先日、ドコモを解約しようとしたのですが、2年縛りの期限を過ぎてしまい、9500円の解約金がかかると言われてしまいました。解約やMNPに関するドコモの注意点を紹介します。
Last update 2016-07-04 03:04
ドコモでもau、SoftBankでも解約にともなって、注意すべき点がいくつかあるので、まとめてみました。
現在、スマホや携帯電話の基本料は、2年契約で契約する人がほとんどで、2年が経過すると自動更新されるようになっています。
2016年2月以降、「ご利用お知らせメール」を申し込んでいれば自動更新時期にお知らせが来ます
そのため、他社へ乗り換える場合や、不要になったので解約したい。なんてときに、「違約金」がかかってしまいます。
違約金をかからずに解約するには、いつ解約したほうがいいのかを紹介したいと思います。
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先日、ドコモのスマホが2年1ヶ月を過ぎたので解約しようとしたら、9,500円(税抜き)の解約料がかかってしまいました!(2014年7月のことです)
俗に言う2年縛りは、契約してから2年1ヶ月経過した月とその次の月(契約満了月の翌月)に解約しないと、解約手数料がかかってしまいます。
つまり、2016年7月に契約した場合、解約手数料がかからないのは、2018年8月か9月になります。
解約料がかからない例
2016年7月に契約 → 2018年8月か9月に解約
もっと細かく、日付単位で見てみることにします。
2年縛りの契約は、日付ではなく、月単位になります。docomoのサイトによると「契約期間」というのは
契約期間は2年間(24か月)とし、お申込み当日から翌月末日まで(ただし、お申込みが1日の場合は、当月末日まで)を1か月目とします
お客様が2年定期契約の料金プランや各種割引サービスを解約する際、定期契約満了月の翌月と翌々月の2か月間を解約金がかからない期間とさせていただいております
つまり、2016年7月25日に契約した場合、「定期契約満了月」は
2018年7月になり、2018年7月25日~8月31日が「1ヶ月目」
2018年9月1日~2018年9月30日が「2ヶ月目」
となり、この
2018年7月25日~2018年9月30日
までに解約すれば、「解約金」がかからない、ということになります。
解約料がかからない例
2016年7月25日に契約
→ 2018年7月25日~9月30日に解約
例えば、7月25日に契約したとしたら、2年2ヶ月後+25日で、10月25日・・・とはならないので注意。
後述しますが、機種変の人は機種を買い換えた日が「契約日」ではないので注意!
1つ前の機種から2年3ヶ月目で機種変した場合、すでに契約更新から3ヶ月が経過しているので、新しく購入した機種で契約開始ではない場合があります。
続いて、契約満了月を確認する方法を紹介します。機種変などをした場合、意外と契約は機種変で更新されなかったりするので、必ずあらかじめ確認してください。
まずはMy docomoを開きます。
下の方に「ドコモオンライン手続き」というボタンがあるので、ここをタップします。
ログインしていない場合は、ログインします。
違約金とは違うのですが、「月々サポート」も確認しておいてください。
この期間以内に解約してしまうと、「月々サポート」(端末代の割引)が無効になり、ローン残高を一括で支払う必要があります。
今現在どれくらいのローンが残っているかも表示されます(分割支払金残額/分割払金残額のところ)。
「ご契約プラン」のところに、「契約満了月は20XX年XX月です」という表示があります。
この月が契約満了月になります。画像は、2016年10月なので、解約金がかからずに解約するには、2016年12月31日までに解約すればいい。ということになりますね。
実は、私がiPhone6sを購入したのは、2015年9月23日です。
機種変で購入したので、この時が契約開始日ではないんですね。
なので機種変で購入した場合は、必ずMy docomoで「契約満了月」を確認してください。
今回、解約はインターネットで出来るだろう、と思って、解約期限ギリギリ(そもそも過ぎていたんですが・・・)になってしまった理由が、ネットで解約できるだろう、と思っていたから。
ところが、調べてみると、解約に関してはドコモショップに行かないと無理なようです。
なので、期限内に休みが取れるか、ショップに行くことが出来るか、を注意しないと、期限を過ぎてしまうかもしれません。
