自炊したPDFをKoboできれいに表示させるには

自炊して取り込んだPDFをKoboやReader、Kindleで表示させると文字が潰れて汚く表示されます。そこで解像度を変更してきれいに表示させてやります。

 
 

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自炊したPDFをKoboできれいに表示させるには

 

 

Last update 2013-07-31 21:00

 

そのままPDFを表示させたところKoboのような電子ペーパーを採用したブックリーダーだと、自炊したPDFなどは見にくいとか、評判が悪いようですが、きちんと解像度を適切にし、ソフトで文字を太くすればびっくりするぐらい綺麗に表示されます。
この画像は、自炊したPDFをKoboやReaderにそのまま転送させて表示させたもの。
文字があまり綺麗ではありません。読めないことはありませんが・・・。

解像度を適切にして表示させたところこちらは以下で紹介する方法で、PDFの解像度を指定してから転送し、表示させたもの。
基本的にKoboだけでなく、SONY ReaderやKindle paperwhite、それから液晶ディスプレイのNexusやiPad miniのような画面が小さくて低解像度の端末だと、スキャナで高解像度で取り込んだPDFなどは、ギュッと無理やり縮小されて表示されるので、汚く表示されます。
そこで、以下で紹介するように適切な解像度のPDFに作成しなおしてやれば、めちゃめちゃ綺麗に表示させることができます。
一見、めんどくさそうに見えますが、慣れてくるとソフトに読み込ませて、作成ボタンを押すだけなのですごく簡単。

スキャナで取り込んだままのPDFを表示させると汚い

離れて見ると綺麗に見えるKobo touchは自炊したマンガや書籍を表示させることができます。
私の場合はドキュメントスキャナでスキャンしてPDFで保存させているんですけれど、USBケーブルでパソコンとつないでエクスプローラーでファイルをコピーすると、KoboでPDFを表示させることができます。
写真は自炊した電子書籍をKoboで表示させたところ。
この距離で見ると綺麗に表示しているように見えますが・・・

そのままのPDFを表示近寄って見てみると文字が潰れてしまって、表示が汚いのがわかります。

適切な解像度のPDFそこでChainLPというソフトを使って解像度をKoboに合わせて縮小してやることによって、このようにきれいに表示させることができます。

今回はChainLPの使い方を紹介したいと思います。

ChainLPのダウンロードとインストール

ChainLPというソフトは、複数の画像ファイルを読み込んで指定した解像度に変更して保存してくれるソフトで、解像度の変更だけでなく、ガンマ補正やシャープをまとめて修正したり、PDF以外にもZIPやePubなどに変換して保存することもできます。
読み込む形式は「PDF」だけでなく、画像ファイルやフォルダ単位で読み込んだりもできるので、自炊以外にも使えるソフトです。
ダウンロードは、No.722さんのサイトからダウンロードできます。

ChainLP.exeをダブルクリック ダウンロードしたChainLPは、ZIPで圧縮されているので解凍(右クリック→「全て展開」)します。
解凍したフォルダの中に「ChainLP.exe」が含まれているのでダブルクリックして起動します。

解像度を変更する

ChainLPChainLPが起動します。

入力のarcをチェックしPDFファイルを選択 ChainLPは、PDFファイルをそのまま読み込むことができます。
①「入力」の「acr」をチェックし
②「入力」ボタンをクリック。
③PDFファイルを選択。

解像度をSony Readerに。 ChainLPに読み込まれるので、上のメニューから「解像度(R)」をクリックし、SONY Readerで表示させる場合「W:584 H:754 Sony Reader」を選択します。
Koboや一覧にない解像度の場合は、「追加(A)」をクリック。

600x750適切な解像度を入力します。
Kobo touchでは600 x 750 がベストらしい。
また、「初代Nexus 7」は800x1200
「Nexus 7 2013」は1200x1980
「Kobo glo」は758x1024にします。
「iPhone5」は640x1136です。
数値を入力したら「機種」にわかりやすい名前をつけ、「設定」をクリックします。

PDFで出力 「出力」の部分の「pdf」にチェックを入れ、「出力」のボタンをクリックします。

解像度以外にも「ページ補正」にチェックを入れておくと無駄な余白を削除してくれたり、色が薄いPDFも濃くすることもできます。

時間がかかる ページ数が多いと時間がかかるので、しばらくこのまま待ちます。

USBケーブルを繋いだところ Kobo touchとパソコンをUSBケーブルで繋ぎます。

Koboにコピー 出来上がったPDFファイルをエクスプローラーでKoboの内蔵メモリにコピーします。
KoboはSDカードにも対応しているので、MicroSDカード経由でコピーしてもかまいません。

比較解像度を変更した場合との比較です。
マンガなどもきれいに表示されました。

クッキリで紙そのものKobo gloは解像度もアップしたので、漫画でもこのようにくっきり。

活字だけの書籍もこのとおり小説などの文字もこのとおりくっきり。

文字を濃く太くする

ノーマル スキャナで取り込んだ書籍は、ちょっと薄くて読みにくい場合があります。

ボールド化 そんな場合もChainLPでこのように太く、濃くすることができます。

文字を太くすることも出来る 文字を太くする前の状態。

本文ボールド化にチェックを入れる 「本文ボールド化」にチェックを入れると、このように太くなりました。
文字だけの書籍の場合、KoboやKindle、Readerのような電子ペーパーで読みやすくするにはここにチェックを入れておいたほうがいいかも。

ePub形式なら

ePub形式 ちなみに電子ペーパーが本領を発揮するのは、ePub形式のような電子書籍用のファイル形式。
今までのPDFをきれいに表示させる方法は、スキャンした書籍を画像としてPDFにした場合の例でした。
が、完全な電子書籍は文字をテキストデータとして表示するため、フォントを変更したり、大きさを変えたり、行間を変更したり・・・が自由自在です。
Kobo touchでは著作権が切れた昔の書籍を無料でダウンロードできるので、ぜひ電子書籍の文字の綺麗さを確認してみてください。

ファイルサイズも小さく

ファイルサイズも14分の1へ 単にKoboで綺麗に表示させることが出来るだけでなく、ファイルサイズもなんと14分の1に減らすことができました。
Koboは内蔵メモリ容量が少ないので(MicroSDに対応していますが)ファイルサイズが小さくなることは、かなりメリット大。

まとめ

自炊して作成したPDFは、そのままだとファイルサイズも大きいしKoboやSONY Reader、Kindleだときれいに表示されません。
そこでChainLPを使って解像度を変更させてやると、びっくりするぐらいきれいに表示されます。
もし、自炊したファイルをKoboなどにコピーして表示させて、文字が潰れて読めない。なんて困っている人は試してみてください。

iPhoneとの比較 ただし、iPhoneのような超高解像度(1インチあたりのドットの数が多い)の端末と比べると、Koboのような電子ペーパーは解像度が低くギザギザが目立ちますが・・・。

iPhoneで表示させたところ
iPhoneで同じPDFを表示させたところ。
iPhoneだとここまで近寄っても文字のギザギザが目立ちません。

 

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