GALAPAGOS SoftBank 003SH
Last update 2011/03/28 17:17
3.8インチの裸眼3Dディスプレー搭載のGALAPAGOS SoftBank 003SHに触れてきました! |
画像で見せるわけにはいかないので、わかりやすいイメージを伝えにくいんですけれど、液晶の部分が3段階ぐらいのガラスが貼ってあって、それぞれのガラスに壁紙や、アイコンが映ってる感じ。
普通にGALAPAGOS 003SHを見るだけでちゃんと立体に見えます。
視点を動かしても立体なんですよねぇ。
これはすごい。
画面には、2Dと3Dを切り替えるボタンが表示されていて、いつでも3Dに切り替えたり、2Dに切り替えたりできます。
また、基本的には、3Dにできるのはメニュー画面と、対応したコンテンツ(ゲームや写真)を表示させたとき。
メニュー画面が立体になるわけですが、壁紙の上に立体のアイコンが並ぶ感じ。
iPhoneのように手でスライドさせると、立体のままスムーズにアイコンが移動していく感じは、ちょっと感動もの。
もっとなんちゃって3Dかな。なんて思っていたんですけれど、なかなかいい感じ。
あと、おもしろかったのが壁紙が雪国の雪景色になっていて、その手前(?)のアイコンなどが表示されている部分が、白く曇ってるんです。
で、指で触れると、その部分の曇りがとれて壁紙が見えるようになる。
ちょうど、曇りガラスを手で拭いた感じ。
しばらくすると、またその部分がゆっくり曇っていく。
なかなかおもしろい演出です。
動作速度ですが、意外とレスポンスはよかったです。
iPhoneとそれほど遜色ないレベル。
ただ、展示品はあんまりアプリがインストールされていなくて、あと、Wi-Fiが使えないようになっていたので、ネットも見れなくて、ほんとちょっと触れることができた程度でしたが。
GALAPAGOS 003SHの弱点?
ただ、弱点がないわけでもなくって、1つは、飽きちゃったらなんてことがない気がする。(笑)
購入したばかりの頃は、おもしろくって何度も確認しちゃったり、他人に見せびらかしたりしそうですけれど、だからといって機能的にすごいってことでもない(立体だからこその使いやすさ。ってこともないし)ので、単なるおもしろ機能で終わってしまいそうな感じ。
それと、裸眼3Dディスプレー全般に言えるんですけれど、裸眼で立体表示させているため、解像度が低いです。
GALAPAGOS 003SH自体はiPhone4に引けをとらないぐらい、すごくきれいな画面なんですけれど、立体表示にさせると、実質的に解像度が半分になるみたいで、アイコンなどがびみょ~~~にギザギザが目立つようになります。
何年か前の携帯のディスプレーみたいな感じ。
すごく汚いってわけじゃないので、立体だけれどがっかり・・・なんてことはありませんでしたが。
あとは、目が疲れる。っていう意見もあるみたいですけれど、インターネットやアプリの利用は基本的には2Dなので、それほど疲れるって印象はなかったですね。
アイコンをタップすると、タップした瞬間に2Dに切り替わります。
3D以外の特徴として、Android™ 2.2搭載ってことなんですけれど、iPhoneのiOSに比べて、ちょっと使い勝手が初心者には難しいかな。って感じがしました。
iPhoneは、ホーム画面にアプリのアイコンが並べてあるのと、ボタンが1つしかないので、説明書をみなくても使えると思うんですけれど、この003は、ボタンが3つ。
何となくボタンに書かれたアイコンで、こういう風にするには、このボタンを押すのかな?なんて言うのはわかるんですけれど、いちいち頭の中でそれを考えながら操作するので、iPhoneに比べて慣れないとちょっと扱いづらいかな。って感じがします。
これは、Android機全般に言えるかもしれません。
でも、Macがはじめはマウスのボタン1つってポリシーを貫いたけれど、機能が増えて行くにつれ、結局Windowsの2コのボタンの方が使いやすかった。なんて歴史もあるので、いずれはスマートフォンでもボタンが2コ以上搭載されるのが標準になるかもしれませんね。
GALAPAGOS 003SHのメリット
逆にiPhoneにはない点としては、なんといってもおサイフ携帯対応。
そして、Flash10.1対応。
さらにワンセグ対応。
カメラはiPhone4の500万画素の約倍960万画素。
等々ガラケーのいいとこも搭載している点。
スマートフォンも欲しいけれど、ガラケーの機能がないと不便。と感じているユーザーは、これ1台で済んでしまうので、iPhoneの2台持ちをしていたユーザーにはお勧めです。
あぁ、あと、microSDHCや赤外線通信に対応している点も見逃せませんね。
電子書籍としては?
以前、電子書籍専用機のGalapagosに触れてきたんですけれど、電子書籍用のアプリも搭載されているんですかね?
いじった感じではわからなかったんですけれど、XMDF形式に対応していて、電子書籍専用機のGalapagosと同じ電子書籍を見ることができたら、個人的にはすごく欲しい気が。
iPhoneやスマートフォンの4インチ弱のモニターだと、いくら高解像度でも雑誌を単にスキャンして取り込んだページ表現だと読みにくいんですよね。
でも、XMDF形式だと、文字を拡大すると写真や図形といったページ構成も、拡大にあわせて変化してくれるんですね。
これがあるとないとだと、全然違う。
今のところ、iPhoneの電子書籍アプリは、文庫本形式の書籍には文字の拡大とページ構成が対応しているんですけれど、雑誌はまだ対応してないので、もしXMDF形式の電子書籍が増えてくるとしたら、iPhoneかGALAPAGOSか迷ってしまう気もしますね。
購入したい?
仮に私が購入するとしたら、気になる点は、
1.動作が素早いか
これに関しては、疑問符って書きましたけれど、それ以外に、
2.電池の持ち
スマートフォンは、ガラケーと違ってどちらかというとパソコンに近い感じ。
そのため、私のようにハマっちゃった人は、トイレにも持ち込むぐらい手放せないアイテムになります。
となると、重要なのがバッテリーのもち。
以前、iPhoneのバッテリーのもちで、Phoneのバッテリーが実際にどれくらいもつのか計測してみたことがありますが、その後、購入してから4ヶ月ぐらい経った今思うと、そういわれているほどバッテリーのもちが短い気はしないんですよね~。
だいたい私のようにハードに使っても二日はもつ感じ。
毎日充電しないといけない。なんて意見もあるし、私自身毎日充電していますが、あんまりバッテリーで苦労した経験ってないんですよね。
ところが、シャープの携帯ってここ1~2年の製品って、ガラケーでもバッテリーのもちが悪いって指摘が結構見かけたんですよね。
特にアンドロイドはiOSに比べてマルチタスクを完全に(?)再現指定るっぽいので、バッテリーのもちが短いんじゃないかな。って気が。
ガラケーの機能を我慢しなければならないiPhoneだと不安。だけれどスマートフォンにしたい。って人には、お勧めです。
でも、iPhoneにしろ、アンドロイド携帯にしろ、スマートフォンは基本的には、家のパソコンを持ち歩く的な感覚なので、パソコンもっていない人にはあまりお勧めできませんけれど。
Yahoo!ブックマークに登録 2010/08/21 20:03 | | |