自炊して電子書籍化した文庫本と漫画をiPhoneで読んでみました。これが意外といい!iPadやタブレット端末だったら、読みやすいかもしれない。
Last update 2015-10-06 4:16
先日、大の掃除嫌いの私が一変して、部屋を片付けるようになりました。
そこで気がついたのが、意外と本や雑誌が多い。
使わなくなったグッズは、意外とすぐに捨てられるんですけれど、本とか漫画はなかなか捨てられない。
私自身は、今はほとんど漫画は読まなくなったので、思い切ってすべて捨ててしまってもいいんですけれど、やっぱり読み始めると止まらなくなって最後まで読んでしまったり、あと最近ではGANTZにはまっているので、できれば電子書籍化してしまえばいいんじゃないかと。
でも、レコードからCD、CDからMP3への変化が起こったように、いずれは書籍も電子化するとは思うんですけれどね~。
そのころ、あぁ、昔はあんな感じでパソコンに取り込んでいたけれど、もう少し待てば電子化されたものを購入できたのにね。なんていずれは言うんだろうな・・・。
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とはいえ、なかなか電子化される気配もないのと、部屋を片付ける意味も込めて、思い切って自炊する事にしました。
幸いなことに私はすでに、ドキュメントスキャナーCANON DR-2050を持っていたので、コストの面での敷居は少ない。
ただ、ちょっと面倒かな。なんて重い腰をあげれなかったのですが、いよいよチャレンジ。
文庫本や漫画のようなノリ付けして閉じている本は、意外とカッティングは簡単です。
20ページごとに、何度かカッターを入れると、簡単にそしてきれいに分割できます。
漫画のように300ページぐらいであれば、7~10分割ほどし、あとはそれぞれノリ付けの部分をカッターで切断すればOKです。
おそらく1冊あたり、10分もあればできると思います。
コツとかもほとんどいらず、ただ指を切らないように気をつけることと、定規をしっかり押さえてずれないようにすることぐらい。
意外とノリは広範囲に塗られているようで、ノリの部分から5ミリ以上はカットしないと、一部ノリがくっついたままで、スキャンする時に引っかかる可能性があります。
あと、意外とどんな作品もノリ部分は白い部分が多いので、思い切ってバッサリ切ってしまっても支障はないみたいです。
とはいえ、10冊程度であれば、こうした作業も苦もなくできるんですけれど、数十冊あるような人には、専用の断裁機をお勧めします。
あるいは業者に頼んで断裁してもらうのも手です。
業者に持ち込むと、1冊あたり(200ページ以内とか制限はありますが)70~100円程度なので、100冊程度を自炊するというのであれば、こちらの方がコストも安くきれいに、そしてはやくできると思います。
断裁機は、安い製品であれば1万円程度のものもありますが、値段が高い物ほどきれいに、そして使い勝手もいいみたいです。
ただ、どの断裁機も大きくて、重いです。
だいたい12kg以上もあるので、男性ならば片手で持てるかもしれませんが、それでもおいそれと持てるような重さではありません。
また場所もとるので、多くの人は業者に頼んでしまった方がいいかも。
ただ、業者も日本各地にあるわけではないので、コストだけではなく手間を考えてどちらか決めるといいでしょう。
最初はカッターで自分でせこせことカットしてみるといいと思います。
意外と簡単に切断する事が出来ますよ。
大切な漫画にカッターを入れるのは、はじめはちゅうちょしますが、意外ときれいに切れるので、2冊目からはちゅうちょせず、どんどん断裁してしまいました。(笑)
スキャナーには、コピー機のようなフラットベッドタイプと、紙を吸いこんで読みとってくれるドキュメントスキャナーの2種類があります。
フラッドベッドタイプは、価格も安く高画質に取り込めるメリットがあるんですけれど、いちいち紙を交換する手間暇を考えると、自炊には向いていません。
なので必然的にドキュメントスキャナーになります。
私の会社には、コピー機兼FAXがあり、スキャナー機能もついていて紙をセットすればドキュメントスキャナーのように次々スキャンしてくれるんですけれど、個人で持つには高価すぎるのと、意外と速度はドキュメントスキャナと変わらないです。
なので、よほど大きい紙をスキャンしない限りは、ドキュメントスキャナーで十分でしょう。
ただし、ドキュメントスキャナーは1台あたり3万円以上はするので、コストはかかります。
また、意外と重いです。1kgぐらいは余裕であり2~3kgはあると思います。
また縦長なので、意外と設置場所に困ります。
ドキュメントスキャナは、紙を束ねていても見事に1枚1枚吸いこんでくれます。これ、結構感動もので、よれよれの紙や雑誌のように静電気でくっついてしまっているような紙でも、きれいに1枚1枚分離して吸いこんでくれます。
この分離は、中のローラーで行われるんですけれど、消耗品らしくて2~3万枚で交換って感じみたいです。
実際に触ってみると、ちょっと粘っこい感じ。
一度セットしてしまえばあとは見張らなくていいか。というと、たま~にローラーが空回りして、紙がセットされていません。なんて言われてしまう事もあります。
それと、一度にせいぜい20~30ページぐらいしかセットできないので、全部スキャンし終わるまでそばを離れることはできません。
取り込む解像度によりますが、GANTZのような分厚い漫画で、だいたい1時間程度かかりました。
パソコンに取り込んだ時は、「えぇ~、なんかあんまりきれいじゃないなぁ。」なんて思ったんですけれど、iPhoneで表示させてびっくり。
めちゃめちゃきれい!!!!
iPhoneの3.5インチの画面では少々文字は見にくいんですけれど、全然普通に読める!!
iPhoneみたいに超高解像度の液晶だと、普通にマンガを読む感覚で読めるかも。
ただ、絵を楽しみながら読むには、最低でも5インチはほしいですね。
あと、10インチぐらいのiPadのような端末であれば、超高解像度でなくても普通に読めると思います。
iPhoneのアプリの、ビューンとか産経新聞アプリでちょっとがっかり感があったんですけれど、300~400dps程度でスキャンして読む分には、ぜんぜんOKだと感じました。
このサイトでは、断裁の方法からスキャンしてパソコンに取り込み、iPhoneなどに転送する方法を紹介していきたいと思います。
最終更新日 2015-10-06 4:16
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