ただし、他社へ乗り換える場合(MNP)は、サイト上から「MNP予約番号」が取得できるので、乗り換え時に解約のために、契約していたキャリアのショップに行く必要はありません。
2年縛りとは、基本使用料(いわゆる音声通話基本料)が2年間単位の契約にすることで、基本料を半額にする「割引サービス」のことで、ドコモの場合、「ファミ割MAX50」「ひとりでも割」という名称になります。
ドコモ | ファミ割MAX50 / ひとりでも割 |
---|---|
au | 誰でも割 / 誰でも割シングル(タブレット用) |
SoftBank | 特に名称はなし(らしい) |
ドコモとauは、2年縛りをつけなくすることも可能ですが、基本使用料が2倍になります。
端末代の月々の割引の「月々サポート」とは違うので注意が必要です。
スマホは、実際には7~8万円ほどかかるのですが、月々サポートで購入すると、24ヶ月間、一定の料金が割引になります。
実質0円とは、端末代金を24で割った額と、毎月の割引額が同じ額になり、実質的に24ヶ月間使い続ければ、端末代金が0円だった、と同じことになるためです。
そのかわり 「月々サポート」は、24ヶ月以内に解約すると、端末の分割代金の残りを一括で支払う必要がります。
解約ではなく、同じドコモの新しい機種に機種変したり、再び2年契約の別のプランに変更した場合は、2年1ヶ月を待たずして手数料なしで変更できます。
ただし、2年縛りをともなった(つまり、「ひとりでも割」も契約)プランでないと、手数料9,500円がかかってしまうので注意。
おサイフケータイは、「nanaco」「Edy」「WAON」は、SIMカードを抜いてもそのまま使うことが出来ました。が、「Suica」は、SIMを抜いた状態では、起動できませんでしたが、解約後もSIMが残っているのであれば、入れていると使えるようです。
iDは、ドコモのspモードの契約が必須。また請求もドコモの携帯代に加算されてくるので、解約すると使えなくなるようです。
また、解約はアプリ上で行うのですが、Wi-Fiをオフにしないと、設定できないようで、ドコモを解約する前に、iDの解約をしておく必要があるかもしれません。
起動 | 使用可否 | |
---|---|---|
nanaco | 出来た | 使えた |
楽天Edy | 出来た | 使えた |
WAON | 出来た | 使えた |
Suica | 出来ない ※注 SIMを入れれば 使える |
使えた |
iD | 出来ない | 使えない |
なお、MNPなどで他社へ移動する場合、移動先のスマホで、おサイフケータイが使える端末であれば、電子マネーが引き継げるようです。
ただし、ドコモが運営しているiDは、使えなくなるので注意が必要です。
「iチャンネル」「iコンシェル」「dビデオ」など、ドコモの有料コンテンツは、解約度同時にこれらのオプションも解約されるようです。
解約をする場合、以下のものが必要になります。
ネットワーク暗証番号は、契約時に設定した4桁の暗証番号です。普段、この暗証番号は使うことがないので、忘れてしまっている人もいるかと思います。
もし、ネットワーク暗証番号を忘れてしまった場合は、本人確認書類(免許書や健康保険証など)があれば、代用できるようです。
契約者以外の人に頼む場合は、その人の本人確認書類が必要らしいです。
参照:ドコモ 解約について
SIM(ドコモUIMカード)は、ドコモのサイトによると、返却する必要があるようなのですが、iPhoneをはじめ、スマホではSIMカードが差し込まれていないと、動作しない、もしくはOSを更新できないことがあるので、現在は、返却しなくてもいいみたいです。
ドコモからauやSoftBankに移動する(MNP)場合は、ショップ、もしくはドコモのサイトから、事前の申込(MNP予約)手続きを取る必要があります。
また、「携帯電話番号ポータビリティ手数料」が2,000円かかってしまいます。
MNP予約は、ショップか、ドコモの携帯・スマホからであれば、151番へ電話するか、一般電話からの場合、0120-800-000 へ電話をすると、予約ができます(午前9時~午後8時 年中無休)。
あるいは、「マイドコモ」からも予約ができます。
MNPにて他社キャリアへ移行する場合、ドコモの携帯・スマホは特別解約する必要はありません。
他社キャリアで新規契約が行われると、自動で解約になるようです。
最終更新日 2016-07-04 03:04
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投稿日:2014-07-07 | | |