iPhone マップのナビがすごく綺麗!

iPhoneはiOS6からgoogleマップが標準でインストールされなくなり、新たにApple製のマップが搭載されましたが、ナビ機能も搭載され、めちゃめちゃ綺麗です。

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iPhone マップのナビがすごく綺麗!

最終更新日 2020-12-19 20:22

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googleマップiPhoneのマップiPhoneはiOS6やiPhone5からgoogleマップが削除され、Apple製のマップが搭載されました。
左はアンドロイドのgoogleマップ。
パソコン版と同じで道の太さ、番地の記載、交差点名、店名、施設名の表示などなど非常に細かくて綺麗です。
右はiPhoneの新しく搭載されることになったAppleのマップ。
道の太さが均一だし、施設の名前などは標示されず、唯一マークなどが標示されるぐらいで凄くシンプル。
拡大するとこのように住宅の形状も標示されますが、googleマップと比べると差は歴然としています。

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googleマップとiPhoneのマップの比較同じ場所を並べてみるともっと違いがわかります。
たしかにこれだけ見るとgoogleマップをiPhoneで多用していた人は、ガッカリ感が強いかも・・・。
でも思うんですけれど、ほんの数年前は屋外でこんな便利な地図機能なんてなかったんですよね。
それでも普通に生活していたわけで。
無料で使えるわけだし、そう取り立てて騒ぐことじゃないとは思うんですけれどね。
私なんかは運送屋に働いているので、スマホでこんな便利な地図が使える時代がくるとは思ってもみなかったわけで、実際すごく活躍してくれました。

ナビ機能

さて、Appleをかばうわけではありませんが、iPhoneを持っていない友人からも
「iPhoneの地図ってすごいんやろ!?(笑) 駅なのにファミマなんて標示されるんじゃろ」
ってなことを言われる始末なiPhoneのマップですが、実はアンドロイドユーザーは知らないかもしれませんが、今までiPhoneに搭載されていたgoogleマップはナビゲーション機能がなかったんです。
いや、あったんですけれど、カーナビのようにリアルタイムに自車位置を指し示してくれたり、「300m先を左です」なんていう音声指示はなくて、単純に道順を調べてくれるだけ。
ナビと言うよりは、地図だけ。的な感じだったんです。
なのでアンドロイドのナビを使った時の感動は今でも忘れません。「アンドロイド、すげー!」って思ったものです。
参照:カーナビ・アプリのアンドロイド ナビがすごい!

アンドロイドのマップとナビ

アンドロイドのマップとナビアンドロイドでは標準に搭載されている「マップ」そして「ナビ」。
実はアンドロイドではマップとナビは別のアプリ。
一応連動して動かせることはできますが、別々のアプリです。

iPhoneのマップそれに対してiPhone(iPadもiPod touchも)のApple製のマップは、この1つのアプリで両方をこなすことができます。

実はiPhoneのナビのほうがすごいかもしれない

アンドロイドのナビのすごい便利だと思った機能は、音声入力に対応していること。
カーナビって目的地の入力だけで、絶対2~3分はかかりますよね。都道府県から選んで・・・
ところがスマホのナビって音声で目的地設定ができるんです。目的地入力で、
「ランドマークタワー」
って言えば、現在地からランドマークタワーまでの道順をパパッと調べてナビ開始。
ところがアンドロイドの場合は、画面が消えた状態(スリープ状態)からナビを開始するまで、

スリープ解除 → ロック解除 → ナビを立ち上げる → 音声入力をタップ → 音声入力

という手順が必要でした。まぁ、これでも随分楽なんですけれど。
アプリを沢山登録していると、ナビアプリを探すのも時間がかかったり。

Siriからすぐに開始できるところがiPhoneのナビは「Siri」に対応していて、スリープ状態からナビを開始するまではこんな感じ。

ホームボタン長押でSiriを立ち上げる → 音声入力

これだけ。
例えば「自宅までの道順を教えて」なんて言えば、即、現在位置からの自宅までの経路を調べてくれて、ナビ開始。
これ、すごい便利。
アンドロイドではしゃべってコンシェルが似たような機能がありますが、しゃべってコンシェルを立ちあげないといけないし、ナビと連動していないので地図を表示してくれるだけ。

iPhoneでは連絡帳とも連動していて、連絡帳に登録してある名前も調べてくれるんです。
ただ、連絡帳に登録してある「ひらがな」を元に検索するので、「太郎さんの自宅までの道順を教えて」なんていう場合は、連絡帳に「たろう」とひらがなで登録しておく必要があります。

