやるべきことを参考にしてください。
iTunes Storeにサインインへ進みます。
safebrowsing.clients.google.com の識別情報を確認できません
一部のユーザーで、iPhoneを繋げると「safebrowsing.clients.google.com の識別情報を確認できません」といったエラーが表示されるようです。
この「safebrowsing.clients.google.com」というのは、Googleが公開している、クレジットカードや会員情報を抜き取るフィッシングサイトやスパムサイトかどうかをチェックするサービスなのですが、まれにこのようなエラーが表示されてしまうことがあるようです。
対策
iTunesのメニューにある(メニューの出し方はメニューバーを表示させるを参考に)①「アカウント」をクリックし、②「認証」をクリックします。
「このコンピューターを認証」をクリックします。
Apple IDとパスワードを入力します。
認証が完了しました。
これで出なくなると思います。
iTunes Storeにサインイン
iPhoneやiPadを持っている人、あと、iTunes Storeで音楽や動画を購入する予定がある人は、メニューに有る①「アカウント」をクリックし、②「サインイン」をクリックします。
iTunes Storeにサインインします。
Apple IDとパスワードを入力してください。
iCloudを開始しよう!Apple IDの作成
過去にiTunes Storeで音楽や動画などを購入したことがあれば、このようにジャケットが表示されます。
※注意 表示されているだけでパソコンにダウンロードされていない状態
iPhoneを繋げる
iPhoneに付属してきた、USBケーブルを使ってiPhoneとパソコンを繋ぎます。
許可
初めて繋ぐ場合は、このような警告が表示されるので、「続ける」をクリックしてください。
iPhone側にもこのような警告が表示されるので、「信頼」をタップします。
すると、画面左上の方に、小さなiPhoneのようなアイコンが表示されます。
※ もしいつまでたってもiPhoneのアイコンが表示されない場合は、iTunesやエクスプローラーでiPhoneが認識されない場合の対処法を参考にしてください
このiPhoneのアイコンをクリックすると、左側に「概要」など、iPhoneの中身が表示されるようになります。
音楽を同期したり、iPhoneをバックアップするには、ここから開始します。
ソフトウェアの最新バージョン
時々このような「iPhone用のiPhoneソフトウェアの最新バージョンがあります」という警告が表示されることがありますが、これはiOSのバージョンアップを行うかどうかの選択です。
「ダウンロードして更新」をクリックすると、iPhoneのバージョン(iOS)をアップグレードできます。
必要に応じてクリックしてください。
iPhoneの中身をPCにバックアップ
iPhoneをパソコン内にバックアップするには、「概要」をクリックし、
「自動的にバックアップ」にある「このコンピューター」にチェックを入れてください。
詳しくは、iPhoneのバックアップと復元を参考にしてください。
曲を転送する
「概要」の下の「ミュージック」をクリックし、「ミュージックを同期する」にチェックを入れると、パソコン内の曲をiPhoneに転送できます。
すべての曲を転送することも出来るし、選択した曲のみ転送することもできます。
詳しくは、iPhoneに曲を転送するを参考にしてください。
Windows用iCloudをインストール
Windowsのパソコンに「iCloud for Windows」をインストールすると、iTunesを介しなくても写真や動画をiPhoneに転送したり、逆にiPhoneからPCに写真や動画を転送することができます。
しかもライトニングケーブルでパソコンと繋がなくても、転送できます!
「iCloud for Windows」をインストールすると、ユーザーフォルダの中に「iCloud Drive」というフォルダが作成されます。
このフォルダと
iPhone内の「ファイル」の中身が同じになります。
Windows10で標準の音楽プレーヤーをiTunesに変更する
Windows10から、コントロールパネルが廃止されつつあります。と、同時に既定のソフトウエア変更方法も変わりつつあるので、標準の音楽プレーヤーをiTunesに変更する方法を紹介します。
スタートボタンをクリックし、「設定」をクリックします。
「システム」を開きます。
「既定のアプリ」をクリックし、「音楽プレーヤー」のGrooveミュージックをクリックします。
iTunesを選択します。
これでMP3など音楽ファイルを開くと、iTunesが立ち上がるようになります。
まとめ
はじめてiTunesを使った人には、少し違和感があると思いますが、慣れれば他のソフトは使いたくないぐらい、使いやすく感じると思います。
私もそうでした。
また、パソコンにある音楽とiPhoneの音楽をすべて同じにする、「同期」という考え方もはじめは違和感がありました。が、iPhoneの容量が大容量化するにしたがい、むしろ同期でないとめんどくさくてしょうがない。と感じるようにもなりました。
また、iPhoneの管理として大事なソフトウエアでもあるので、iPhone、iPadを持っている人で、パソコンを所有している人は、必ず入れておいてください。
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