iBooksを使って自炊した電子書籍を表示させてみましょう。パソコンにつなげて、iTunesに登録した本を同期させることができます。PDFやEPUBなどを表示
Last update 2015-11-18 09:11
Appleが無料で公開している「iBooks」を使えば、PDFを始め、自炊したEPUBなどを表示させることができます。
また、ストアから電子書籍を購入することもできます。
今回は、自炊したPDFやEPUBなどをiPhoneやiPadに転送してiBooksで表示させる方法を紹介します。
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まずは自炊した電子書籍ファイルを用意します。自炊のやり方に関しては、自炊・電子書籍化を参考にしてください。
続いてiTunesを立ち上げます。
左側のサイドバー(サイドバーの表示に関しては、iTunes 11を参考にしてください)の「ブック」をクリックします。
続いて右側の■色の点線で囲まれた部分に自炊したファイルをドラッグアンドドロップします。
私が確認した所では、「PDF」ファイルと「EPUB」形式のファイルがiBooksで表示させることが出来るようです。
①サイドバーの「デバイス」の部分に表示された「iPhone」(iPadの場合はiPad)をクリックします。
②右側の上の右端にある「ブック」をクリック。
③「ブックを同期」にチェックが入っていることを確認し、④右下の「同期」をクリックします。
転送が開始されるので、しばらく待ちます。
iPhone側で「iBooks」を立ち上げると、ホーム画面に転送された電子書籍の一覧が表示されます。
真ん中上の「PDF」「ブック」を切り替えると、PDFのファイル、EPUBのファイルを切り替えることができます。
ストアで購入した電子書籍やEPUB形式のファイルは「ブック」になるようです。
自炊してPDFにした本を表示させたところ。
iPhoneだとちょっと画面が小さいですね・・・。
自炊して作成したPDFは、iPadで表示させると画面が大きくて見やすいです。
PDFもこのようにページをめくる時に、スライドして表示されます。
先日購入したKobo gloとの比較。
読みやすさではKobo gloのほうが上。
PDFも表示させることができますが、iBooksの本領が発揮できるのは、EPUBやストアで購入した電子書籍でしょう。
EPUBで保存したファイルであれば、このように単語を選択して、辞書で読み方や意味を調べることができます。
さらに、フォントの大きさを変更したり、本の中の単語を検索したりすることもできます。
iPadで表示させると、本当の本のように表示させることができます。
ただ、本にしてはiPadでは重いですけれど・・・。
iPad miniならちょうどいいかもしれない。
機能が省略されているので、細かい使い勝手は他の電子ブックリーダーアプリのほうが上ですが、無料で、しかもストアから本を購入できる、iTunesでブックの同期が出来る点は評価できるかも。
残念ながら、デフォルトではインストールされていないので、友達に電子書籍をすすめるときに、「iBooksっていうアプリをインストールしておいて」と、そこから説明しなくてはならない点は、ちょっとデメリット。
また、ストアで購入できる本も、まだまだ少なすぎるのと、自炊したPDFやEPUBを表示させるときに、めくる方向が逆になってしまう点はまだまだiBooksが発展途上かな、と思わざるをえないかも。
最終更新日 2015-11-18 09:11
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投稿日:2013-03-18 | | |