自宅、勤務先を登録しておく「自宅までの道順を調べて」とか「会社までの道順を調べて」なんてことも対応してくれるのですが、それには「自分の連絡先がどれなのか」。
そしてその自分の連絡先に「自宅」と「勤務先」の住所を登録しておく必要があります。

複数の同じ名前の人がいる場合は、Siriは「どちらのたろうさんですか?」と聞き返してきます。

このようにナビを立ち上げる手順に関してはiPhoneのマップのほうが1枚も上手。
意外とスマホのナビって、急に調べたくなることが多いので、このアドバンテージは大きいかもしれない。

すぐにカーナビに戻れる

閉じても上をタップすればで、iPhoneのマップの優れている点は、ナビの途中で別のアプリを立ち上げて再びナビに戻る時、画面の上部にナビに戻るためのタップするスペースが標示されること。
これもメチャメチャ便利!
アンドロイドでナビしている時って、絶対どっか行っちゃってあれ?ナビ、まだしてるんだっけ?なんてことが多々ありました。
目的地についたのに、ポケットやカバンの中で「50m先を左方向です」なんて音声が聞こえて、大汗かいたり・・・。

iPhoneのマップはナビ動作中は別の画面になってもこのようにナビの画面にすぐに戻れるので、便利だしわかりやすいです。
iPhoneでは電話の途中で別の画面になっても同じようにすぐに戻ることができます。

カーナビ画面がめちゃめちゃ綺麗

アンドロイドはシンプルアンドロイドのナビアプリはマップと違い、非常にシンプル。
よけいなごちゃごちゃがないので分かりやす行っちゃわかりやすいんですけれど、でも味気ないですよね。

ただ、明るさセンサーに対応していて周りが暗いと自動的にナイトモードに切り替わってくれるという機能もあります。

iPhoneはより詳細で、こちらがiPhoneのナビ機能。
どうでしょう(笑)
なにこのリアルさ。
マップではシンプルだったのにナビになった途端、すごいリアルな表示に。
有料のカーナビアプリにも引けをとらないどころか、もう他社カーナビなんて必要ないかも。なんてレベル。

こんな狭い道でもちゃんとナビしてくれるこんなマニアック(?)な道も・・・

アンドロイドのナビアンドロイドのgoogleマップはちゃんとナビしてくれます。

iPhoneのナビもちろんiPhoneのマップもナビしてくれますが、すごく描写が細かくてきれいです。
アメリカだとさらに建物も立体的に表示してくるんだよなぁ・・・。
すげー。iPhoneのマップ。

ナビの比較

アンドロイドはシンプルこちらはアンドロイドのナビ。
画面が暗いのは夜間のため。
また、アンドロイドは時間表示部のステータスバーがどうしても標示されてしまいます。

iPhoneのナビの例iPhoneは全画面表示に対応。
時間表示なども消すことができます。

googleマップ+ナビ

googleマップとナビのいいところはなんといっても実際のその場の写真が360度見渡せる「ストリートビュー」に対応しているところ。
数年前は穴だらけだったストリートビューも、首都圏をはじめたいていの道はほぼ網羅。
うちの運送会社でもgoogleのストリートビューは大活躍。
もちろんスマホでも見ることができます。
これはiPhoneのマップには搭載されていません。

またgoogleマップではレイヤー機能を利用して渋滞情報を標示させることも可能です。

また住宅地図のように細かい番地まで載っているので、普通の紙の地図より正確に調べることができます。

googleのナビは音声が自然なこと。
iPhoneのナビ音声はSiriのような合成的な感じで、しかも日本語がすごくおかしいんです。
googleのナビは「20m先を左方向です」と、300メートル、20メートルというように決まった数値でのみ音声で誘導するので、自然というかその音声しか搭載されていません。
逆に言えばiPhoneの音声はめちゃめちゃ。(後述)

ナビ中の比較googleナビは、次の曲る交差点に名前がついている場合は上部に大きく交差点名が標示されます。
iPhoneのは交差点名に未対応。

googleのナビは、到着までの時間が左下に標示されます。

iPhoneのマップ

iPhoneの音声はすべてSiriのように合成で表現しようとしているらしく、逆に言えば色々なパターンで音声通知してくれます。
例えば、
「250m先の交差点を左折、国道1号に入ります」
のような道の名前まで音声で表現してくれます。
が・・・
日本語がメチャメチャ。
「国道」 → 「くにみち」
「街道」 → 「まちみち」
と、漢字の読みがメッチャクチャなんです・・・。
しかもよくしゃべってうるさい・・・。

鳥瞰図からまっすぐに走っているときはこのように、立体的な鳥瞰図。

曲がり角に近づく曲がり角に近づいてくると・・・

段々と上から見た感じに徐々にアングルが真上に近づく

真上に近づいたほぼ真上からのアングルになった

曲がり角を曲がったところ曲がり角を曲がり終わるまでこのアングルが続く

ナビの時のなめらかな表示はgoogleのナビと全く同じ。
普通のカーナビは、1秒間に1回ずつほどマップが書き換わりますが、iPhoneやgoogeleのナビはヌルヌルのスムーズさ。
で、googleのナビと同じで曲がり角に近づくとアングルが真上に近づき、また場合によっては自動で縮尺が拡大され、非常にわかりやすいです。
専用のカーナビが、別の画面で交差点の拡大図が表示されるのに対して、iPhoneやgoogleのナビは全て全自動で見やすいアングル、縮尺に変わってくれるので自車位置を見失うことが少ないですね。

まとめ

どちらも音声案内に対応しているので、画面を注視しなくても案内に頼ることができます。
また、最大の特徴が音声入力に対応している点もどちらも優れた点の一つ。
ただSiriと連動しているiPhoneのほうが一枚上手という感じ。

ナビゲーション時の地図の綺麗さは、iPhoneのほうが上手。
シンプルな方がわかりやすい。というコンセプトからか、googleのナビは凄くシンプルなんですけれど、ちょっとシンプル過ぎかな。と思います。
googleのナビは周りの明るさから夜間モードに自動に切り替わってくれるのですが、iPhoneは夜間モードは用意されていないようです。
そのため夜間、ちょっと眩しいと感じるときも。

道順の頭の良さはどちらも互角。
カーナビのような距離優先、時間優先、広い道路優先・・・というような選択はできませんし、どうしても県道・国道を優先して走らせたい道順を選択してきます。
なので地元の道だとかなりおっちょこちょいな道順を選んできます。
どちらかと言うと、まったく地理感がなく、速く到着するより確実にわかりやすい道でナビして欲しい人向けな案内。

リルートの速さもほぼ互角ですね。

GPSに関してはiPhoneは全く問題がないのですが、私が持っているGALAXY S2は、たまに自位置を失うことがあるのと、GPSを全くキャッチできなくなることがあり、そうなるとにっちもさっちも行かなくなってしまうのが玉にきず・・・。
iPhoneは今のところそうしたことはありませんでした。

どちらもGPSや3GやWi-Fiの位置情報を元に自車位置を検出するため、トンネルや高架下などが続くような道は、完全にお手上げです。
ただ、とにかく音声検索に対応しているので、今までのカーナビでは宅配業者などでは検索しているより、紙の地図で調べたほうが速い。という感覚でしたが、iPhoneのマップは宅配業者でも使えるというか、タクシーでも使えるんじゃないかというレベル。
私の知り合いの何人かが赤帽のバイトのような仕事をしたことがあるんですけれど、件数をこなさないと全然お金にならなくて、カーナビだとセットしている時間が大変で使えないし、かと言って慣れていないから紙の地図を見てもよくわからない。
なんてぼやいていましたが、iPhoneのマップを使えばベテラン宅配業者並みの地理情報が手に入ると思います。
なんたってボタンを長押しして住所を言うだけでOKですからね。

不景気の煽りか、意外とお中元や年末の宅配のバイトをする人が多いらしく、そんな方々にも役に立ってくれそうです。
そういえば、先日、レッカー車を頼んだ時もスマホを使って工場までの道順を検索していました。

iOS6から搭載されるようになったAppleのマップがこれだけ騒がれるのも、地図は生活に意外と密着したアイテムなのかもしれませんね。

最終更新日 2020-12-19 20:22

 

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最終更新日 2020-12-19 20:22 / 投稿日:2012-10-23 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理

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